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権力にまみれて家族を殺した指導者たち
- 権力を手に入れるために血族の犠牲が必要になると親族間の信頼関係は失われる。歴史を通じて権力を欲する支配者が自分の血族を一掃してのし上がった例は数多くある。念のために1番のライバルの命すら奪った支配者までいる。また世界には王位を得るために兄弟を殺害することが当たり前のように行われていた地域もある。それどころか有名な統治者の中には私利私欲のために自分の家族を処刑する罪を背負った者も驚くほど多かった。いったい誰が家族殺しの罪を犯したのだろうか?
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© Getty Images
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ヘンリー8世
- ヘンリー8世は2人の妻を証拠がないにもかかわらず姦通容疑で処刑したことで悪評を買った。彼は疑い深い支配者であり、妻であろうと家族であろうと周囲の誰も信用することができなかったようだ。
© Getty Images
1 / 30 Fotos
国王ヘンリー8世
- ヘンリーが何人もの妻をめとったのは男子の後継者を切望していたからである。離婚するために彼はカトリック教会に背を向け独自のキリスト教を確立した。この破天荒なやり方で次の妻から次の妻へと離婚と再婚を繰り返した。こうした背景を思えば彼が従兄弟や親戚をデマで告発し最終的に冷酷に処刑までしたことは驚くことではないだろう。彼の不安は周囲が王位に対して大きすぎる権利を持っているという考えから来ていた。
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2 / 30 Fotos
武則天
- 武則天は中国史上唯一の女性統治者として知られている。彼女は唐の太宗皇帝の側室として出発した。彼の死後は高宗皇帝が即位し彼の側室としてその地位を保ち続け最終的には妻となった。一人の女性が二人の皇帝と関係を持ったのは初めてのことだった!
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3 / 30 Fotos
武則天
- 高宗皇帝は脳卒中で倒れもはや統治能力はなかった。代わりに武則天が女帝となり手に入れた新たな権威にしがみついた。王位継承者候補であった自分の息子たちを消すまでに至った。彼女は70代でようやく退位するまで23年間支配した。
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4 / 30 Fotos
クレオパトラ
- 父プトレマイオス12世の死後にクレオパトラはエジプト女王となった。驚くべきことにプトレマイオスは遺言でクレオパトラとまだ11歳だった弟が結婚するよう命じていた。これは王家が同族内で権力を維持する手段として珍しいことではなかった。今でこそ異様な行為に映るが当時の王族たちの間では一般的なことであった。
© Public Domain
5 / 30 Fotos
クレオパトラ
- 2人は互いと結婚することも権力を共有することも拒否し内戦へと発展した。クレオパトラはローマ皇帝ユリウス・カエサルの協力を得て勝利し弟を殺害した。しかしユリウス・カエサルは彼女に末弟との結婚を命じた。彼女はしぶしぶ彼の要求に応じたがカエサル暗殺後、夫と他の策略家の兄弟を始末した。
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6 / 30 Fotos
フン族のアッティラ
- フン族のアッティラにはブレダと呼ばれる兄がおりフン帝国を治めていたことをご存知だろうか?もし聞いたことがないならそれは、ブレダが共同統治の10年後に謎の失踪を遂げ二度と語られることがなかったからだろう。
© Getty Images
7 / 30 Fotos
フン族のアッティラ
- アッティラとブレダは子供のいない叔父から王位を受け継いだが、叔父の最後の願いは甥たちが協力して統治することだった。最初はそうしていたがやがてブレダの名はすべての歴史的記録から消えていった。フン族の使者であったローマの歴史家は、ブレダの未亡人が彼の死はアッティラのせいだと訴えたと記している。
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8 / 30 Fotos
エカチェリーナ2世
- エカチェリーナ2世はプロイセンの王女として生まれた。そして次期王位継承者であった又従妹のピョートル3世と結婚した。しかしピョートル3世は統治者として非常に不人気だった。彼は暗殺されエカチェリーナ2世がロシア女皇の座に就いた。
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9 / 30 Fotos
エカチェリーナ2世
- 彼女はピョートル3世の暗殺への関与を一切認めなかったがエカチェリーナ2世がピョートル3世の失脚と政権掌握を企てたという説が広く信じられている。エカチェリーナ2世の息子パーヴェル1世はエカチェリーナ2世が彼の暗殺をも計画していたと主張している。彼女はパーヴェル1世が王位に就くことに反対で他の後継者を探そうとしたが、実現する前に亡くなったとされている。
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10 / 30 Fotos
ヘロデ大王
- ヘロデ大王はユダヤ王国の王であり聖書にもたびたび登場する。彼は強大なローマ帝国と同盟を結ぶことで王位についた。その結果ユダヤで不評を買った。そこで民衆を味方につけるためにユダヤの大祭司の孫娘マリアムネと結婚した。
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11 / 30 Fotos
ヘロデ大王
- しかし作戦は失敗に終わった。ユダヤの人々は依然として彼を嫌い、彼は家族が自分の失脚を企てているのではないかと疑った。そこで彼はマリアムネと二人の息子、そして9人の妻のうちの一人との間にもうけた三男を処刑することにした。
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12 / 30 Fotos
エリザベス1世
- エリザベス1世はイギリス史上最も有名な君主の一人である。従姉妹のスコットランド女王メアリーとの確執はよく知られており1587年にメアリーを処刑し、彼女の勝利に終わった。
© Public Domain
13 / 30 Fotos
エリザベス1世
- 1554年には従兄弟の第3代ノーフォーク公爵トマスもメアリーとの関係を含め、彼女に対する複数の陰謀に関与していたとして処刑された。
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14 / 30 Fotos
アウラングゼーブ
- ムガール帝国の君主シャー・ジャハーンには妻ムムターズ・マハルとの間に4人の息子がいた。この帝国は現在のインドとアフガニスタンの地域にわたって広がっていた。シャーが老いるにつれて、息子たちは誰が王位に就くべきかについて争い始めた。
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15 / 30 Fotos
アウラングゼーブ
- 三男のアウラングゼーブは弟のムラードに兄たちはひどい支配者になると信じ込ませた。二人は兄たちを抹殺しムラードを王位に就かせる計画を練った。しかしアウラングゼーブは最初から自分が王位に就くことを狙っていた。計画が実行されるやいなやムラードを殺し自らが王座に就いてしまった。
© Getty Images
16 / 30 Fotos
エドワード4世
- エドワード4世と弟ジョージは薔薇戦争においてヘンリー6世を退位させるために協力した。ふたりは成功しエドワード4世が王位に就いた。しかしジョージはエドワード4世のようには喜べなかった。
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17 / 30 Fotos
エドワード4世
- ジョージは叔父のリチャード・ネヴィルと手を組んだ。ネヴィルはエドワード4世を倒し自ら王位に就こうと考えていた。ネヴィルの計画は失敗しジョージは再び兄を支持することにした。しかしそれも長くは続かなかった。エドワード4世は弟が再び自分への謀反を企てていることを知ると、弟をロンドン塔に放り込んで処刑させた。彼が好んで飲んでいたワインの樽で溺死させたという話もある。
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18 / 30 Fotos
無怖公ジャン1世
- ブルゴーニュ公とも呼ばれた無怖公ジャン1世は従兄弟のオルレアン公と骨肉の権力闘争を繰り広げた。国王シャルル6世の精神状態が悪化したタイミングを狙って両公はこの状況を利用しようとした。
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19 / 30 Fotos
無怖公ジャン1世
- 二人はフランスの支配権をめぐって勢力争いを繰り広げた。両者とも公平な戦いなどに興味はなく嘘や誘拐に手を染めさらには互いの妻まで狙った。最終的にブルゴーニュ公はギャングを雇いパリの路上でオルレアン公(写真)を殴り殺した。ブルゴーニュ公は後にオルレアン公が魔術による王暗殺を企てたからだと言い張った。
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20 / 30 Fotos
リチャード3世
- リチャード3世はシェイクスピアの戯曲の中に登場する同名の主人公でよく知られたイギリスの君主である。国王リチャード3世はシェイクスピアが描いたように冷酷で巧みに人を操る男だった。
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21 / 30 Fotos
リチャード3世
- リチャード3世はまだ若い甥のエドワード5世が重婚の罪で退位させられた後に王となった。自らの保身のためリチャード3世はエドワード5世をロンドン塔に幽閉することに決めた。ここにはもう一人の甥も幽閉されていた。不運にも2人の少年は跡形もなく姿を消した。リチャード3世は2人を秘密裏に「処理」したものと思われる。
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22 / 30 Fotos
ユリア・アグリッピナ
- ユリア・アグリッピナはローマの王家に生まれた女性だ。結婚運がなかったようで夫たちは次々と毒殺されて死んでいった…。最初の夫との間にはネロという息子がいた。3番目の夫はクラウディウス皇帝で彼女の叔父でもあった。
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23 / 30 Fotos
ユリア・アグリッピナ
- アグリッピナはネロを養子に迎えて帝国の後継者とするようクラウディウスを説き伏せた。その直後にクラウディウスは奇しくも毒殺され10代のネロが即位した。アグリッピナがクラウディウスの死に関与したのではないかと推測されているが証拠はない。
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24 / 30 Fotos
ユリア・アグリッピナ
- 息子を操ろうとしたアグリッピナの試みはむなしく終わった。ネロは母を追放し、彼女は息子に謀反を起こそうとした。ネロはそのような企てを見逃さずついには母親を処刑した。
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25 / 30 Fotos
スレイマン1世
- オスマン帝国では次期王位継承者が自分の王位を確実なものにするために兄弟を排除するのが慣例だった。スルタンたちにはたくさんの息子がいたため簡単なことではなかった!スルタン・スレイマンの場合はパートナーのマヒデヴランとの間だけでなく、ハーレムにいた何人もの妾との間にも子供をもうけた。
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26 / 30 Fotos
スレイマン1世
- スレイマンは妾の1人と特別な関係にあり伝統を破って彼女と結婚した。新妻ロクセラーナはスルタンの世継ぎではなく自分の息子を王位に就かせようとした。彼女は正嫡がスレイマンに謀反を企てていると信じ込ませ、彼は自分の息子の殺害を指示した。こうしてロクセラーナの息子が王位を継承した。もちろん他の兄弟を殺してからの話である。
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27 / 30 Fotos
ネパールのディペンドラ
- 2001年のネパールでも同じような事件が起こった。ディペンドラ・ビール・ビクラム・シャハ皇太子が父であるネパール国王と対立したのだ。この争いは皇太子が地元の貴族との結婚を望んだところ却下されたことから起こった。
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ネパールのディペンドラ
- ある晩、問題の皇太子は酔っ払って夕食に現れては家族と喧嘩を始めた。兄弟たちが彼をベッドで休ませたがその夜遅くにアサルトライフルを持って再び現れた。そして家族に向かって発砲し両親と弟妹を殺害した。父親が死ぬやいなや彼は即座にネパールの王となった。しかし長くは続かなかった。正確には彼が昏睡状態だった3日間だけネパール国王として在位した。皇太子の脳死状態が宣告された後は生き残った叔父が王位に就いた。
提供元:(Live Science) (Grunge) (ABC)
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権力にまみれて家族を殺した指導者たち
- 権力を手に入れるために血族の犠牲が必要になると親族間の信頼関係は失われる。歴史を通じて権力を欲する支配者が自分の血族を一掃してのし上がった例は数多くある。念のために1番のライバルの命すら奪った支配者までいる。また世界には王位を得るために兄弟を殺害することが当たり前のように行われていた地域もある。それどころか有名な統治者の中には私利私欲のために自分の家族を処刑する罪を背負った者も驚くほど多かった。いったい誰が家族殺しの罪を犯したのだろうか?
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ヘンリー8世
- ヘンリー8世は2人の妻を証拠がないにもかかわらず姦通容疑で処刑したことで悪評を買った。彼は疑い深い支配者であり、妻であろうと家族であろうと周囲の誰も信用することができなかったようだ。
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国王ヘンリー8世
- ヘンリーが何人もの妻をめとったのは男子の後継者を切望していたからである。離婚するために彼はカトリック教会に背を向け独自のキリスト教を確立した。この破天荒なやり方で次の妻から次の妻へと離婚と再婚を繰り返した。こうした背景を思えば彼が従兄弟や親戚をデマで告発し最終的に冷酷に処刑までしたことは驚くことではないだろう。彼の不安は周囲が王位に対して大きすぎる権利を持っているという考えから来ていた。
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武則天
- 武則天は中国史上唯一の女性統治者として知られている。彼女は唐の太宗皇帝の側室として出発した。彼の死後は高宗皇帝が即位し彼の側室としてその地位を保ち続け最終的には妻となった。一人の女性が二人の皇帝と関係を持ったのは初めてのことだった!
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3 / 30 Fotos
武則天
- 高宗皇帝は脳卒中で倒れもはや統治能力はなかった。代わりに武則天が女帝となり手に入れた新たな権威にしがみついた。王位継承者候補であった自分の息子たちを消すまでに至った。彼女は70代でようやく退位するまで23年間支配した。
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クレオパトラ
- 父プトレマイオス12世の死後にクレオパトラはエジプト女王となった。驚くべきことにプトレマイオスは遺言でクレオパトラとまだ11歳だった弟が結婚するよう命じていた。これは王家が同族内で権力を維持する手段として珍しいことではなかった。今でこそ異様な行為に映るが当時の王族たちの間では一般的なことであった。
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5 / 30 Fotos
クレオパトラ
- 2人は互いと結婚することも権力を共有することも拒否し内戦へと発展した。クレオパトラはローマ皇帝ユリウス・カエサルの協力を得て勝利し弟を殺害した。しかしユリウス・カエサルは彼女に末弟との結婚を命じた。彼女はしぶしぶ彼の要求に応じたがカエサル暗殺後、夫と他の策略家の兄弟を始末した。
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フン族のアッティラ
- フン族のアッティラにはブレダと呼ばれる兄がおりフン帝国を治めていたことをご存知だろうか?もし聞いたことがないならそれは、ブレダが共同統治の10年後に謎の失踪を遂げ二度と語られることがなかったからだろう。
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フン族のアッティラ
- アッティラとブレダは子供のいない叔父から王位を受け継いだが、叔父の最後の願いは甥たちが協力して統治することだった。最初はそうしていたがやがてブレダの名はすべての歴史的記録から消えていった。フン族の使者であったローマの歴史家は、ブレダの未亡人が彼の死はアッティラのせいだと訴えたと記している。
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エカチェリーナ2世
- エカチェリーナ2世はプロイセンの王女として生まれた。そして次期王位継承者であった又従妹のピョートル3世と結婚した。しかしピョートル3世は統治者として非常に不人気だった。彼は暗殺されエカチェリーナ2世がロシア女皇の座に就いた。
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エカチェリーナ2世
- 彼女はピョートル3世の暗殺への関与を一切認めなかったがエカチェリーナ2世がピョートル3世の失脚と政権掌握を企てたという説が広く信じられている。エカチェリーナ2世の息子パーヴェル1世はエカチェリーナ2世が彼の暗殺をも計画していたと主張している。彼女はパーヴェル1世が王位に就くことに反対で他の後継者を探そうとしたが、実現する前に亡くなったとされている。
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ヘロデ大王
- ヘロデ大王はユダヤ王国の王であり聖書にもたびたび登場する。彼は強大なローマ帝国と同盟を結ぶことで王位についた。その結果ユダヤで不評を買った。そこで民衆を味方につけるためにユダヤの大祭司の孫娘マリアムネと結婚した。
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ヘロデ大王
- しかし作戦は失敗に終わった。ユダヤの人々は依然として彼を嫌い、彼は家族が自分の失脚を企てているのではないかと疑った。そこで彼はマリアムネと二人の息子、そして9人の妻のうちの一人との間にもうけた三男を処刑することにした。
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エリザベス1世
- エリザベス1世はイギリス史上最も有名な君主の一人である。従姉妹のスコットランド女王メアリーとの確執はよく知られており1587年にメアリーを処刑し、彼女の勝利に終わった。
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エリザベス1世
- 1554年には従兄弟の第3代ノーフォーク公爵トマスもメアリーとの関係を含め、彼女に対する複数の陰謀に関与していたとして処刑された。
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アウラングゼーブ
- ムガール帝国の君主シャー・ジャハーンには妻ムムターズ・マハルとの間に4人の息子がいた。この帝国は現在のインドとアフガニスタンの地域にわたって広がっていた。シャーが老いるにつれて、息子たちは誰が王位に就くべきかについて争い始めた。
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アウラングゼーブ
- 三男のアウラングゼーブは弟のムラードに兄たちはひどい支配者になると信じ込ませた。二人は兄たちを抹殺しムラードを王位に就かせる計画を練った。しかしアウラングゼーブは最初から自分が王位に就くことを狙っていた。計画が実行されるやいなやムラードを殺し自らが王座に就いてしまった。
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エドワード4世
- エドワード4世と弟ジョージは薔薇戦争においてヘンリー6世を退位させるために協力した。ふたりは成功しエドワード4世が王位に就いた。しかしジョージはエドワード4世のようには喜べなかった。
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エドワード4世
- ジョージは叔父のリチャード・ネヴィルと手を組んだ。ネヴィルはエドワード4世を倒し自ら王位に就こうと考えていた。ネヴィルの計画は失敗しジョージは再び兄を支持することにした。しかしそれも長くは続かなかった。エドワード4世は弟が再び自分への謀反を企てていることを知ると、弟をロンドン塔に放り込んで処刑させた。彼が好んで飲んでいたワインの樽で溺死させたという話もある。
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無怖公ジャン1世
- ブルゴーニュ公とも呼ばれた無怖公ジャン1世は従兄弟のオルレアン公と骨肉の権力闘争を繰り広げた。国王シャルル6世の精神状態が悪化したタイミングを狙って両公はこの状況を利用しようとした。
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無怖公ジャン1世
- 二人はフランスの支配権をめぐって勢力争いを繰り広げた。両者とも公平な戦いなどに興味はなく嘘や誘拐に手を染めさらには互いの妻まで狙った。最終的にブルゴーニュ公はギャングを雇いパリの路上でオルレアン公(写真)を殴り殺した。ブルゴーニュ公は後にオルレアン公が魔術による王暗殺を企てたからだと言い張った。
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リチャード3世
- リチャード3世はシェイクスピアの戯曲の中に登場する同名の主人公でよく知られたイギリスの君主である。国王リチャード3世はシェイクスピアが描いたように冷酷で巧みに人を操る男だった。
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リチャード3世
- リチャード3世はまだ若い甥のエドワード5世が重婚の罪で退位させられた後に王となった。自らの保身のためリチャード3世はエドワード5世をロンドン塔に幽閉することに決めた。ここにはもう一人の甥も幽閉されていた。不運にも2人の少年は跡形もなく姿を消した。リチャード3世は2人を秘密裏に「処理」したものと思われる。
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ユリア・アグリッピナ
- ユリア・アグリッピナはローマの王家に生まれた女性だ。結婚運がなかったようで夫たちは次々と毒殺されて死んでいった…。最初の夫との間にはネロという息子がいた。3番目の夫はクラウディウス皇帝で彼女の叔父でもあった。
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ユリア・アグリッピナ
- アグリッピナはネロを養子に迎えて帝国の後継者とするようクラウディウスを説き伏せた。その直後にクラウディウスは奇しくも毒殺され10代のネロが即位した。アグリッピナがクラウディウスの死に関与したのではないかと推測されているが証拠はない。
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ユリア・アグリッピナ
- 息子を操ろうとしたアグリッピナの試みはむなしく終わった。ネロは母を追放し、彼女は息子に謀反を起こそうとした。ネロはそのような企てを見逃さずついには母親を処刑した。
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スレイマン1世
- オスマン帝国では次期王位継承者が自分の王位を確実なものにするために兄弟を排除するのが慣例だった。スルタンたちにはたくさんの息子がいたため簡単なことではなかった!スルタン・スレイマンの場合はパートナーのマヒデヴランとの間だけでなく、ハーレムにいた何人もの妾との間にも子供をもうけた。
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スレイマン1世
- スレイマンは妾の1人と特別な関係にあり伝統を破って彼女と結婚した。新妻ロクセラーナはスルタンの世継ぎではなく自分の息子を王位に就かせようとした。彼女は正嫡がスレイマンに謀反を企てていると信じ込ませ、彼は自分の息子の殺害を指示した。こうしてロクセラーナの息子が王位を継承した。もちろん他の兄弟を殺してからの話である。
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ネパールのディペンドラ
- 2001年のネパールでも同じような事件が起こった。ディペンドラ・ビール・ビクラム・シャハ皇太子が父であるネパール国王と対立したのだ。この争いは皇太子が地元の貴族との結婚を望んだところ却下されたことから起こった。
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ネパールのディペンドラ
- ある晩、問題の皇太子は酔っ払って夕食に現れては家族と喧嘩を始めた。兄弟たちが彼をベッドで休ませたがその夜遅くにアサルトライフルを持って再び現れた。そして家族に向かって発砲し両親と弟妹を殺害した。父親が死ぬやいなや彼は即座にネパールの王となった。しかし長くは続かなかった。正確には彼が昏睡状態だった3日間だけネパール国王として在位した。皇太子の脳死状態が宣告された後は生き残った叔父が王位に就いた。
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権力にまみれて家族を殺した指導者たち
王位の前では血のつながりなど無意味
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権力を手に入れるために血族の犠牲が必要になると親族間の信頼関係は失われる。歴史を通じて権力を欲する支配者が自分の血族を一掃してのし上がった例は数多くある。念のために1番のライバルの命すら奪った支配者までいる。また世界には王位を得るために兄弟を殺害することが当たり前のように行われていた地域もある。それどころか有名な統治者の中には私利私欲のために自分の家族を処刑する罪を背負った者も驚くほど多かった。いったい誰が家族殺しの罪を犯したのだろうか?
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