抱っこせずにはいられないフワフワな猫種 -

絹のように滑らかで豊かな被毛、フワフワの尻尾、ふさふさの耳。フワフワの猫はとびきり可愛いということは否定しようがない。短毛であろうと長毛であろうと、美しい被毛を持つ猫を撫でないわけにはいかない。そこでもしフワフワの猫を家族に迎え入れようと考えているのなら、毛がもつれたり毛玉ができてしまわないようにするには、こまめなブラッシングやコーミングが欠かせないということを覚えておいてほしい。

毛の手入れをしてあげる準備ができたら、続くスライドをチェックしてフワフワの猫たちを見てみよう。

© Shutterstock

ペルシャ -

最も人気のある品種であるこの長毛種の美人には数多くの色と種類があるのだ。穏やかで大人しい猫種である。飼い主の膝に寄り添うのが大好きで、飼い猫としては素晴らしい猫だ。

© Shutterstock

メインクーン -

数ある猫種の中で最も大きなメインクーンは猫の「優しい巨人」とも呼ばれている。華やかで長い毛は週に数回のブラッシングを必要とする。

© Shutterstock

エキゾチックショートヘア -

ペルシャの短毛種であるエキゾチックショートヘアは、それなりに毛量はあるものの手入れの負担は少なめとなっている。

© Shutterstock

ラグドール -

輝く青い瞳で愛されているラグドールは、愛情深い猫種の内の1つである。抜け毛は多くないが、セミロングのフワフワした毛を持っているため週に1、2回は梳かしてあげることが必要だ。

© Shutterstock

ターキッシュアンゴラ -

優雅なターキッシュアンゴラは絹のような長い被毛を持ち、アンダーコートがないため長毛ながら手入れは簡単である。

© Shutterstock

セルカークレックス -

まさに皆さんが考えている通りだ！まるでパーマをかけたてのような見た目の猫である。セルカークレックスの特徴的なカールには長くゆるやかなものと、短くウェーブのかかったものが存在する。どちらも週に2回のブラッシングが必要となる。

© Shutterstock

バーマン -

「ビルマの神聖なる猫」とも呼ばれる猫種で、バーマン猫が高位の聖職者を癒していたという伝説にちなんでいる。絹のような毛並みと薄いアンダーコートを持つ、青い瞳の子である。

© Shutterstock

ターキッシュバン -

ターキッシュバンは虹彩異色症と呼ばれる不思議な色の目を持つことで有名で、被毛は真っ白で柔らかい。また多くの個体には肩甲骨の間に英語で「神の拇印」と呼ばれる模様があり、幸運をもたらすと信じられている。

© Shutterstock

サイベリアン -

原産国であるロシアの凍てつくような寒さのため、厚く防護力の高い被毛を持つ猫種である。春と秋の季節ごとに毛が抜けるため、週に数回のブラッシングが必要となる。

© Shutterstock

ヒマラヤン -

光沢のある毛並みで有名な猫種であり、春から夏にかけて抜け毛が多くなる。飼うことを検討している人は知っておきたい。

© Shutterstock

ノルウェージャンフォレストキャット -

スカンディナヴィアの寒い気候に適応して、ノルウェージャンフォレストキャットの被毛は厚く撥水性がある。春と秋の換毛期には週1回のコーミングが必要となる。

© Shutterstock

スコティッシュフォールド -

特徴的な折れ耳で有名な猫種である。スコティッシュフォールドは全ての個体が、60年代にスコットランドの農場に住んでいた白い猫のスージーの子孫である。

© Shutterstock

ラパーマ -

ラパーマにはセルカークレックスと同じく長く栓抜きのような巻き毛を持つ個体もあれば、短くてきついカールを持つ個体もいる。このような特徴から抜け毛やもつれなどはあまり起こらない。

© Shutterstock

ラガマフィン -

ラグドールと近縁のラガマフィンは抱っこしやすい猫である。中程度の長さの絹のような被毛は比較的手入れがしやすい。

© Shutterstock

マンクス -

無尾または短くてずんぐりした尻尾を持つ場合が多く、短いダブルコートの被毛を持つ猫種である。被毛は厚く密集しており、抜け毛が多い。

© Shutterstock

ソマリ -

フワフワの尻尾、大きな耳、特徴的な赤毛の被毛を持つころから、ソマリは英語では「狐猫」とも呼ばれている。中程度の長さの被毛はあまりもつれないものの、週に1度は手入れをした方が良い。

© Shutterstock

アメリカンボブテイル -

ポンポンのような尻尾を持つアメリカンボブテイルは、密度の高いモジャモジャの毛並みをしているため見た目は野性的である。目の色や被毛の色には様々な種類がある。

© Shutterstock

マンチカン -

短くてずんぐりした足が特徴である。フワフワのこの猫種は突然変異の短足猫が起源だと考えられている。

© Shutterstock

ブリティッシュショートヘア -

ローマ人によってブリテンに持ち込まれた、パンのように可愛いらしい猫種である。丸顔、がっしりした体格、柔らかくぬいぐるみのような毛並みが有名だ。

© Shutterstock

ジャパニーズボブテイル -

細く長い体躯のジャパニーズボブテイルには短毛種と長毛種が存在する。長毛種は週に1回の手入れが必要である。

© Shutterstock

シャルトリュー -

フランスの珍しい品種であるシャルトリューは、特徴的なシルバーグレーのダブルコートと銅色の瞳を持つ。穏やかな性格でよく知られている。

© Shutterstock

シャム -

世界で最も古くから存在する猫種の1つであるシャムは、特有のシルバーグレーの色合いと青い瞳で親しまれている。

© Shutterstock

ブリティッシュロングヘア -

世界的に人気の高い猫種であるブリティッシュロングヘアは中型の猫種で、その名の通り分厚いセミロングの被毛が特徴となっている。

© Shutterstock

アメリカンカール -

珍しい耳が特徴のアメリカンカールは、カリフォルニアで自然に起こった突然変異が始まりである。柔らかく絹のような被毛は週に1回のブラッシングが必要だ。

© Shutterstock

フワフワの猫の毛の手入れのコツ -

どんな猫も自分で毛づくろいはする。だが厚い被毛、長い毛、フワフワの毛並みを持つ猫は、被毛を清潔かつ健康な状態に保つために少しだけ特別な手入れが必要となる。

© Shutterstock

定期的なブラッシング -

定期的にブラッシングをすることで抜け毛や古い角質を取り除き、被毛を汚れ、ゴミ、寄生虫などから保護することができるのだ。さらに天然の油分が被毛に行き渡りやすくなる効果もある。そして毛づくろいの際に猫が飲み込んでしまう毛の量も減らすことができる。

© Shutterstock

適切なブラシの使用 -

猫の手入れ用のブラシには様々な種類がある。猫の毛質や手入れが必要な頻度によって適したブラシは異なる。

© Shutterstock

毛玉やもつれの点検 -

長毛の猫は毛玉やもつれができやすいため、定期的に点検することが大切である。基本的には普段からブラッシングを心がけることでこうした問題は予防できる。

© Shutterstock

早い段階での開始 -

ブラッシングが大好きな猫もいるが、もう少し根気が必要な猫もいる。そこでおやつなどのごほうびを与えながら行うなどして、子猫の頃からブラッシングに慣れさせるのが良いだろう。

提供元：(Country Living) (Newsweek) (Mashable)

© Shutterstock