自分の肌のアンダートーンの見分け方と正しい知識 -

完璧なメイクの色味や新しい服を選ぶ時、まず色に惹かれるのが一般的である。店舗やオンラインショップで見て気に入った色でも、家で着てみたら思っていた色と違うというのはよくあることだ。そこで役に立つのが、自分の肌のアンダートーンを知っておくということだ。

自分の肌の色を知っている人は多いが、アンダートーンについては話が別だ。肌のアンダートーンとは肌表面の下にある本来の色のことで、自分の色調に最も似合う色を選ぶのに役立つ。ただしカラーチャートが示す色よりも、自分自身の好みの方がはるかに重要であることは忘れないようにしてほしい。自分のパレットから外れているとみなされる色でも幸せを感じるのであれば、ルールなど捨ててその色にしよう！

それでも自分の肌のアンダートーンを知りたいならギャラリーを見て確認しよう。

© Shutterstock

アンダートーンの違いとは？ -

代表的なアンダートーンにはウォーム、クール、ニュートラルの3種類がある。ウォームアンダートーンは桃色から黄色や金色まで。クールアンダートーンにはピンクや青みがかった色合いが含まれる。ニュートラルアンダートーンは実際の肌の色とほぼ同じである。

© Shutterstock

肌の色とアンダートーン -

覚えておいてほしいのは、アンダートーンと素の肌の色は同じではないということだ。どんなに色白の肌でもウォームアンダートーンを持っている場合もあるし、色黒の肌でもクールアンダートーンである場合もある。このことから化粧品を選ぶ際に自分の肌の色に合った製品を選ぶのが難しいのだ。

© Shutterstock

自分がどれなのか見分ける方法は？ -

肌のアンダートーンの判断は、次のような方法で自宅でも簡単に行うことができる。

© Shutterstock

血管をチェック -

血管をチェックするのも1つの方法である。もし血管が見えるのなら、その色から自分のアンダートーンを識別できる可能性がはずだ。

© Shutterstock

緑、青、紫 -

例えば血管が緑色に見える人はウォームアンダートーンの可能性がある。青や紫に見える血管の人は大抵クールアンダートーンであることが多い。

© Shutterstock

ニュートラルなアンダートーンの血管 -

ニュートラルアンダートーンの場合は血管の色は前述の色の組み合わせとなる。さらに無色または肌の色と同じように見える場合もある。

© Shutterstock

アクセサリーを見る -

肌に映えるかどうかによって、シルバーかゴールドのどちらかに惹かれるかが左右される可能性がある。

© Shutterstock

ゴールドとシルバー -

定番のイエローゴールドに寄っている人は、ウォームかオリーブのアンダートーンを持っている可能性が高い。シルバー、プラチナ、ローズゴールドの場合は、クールに近いアンダートーンである傾向が強い。

© Shutterstock

両方の組み合わせ -

シルバーとゴールドの両方が似合うタイプの人はニュートラルアンダートーンかも知れない。

© Shutterstock

ニュートラルなものを身に付ける -

ニュートラルな色の服でアンダートーンを判断することもできる。例えば真っ白を好む人はクールアンダートーン、オフホワイトを好む人はウォームアンダートーンである傾向が見られる。

© Shutterstock

その他のニュートラルな色 -

またウォームアンダートーンは茶系の色味が映える傾向があり、クールアンダートーンは黒が似合うことが多い。

© Shutterstock

ニュートラルなアンダートーンにニュートラルな服 -

アクセサリーと同じように、ニュートラルアンダートーンであればあらゆるニュートラルな色が映えることだろう。

© Shutterstock

目の色と髪の色を意識 -

髪を染めたり、様々な色のアイシャドウで冒険することもあると思うが、生まれつきの目の色や髪の色から自分のアンダートーンを読み取ることができる。

© Shutterstock

目の色と髪の色を意識 -

プラチナやアッシュ系の色に染めた髪はクールアンダートーンに、マホガニーのような色や金などの色に染めた髪はウォームアンダートーンに似合う傾向がある。新しい髪色を決める際にはぜひ参考にしてみよう。

© Shutterstock

アッシュやグレーの色を確認 -

もし自分の肌がアッシュっぽく見えたり、グレーっぽく見える場合は元々オリーブアンダートーンである可能性がある。ウォームアンダートーン、クールアンダートーン、ニュートラルアンダートーンほど一般的ではない、アンダートーンの組み合わせなのだ。

© Shutterstock

珍しいアンダートーン -

オリーブアンダートーンはウォームとニュートラルの中間に位置しており、緑がかっていることがオリーブアンダートーンの特徴とされている。

© Shutterstock

専門家に相談 -

どうしても納得できない場合はエステティシャンに聞くか、化粧品売り場などで美容の専門家に相談するのも手だ。

© Shutterstock

専門家の協力 -

専門家に相談して自分のアンダートーンを見極め、ぴったりと似合うものが見付かるように様々な色合いの製品を見比べるのも良いだろう。

© Shutterstock

ファンデーションに関する影響 -

自分のアンダートーンさえ分かれば、あとはそれに合ったファンデーションを選ぶだけだ。しかしファンデーションにはそれぞれのメーカーから膨大な数の商品が販売されているので、多少の試行錯誤は必要となるかも知れない。

© Shutterstock

ファンデーションの選択 -

色合い、成分、カバー力、使い心地など、ファンデーションはメーカーによって微妙に異なるものだ。そのため近くの化粧品売り場などで相談するのが一番である。

© Shutterstock

クールアンダートーン -

クールアンダートーン向けのファンデーションはわずかにピンクがかったものである。イエロー系のファンデーションを使うと、クールアンダートーンの肌色を暗く見せてしまう傾向があるため避けた方が良い。

© Shutterstock

ウォームアンダートーン -

ウォームアンダートーンにはややイエロー系のファンデーションが似合う傾向がある。

© Shutterstock

ニュートラルアンダートーン -

当然ながら、ニュートラルアンダートーンの人にはイエローとピンクを組み合わせた色合いのファンデーションが似合う。

© Shutterstock

オリーブアンダートーン -

オリーブアンダートーンの人は暖色系のファンデーションは使わない方が良い。黄味が強く出過ぎてしまうのだ。代わりにほんのりゴールドがかったものを探そう。

© Shutterstock

全体の色調 -

優秀なファンデーションはその後に肌にのせる全ての色の下地となる。目安として最も目立つ色は服、口紅、アイシャドウに使うと良い。

© Shutterstock

クールアンダートーン -

クールアンダートーンの人はピンク、緑、ピンクがかった紫や赤に注目すると良い。

© Shutterstock

ウォームアンダートーン -

この色調はクールアンダートーンの人とは正反対になる。ウォームアンダートーンの人は黄色、ゴールド、桃色などを検討しよう。

© Shutterstock

ニュートラルアンダートーン -

ニュートラルアンダートーンは中間の色を上手に使いこなすことができる。クールやウォームの色調も似合うはずだ。

© Shutterstock

オリーブアンダートーン -

オリーブアンダートーンを持つ人はアースカラー、ゴールド、グリーンが似合う。暖色系は肌が黄色く見え過ぎてしまう可能性があるので注意が必要だ。

提供元：(Healthline) (Self) (Byrdie)

© Shutterstock