心の知能指数が高い人のフレーズ（と紛らわしい10のフレーズ） -

言葉には、パワーが宿っている。そして、発する言葉によって他人はあなたの人間性を測るのだ。感情を理解し管理する能力である「心の知能指数」というものは、私たちの使う言葉に普段から表れる。このギャラリーでは、言葉でのコミュニケーションについて深く掘り下げていく。良く使われるフレーズや勘違いしやすいフレーズを解析し、あなたもより深い人間関係を築いてみるといい。

心の知能指数が高い人は、どんな事を言うのだろうか？クリックして、今すぐ学ぼう。

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心の知能指数とは？ -

「心の知能指数」または「感情知能」(EQ)とは、他人や自分の感情を知覚し、また自分の感情をコントロールできる能力のことをいう。

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EQが高い人が言うフレーズ -

EQが高い人がよく使うフレーズがある。次のスライドからは、フレーズ例を説明付きで紹介しよう。

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「私は～（幸せ、残念、悲しいなどの感情表現）と感じる」 -

それが不快なものであっても、自分の感情を認知して伝えられるというのがEQが高い人の特徴。「自分が」どう感じているのかという事を正しく強調し、他の人のせいにしないというところもポイント。

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「おかしい所があれば言って」 -

他人からのフィードバックは、自分を成長させてくれる材料のはずだ。ただ、誰もがそれを簡単に受け入れられるわけではない。批判と捉えて落ち込む人もいる。EQが高い人は、それをポジティブに捉えることができる。

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「気持ち、わかるよ」 -

共感力を表すこのフレーズ「気持ち、わかるよ」。同じ経験をしたことがなかったとしても、相手の気持ちを肯定してあなたの味方だというメッセージを伝えることができる。

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「私があなたの立場だったら同じように感じたと思う」 -

EQが高い人は、自信を持って「私があなたの立場だったら同じように感じたと思う」と言う。これは、自分の知らないシチュエーションを想像する能力、つまり共感力が高いということ。

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「一緒に解決策を見つけよう」 -

問題が起こると、誰でも感情が乱れるのが普通だ。そこで、共通の解決策を見つけようと積極的にコミュニケーションをとる人は、EQが高い人と言っていい。 

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「どう思う？」 -

EQが高い人は空気を読むことにも長けているが、それでも相手の気持ちを推測する前に、きちんと尋ねることができる。この特徴はEQが高いことを表す大きなポイントだ。

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「ありがとう」「感謝しています」 -

他人の努力を認めることは大切だ。EQが高い人は他人の良い所を見つけ、感謝を伝えることも忘れない。

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「あなたを誇りに思う」 -

EQが高い人は自身の幸せに満足しており、したがって他人の幸せを喜ぶこともできる。そのため、「あなたを誇りに思う」と心から言う事ができる。

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「ごめんなさい」 -

このフレーズが、なかなか言えない人も多いだろう。EQが低い人は、謝ること自体を最初から避ける傾向がある。しかしEQが高い人は、自分の過ちを認め、責任を持つことができる。

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「後で、改めて話そう」 -

EQが高い人は、感情に任せた会話を避ける術を知っている。これは会話自体を避けているのではなく、時間を置いて落ち着いて会話をする機会を設ける為のものだ。

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「気持ちを整理する為の時間をください」 -

このフレーズは、自分の感情を自覚していてそれを相手に的確に表せる能力を示している。これによって相手に、やり取りは続けるが今がその時ではないというメッセージを伝えることができる。

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「間違ってたら言って」 -

このフレーズは、相手の事を正しく理解したいという事の表れ。相手の言ったことを簡単にまとめて確認する際に、「間違ってたら言って」と言うかもしれない。

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「あなたはどう思う？」 -

相手を会話に招き入れようとする行為は、EQが高いサインだ。自分だけの会話にしてしまうのではなく、相手の意見を取り入れる姿勢のことだ。

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「あなたの意見（決断）を尊重する」 -

EQが高い人は、世界には様々な考え方がある事を知っているし、認めている。自分の考え方と違っても、他人と他人の意見を尊重することができる。

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「私に何かできることはある？」 -

EQが高い人は、他人に手を差し伸べる。他人の立場に立って考えることに長けている為、共感し一緒に悲しめるのだ。

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「あなたが大切」 -

EQが高い人は自信を持って、相手のことを大切に思っていると伝えられる。友人、パートナー、家族などに、自分にとってどれだけ大切な存在かをきちんと伝える。

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誤解しやすいフレーズ -

EQが高い人が言うフレーズに何となく似ているフレーズを言う人もいるが、それらは実際にはEQが高いこととは反対の事もある。次のスライドからは、誤解しやすいフレーズを紹介する。

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「落ち着いて」 -

誰かに「落ち着いて」と言う事は、相手の気持ちを無視することになる上に、相手が「大げさだ」と言っているようなものだ。誰かを落ち着かせることは良い行いにも思えるが、直接それを言葉で言うのは、相手を頑なにさせてしまう可能性がある。

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「悪気はないんだけど」 -

「悪気が無い」事を念頭に置くことで、悪気があると思われる事を考慮しているようにも思えるが、実際はそうではない。もっと建設的で、思いやりを持った物の伝え方をする必要がある。

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「あなたは繊細すぎる」 -

「繊細すぎる」は言ってはいけないフレーズだ。たとえそれが気持ちについて話し合おうという意図だったとしても、その伝え方だと相手は心を閉ざしてしまうだろう。

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「あなたがそう感じたならごめん」 -

「ごめん」を入れたからといって、ポジティブなフレーズになるわけでも、EQが高いことを示すわけでもない。むしろこの言い方は、自分の責任を相手に転嫁していると捉えられかねない。

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「細かいこと気にしないで」 -

誰かにとっては細かいことでも、他の誰かにとっては大事な事である可能性がある。よって、これはEQが高いフレーズとはいえない。相手の気持ちを肯定し、信頼を築くことを心がけよう。

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「それが私という人間だから」 -

自覚があるというのはEQが高いサインでもあるが、これは違う。このフレーズで、自分の行いや態度に対する責任から逃げているだけ。

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「喧嘩はしたくない」 -

話そうとしている時に「喧嘩はしたくない」と逃げる姿勢をとるのは、心の知能が幼いことを表す。この会話が自分にとって都合が悪いことを察してのことだ。

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「それはまだマシなほうだよ」 -

誰かが苦労話をした時に、「それはまだマシなほうだよ」などと言うのは、共感しようとしているつもりかもしれないが全然できていない。EQが高い人なら、「大変だね。何か自分にできることはある？」と言うだろう。

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「あなたはいつも・・・」「君は全然・・・」 -

相手のことをわかろうとしているようにも聞こえなくもないが、実際は傷つけるだけ。短絡的すぎるし、他の事柄をまったく考慮していない言い方だ。

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「どうでもいい」 -

「どうでもいい」は関心が無いように聞こえる上に、突き放すような言い方でもある。EQが高い人なら、いくつかの見方があることを示してから、後で決めることを提案するだろう。

出典： (Global English Editing) (Parade)

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