近い将来になくなるかもしれないアメリカの訪問必須スポット -

ポジティブにもネガティブにも地球は絶えず変化している。アメリカの息を呑むような素晴らしい観光地でさえ変化を避けることはできず、迫りくる変容にさらされている。こうした変化は気温の上昇、生息地の破壊、大規模な観光による負荷など多種多様である。

永遠に失わてしまう前に訪れたいアメリカの魅力的な観光地を見ていこう！ギャラリーをクリックしてチェックしよう。

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ゲーツ・オブ・ザ・アークティック国立公園保護区（アラスカ州） -

アメリカで2番目に大きな国立公園の永久凍土が溶け出しているのは気温の上昇が原因である。植生の早期成長、ツンドラの森林化、地滑り、水質の低下など様々な影響を及ぼし、トナカイの生息数にも打撃を与えている。

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チャコ文化国立歴史公園（ニューメキシコ州） -

古代プエブロ人によって建てられた公園の遺跡は老朽化が進んでおり近い将来に消滅してしまう可能性がある。

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エバーグレーズ国立公園（フロリダ州） -

アメリカ大陸最大の亜熱帯原生地域には特筆すべき点が複数ある。350種以上の鳥類が生息し、アリゲーターとクロコダイルが共存する世界唯一の場所でもある。ところが都市開発、水流の減少、農地の汚染などによりエバーグレーズの原生地の半分以上が破壊されてしまった。

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グレイシャー国立公園（モンタナ州） -

この公園にはかつて150を超える氷河があったが現在は25を下回っており、今後もその数は減り続けると予想されている。

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ビスケーン国立公園（フロリダ州） -

水温の上昇はサンゴの白化や海洋酸性化を引き起こしサンゴの基盤である炭酸カルシウムを侵食している。さらにこれによりハリケーンの激しさも増している。

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レーニア山国立公園（ワシントン州） -

この公園はアメリカ48州の中で最多の氷河があることで知られている。しかし氷河はどんどん縮小しており、氷河を源流とする川や小川に深刻な影響が出ている。

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イエローストーン国立公園（アイダホ州、モンタナ州、ワイオミング州） -

アメリカ最古の国立公園であるイエローストーン国立公園は、毎年何百万人もの観光客を受け入れるだけの十分なインフラが整っていないことを始めとした多くの課題を抱えている。さらにスノーモービルによる汚染やキクイムシによる被害もアメリカシロゴヨウの減少に拍車をかけている。

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グランド・キャニオン（アリゾナ州） -

アメリカで愛されている観光地はリゾート地や採鉱などの各種開発計画によって危機に瀕している。さらに当初は浸食を防ぐために植えられた外来種のギョリュウという低木が今では光、栄養分、水分まで奪い在来種である水辺の植物を脅かしている。

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コロンビア・グレイシャー（アラスカ州） -

1980年代以降で氷河の厚さはおよそ50％薄くなっており、研究者たちはさらなる減少を予測している。

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メサ・ヴェルデ国立公園（コロラド州） -

プエブロ族の先祖の600の崖の住居を含む5,000近い遺跡を保護する同公園は山火事によって深刻な被害を受けている。

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デナリ国立公園（アラスカ州） -

北アメリカ最高峰を誇るこの公園では気温の上昇によって氷河が溶け、降雪量が減少するという事態に直面している。

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ピクチャード・ロックス国立湖岸公園（ミシガン州） -

鮮やかな砂岩の崖で有名な国立湖岸公園は現在では気温と水温の上昇の影響を受けて地域の生態系が乱れている。

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ヨセミテ国立公園（カリフォルニア州） -

1864年に設立されたこの公園は全米で高い人気を誇っている。しかしながらカリフォルニアを襲った干ばつにより公園の野生生物は甚大な被害を受けている。

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ロッキーマウンテン国立公園（コロラド州） -

全長300マイルを超えるハイキングコースがあるこの地は、冬の保養地として過剰な観光地化により大きなダメージを受けている。

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ハッテラス岬灯台（ノースカロライナ州） -

アメリカで最も高いレンガ造りの灯台は海面上昇により倒壊の危機に直面している。

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ランゲル・セントイライアス国立公園（アラスカ州） -

アメリカ最大の国立公園であり、世界でも2番目に大きいこの公園は全地形対応車の増加によって重大な事態に陥っている。これにより遊歩道や小川に被害が出ている。

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セコイア国立公園（カリフォルニア州） -

404,000エーカーを超える面積を覆っている同公園の膨大なセコイアは、州を襲う山火事による焼失の危機にさらされている。

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アーカディア国立公園（メイン州） -

気候変動と樹木の害虫の増加により雄大な山々、海岸線、森林地帯、湖など公園の生態系が脅かされている。

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ランドスケープ・アーチ（ユタ州） -

世界最大の自然のアーチはなんと幅が290フィートもあるが、もっと驚きなのが最も薄い部分の厚さがわずか6フィートしかなく崩壊の可能性が懸念されていることである。

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ヴァージン諸島国立公園（アメリカ領ヴァージン諸島） -

同公園は現在、海水温の上昇、海洋酸性化、サンゴの白化などの深刻な問題に直面している。

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バンデリア国定公園（ニューメキシコ州） -

この場所はペトログリフで有名である。岩の崖や立ち並ぶ石組みの壁に刻まれている。これらは11,000年以上にわたってこの地域で人類が生活してきた証拠でもある。残念なことに山火事がこの貴重な遺跡を年々脅かしている。

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ボエジャーズ国立公園（ミネソタ州） -

公園の面積の約40％は湖が占めているにも関わらず水の供給量は確実に減少している。近い将来には公園の景観が大きく変わる可能性が指摘されている。

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カトマイ国立公園（アラスカ州） -

この火山公園は鮭を目当てに集まるヒグマが多いことで有名だ。しかしアラスカの他の数多くの公園と同様に気温の変動による悪影響が出始めている。

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グランド・ティトン国立公園（ワイオミング州） -

約310,000エーカーにおよぶこの公園は釣り人に好まれているが、水温の上昇によるマスの生息数減少が危惧されている。

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ドライ・トートゥガス国立公園（フロリダ州） -

有名なジェファーソン砦はこの国立公園内にある。近年は海面上昇、海岸浸食、水温上昇、海洋酸性化、サンゴの白化などの脅威に悩まされている。

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ジョシュア・ツリー国立公園（カリフォルニア州） -

ジョシュアツリーで名高いこの公園もまた気温の上昇と水分の減少によって激しい変化に見舞われており、ユッカは多大な被害を受けている。

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ハワイ火山国立公園（ハワイ州） -

ハワイにあるこの公園が直面している課題には気温の上昇、乾燥状態、外来種、病気などがあり固有種を苦しめている。

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シェナンドー国立公園（バージニア州） -

ワシントンD.C.からわずか75マイルのところに位置するこの地域はこのところ深刻化する大気汚染と闘っている。現在の大気汚染レベルは都市部に匹敵するほどだ。

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プウホヌア・オ・ホナウナウ国立歴史公園（ハワイ州） -

歴史的な避難所であり聖域でもあるこの場所は、ハワイの人々が古くから守られて来た掟のひとつであるカプに違反した後に罰から逃れようと利用したものだが、海面上昇によりその姿を消そうとしている。

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グレイシャーベイ国立公園（アラスカ州） -

アラスカの他の豪雪地帯と同様にこの国立公園もまた気温の上昇と乾燥した気候の影響を受けている。こうした変化は春の雪解けの早まり、海氷や氷河の減少を引き起こし周囲の生態系を破壊している。

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レッドウッド国立州立公園（カリフォルニア州） -

地球上で最も高い樹木が生息するこの公園は人間による土地開発とバール（木の瘤）の密猟によるリスクに脅かされている。

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ケープ・カナベラル（フロリダ州） -

NASAの打ち上げ場所として有名なこの場所は現在、周辺の砂丘を決壊させるほどの高潮が頻繁に発生するというトラブルに頭を抱えている。

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カウアイ（ハワイ州） -

海面上昇は洪水、ハリケーン、津波、海岸浸食の原因となり地質学的にハワイ最古とされる島に脅威をもたらしている。

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ファニエル・ホール（マサチューセッツ州） -

自由の息子達がボストン茶会事件を計画した場所はボストンの高潮洪水区域内に位置している。

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ハレアカラ国立公園（ハワイ州） -

マウイ島で最高峰の山がある国立公園は気温の上昇、乾燥、病気、外来種などによって厳しい状況に置かれている。

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ゲートウェイ国立保養地（ニューヨーク州、ニュージャージー州） -

27,000エーカーを誇るこの地域の生態系は海面上昇と暴風雨の発生率の増加により危ぶまれている。

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インディアナ・デューンズ国立公園（インディアナ州） -

ミシガン湖の南端に沿って15マイルにも及ぶこの一帯は海面上昇による難題に襲われている。この問題は同地域に生息する1,400種の植物と350種以上の鳥類に被害をもたらしている。

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サンマルコス砦ナショナル・モニュメント（フロリダ州） -

1695年にスペイン人によって築かれたアメリカ最古の要塞は海面上昇や嵐などの脅威にさらされている。

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ベーリング・ランド・ブリッジ国立保護区（アラスカ州） -

アラスカ先住民は約3万5千年前に南シベリアからベーリング海峡を渡りこの地に定住した。そのためこの保護区は歴史的遺物として非常に貴重な場所となっている。しかし気温の上昇や永久凍土の劣化により近い将来に消えてしまう危険性が増している。

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グレート・スモーキー山脈国立公園（ノースカロライナ州、テネシー州） -

二酸化硫黄を含んだスモッグが、年間約1,000万人が訪れるアメリカで最大の人気を誇る国立公園を危険にさらしている。近隣の老朽化した石炭火力発電所と急増する交通量が公園の未来を脅かしているのだ。

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ジェームスタウン島（バージニア州） -

1620年代にジェームスタウンの入植者たちが建てた家の基礎は来世紀の終わりまでに水位の上昇によって完全に水没してしまう可能性が高い。

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スリーピングベア・デューンズ国立湖岸公園（ミシガン州） -

海岸沿いのこの公園は農業排水による藻類、リン酸塩濃度の上昇、外来種のムール貝による問題を抱えている。

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パラセイズ（ニューヨーク州、ニュージャージー州） -

8階建てのオフィスビルの建設が計画されており、ハドソン川沿いにある絵のように美しいニュージャージーの崖の景観を遮る恐れがある。2017年に始まったこのプロジェクトは計画中の建造物の高さを下げるということでLGエレクトロニクスと環境保護団体が合意した後に着手された。

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自由の女神像とエリス島（ニューヨーク州） -

ハリケーン・サンディの際にはリバティ島の大部分が浸水し、今後起こり得る嵐で全壊する危険性が生じた。

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ハリエット・タブマン・アンダーグラウンド・レイルロード国立歴史公園（メリーランド州） -

この場所はチェサピーク湾の海面が地球規模のほぼ2倍の速度で上昇し続けているという脅威に直面している。

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フォート・モンロー・ナショナル・モニュメント（バージニア州） -

アメリカ最大の石造りの砦は海面上昇によって永久にその姿を消すことになるかもしれない。

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オーク・フラット（アリゾナ州） -

サンカルロス・アパッチと他のネイティブアメリカン部族は2015年の米国国防権限法の土地交換条項により起こり得る影響を懸念している。彼らにとって重要な意味を持つ聖地が採掘活動の場となる可能性があるからだ。

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シシュマレフ（アラスカ州） -

海岸浸食はアラスカのこの村にとって脅威となっている。激しい荒波が徐々に土地を削り、その結果として複数の家屋が失われてしまっているのだ。

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シェル・マウンド（フロリダ州） -

憂慮する科学者同盟による2014年の報告書によると、この場所は気候変動に関係するリスクが高いと指定されている。

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カロコホノコハウ国立歴史公園（ハワイ州） -

公園は1,160エーカーの広さを誇り養魚池、釣り用の施設、埋葬用の洞窟、キングストレイルの歩道の復元部分などがある。こうした名所が浸食による消滅の危機に瀕している。

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