![観光客が破壊した自然の驚異](https://media-manager.starsinsider.com/gallery/1080/na_5cee2edc7ba3a.jpg)
![観光客が破壊した自然の驚異](https://media-manager.starsinsider.com/gallery/1080/na_5cee2ef1883a2.jpg)
![観光客が破壊した自然の驚異](https://media-manager.starsinsider.com/gallery/1080/na_5cee2ef5220d6.jpg)
![観光客が破壊した自然の驚異](https://media-manager.starsinsider.com/gallery/1080/na_5cee2eeac0289.jpg)
![観光客が破壊した自然の驚異](https://media-manager.starsinsider.com/gallery/1080/na_5cee2f0467d78.jpg)
![観光客が破壊した自然の驚異](https://media-manager.starsinsider.com/gallery/1080/na_5cee2f1278423.jpg)
![観光客が破壊した自然の驚異](https://media-manager.starsinsider.com/gallery/1080/na_5cee2ee44a213.jpg)
![観光客が破壊した自然の驚異](https://media-manager.starsinsider.com/gallery/1080/na_5cee2ef5df6b3.jpg)
![観光客が破壊した自然の驚異](https://media-manager.starsinsider.com/gallery/1080/na_5cee2ef4a4252.jpg)
![観光客が破壊した自然の驚異](https://media-manager.starsinsider.com/gallery/1080/na_5cee2f0ab3d4a.jpg)
![観光客が破壊した自然の驚異](https://media-manager.starsinsider.com/gallery/1080/na_5cee2f0fc270b.jpg)
![観光客が破壊した自然の驚異](https://media-manager.starsinsider.com/gallery/1080/na_5cee2f0e7bdb4.jpg)
![観光客が破壊した自然の驚異](https://media-manager.starsinsider.com/gallery/1080/na_5cee2f8e0fb5b.jpg)
![観光客が破壊した自然の驚異](https://media-manager.starsinsider.com/gallery/1080/na_5cee5eda26f18.jpg)
![観光客が破壊した自然の驚異](https://media-manager.starsinsider.com/gallery/1080/na_5cee5ed7a1648.jpg)
![観光客が破壊した自然の驚異](https://media-manager.starsinsider.com/gallery/1080/na_5cee2edd90049.jpg)
![観光客が破壊した自然の驚異](https://media-manager.starsinsider.com/gallery/1080/na_5cee2ee7674e9.jpg)
![観光客が破壊した自然の驚異](https://media-manager.starsinsider.com/gallery/1080/na_5cee2f01d72f5.jpg)
![観光客が破壊した自然の驚異](https://media-manager.starsinsider.com/gallery/1080/na_5cee2f0110e8b.jpg)
![観光客が破壊した自然の驚異](https://media-manager.starsinsider.com/gallery/1080/na_5cee2f07c56fc.jpg)
![観光客が破壊した自然の驚異](https://media-manager.starsinsider.com/gallery/1080/na_5cee2f0dc25f9.jpg)
![観光客が破壊した自然の驚異](https://media-manager.starsinsider.com/gallery/1080/na_5cee31789cfea.jpg)
![観光客が破壊した自然の驚異](https://media-manager.starsinsider.com/gallery/1080/na_5cee3178efed2.jpg)
![観光客が破壊した自然の驚異](https://media-manager.starsinsider.com/gallery/1080/na_5cee2f91c7452.jpg)
![観光客が破壊した自然の驚異](https://media-manager.starsinsider.com/gallery/1080/na_5cee2f8e94f1a.jpg)
![観光客が破壊した自然の驚異](https://media-manager.starsinsider.com/gallery/1080/na_5cee338b6172d.jpg)
![観光客が破壊した自然の驚異](https://media-manager.starsinsider.com/gallery/1080/na_5c9a3000717a3.jpg)
観光客が破壊した自然の驚異
- 地球には大勢の人がいつか訪れたいと願う素晴らしい場所がたくさんある。
ナショナル・ジオグラフィックのドキュメンタリーでしか見ることのできないような場所がクリック1つで楽しめるのだ。地球上にある絶景や秘境がどこにあるのか知りたい?必要なものはインターネットへのアクセスだけだ。
次の旅行に向けて遠い場所にある美しい土地のリストを考えるのにさほど時間は掛からないだろう。離れた場所への旅行は昔よりずっと簡単になった。航空運賃が安くなり地方の交通機関が発達したことで、以前は辺鄙だった場所にも簡単に辿り着けるようになっている。一般の旅行者も探検家や科学者の後に続いて大自然の奥深くへと進むようになった。
観光業から経済的に多大な恩恵を受けている国は多く主な収入源としている人が世界中には無数にいるものの、きちんと対策が施されていなければ深刻な事態を招きかねない。
持続可能な観光が盛んになって来ているにも関わらず、人の流入の多さや生態系の乱れに対応し切れていない場所は世界各地に存在する。
人里離れた自然公園や無人島などあらゆる場所に観光客が押し寄せることで取り返しのつかない被害に発展するケースもある。昔に比べてより多くの人が、さらに頻繁に、もっとたくさんの場所を訪れるようになった今となっては事故は避けられないのだ。
何もない美しい場所に出掛けたはずなのに瓶やタバコの吸い殻などの人間の形跡を見付けたという経験がある人はどのくらいいることだろう。それだって全く楽しいとは言い難いものだが問題は更に深刻な事態に発展している。
今回のギャラリーでは残念な事故から明らかな破壊行為まで、愚かさが好奇心を上回ってしまった数々の事例を紹介しよう。人間に対する不信感を覚える程ではないにしても、こうした事件を目にする度に人類の良心や地球との関わり方に疑問を抱くことは避けられない。
クリックして観光客によって荒らされてしまった地球の素晴らしい場所の数々を見てみよう。
© Shutterstock
0 / 27 Fotos
ラジャ・アンパット諸島(インドネシア)
- 「水中のアマゾン」とも呼ばれるほど美しいラジャ・アンパット諸島のサンゴ礁は信じられないほどの生物多様性の宝庫となっている。
© Shutterstock
1 / 27 Fotos
ラジャ・アンパット諸島(インドネシア)
- この場所に干潮時に進んで行ったクルーズ船がサンゴ礁に衝突し危険な状況を招いたのだ。状況はさらに悪化しタグボートが要請された結果としてサンゴ礁が更に傷付けられてしまった。
© Shutterstock
2 / 27 Fotos
ウルル(オーストラリア)
- 巨大な砂岩の一枚岩はオーストラリアの象徴とも言える名所である。しかし観光客は現地の生態系を乱す手段を編み出したのだ。
© Shutterstock
3 / 27 Fotos
ウルル(オーストラリア)
- どうやら観光客はこの素晴らしい大自然の頂上で便や尿を排泄するのがお気に入りらしい。結果だって?希少種の海老が絶滅したのである。
© Shutterstock
4 / 27 Fotos
トーレス・デル・パイネ国立公園(チリ)
- チリのパタゴニア地域に位置するトーレス・デル・パイネ国立公園には手付かずの自然が織りなす圧巻の光景が広がっている。しかし軽率な観光客によって何度も火事が起きている。
© Shutterstock
5 / 27 Fotos
トーレス・デル・パイネ国立公園(チリ)
- 2005年にチェコからの観光客が起こした事故により公園全体の約5%が灰と化した。2011年にはイスラエル人の観光客が同じように公園内の一部を燃やしてしまった。そして2015年にはキャンプファイヤーを始めようとしていた観光客2人が出入り禁止処分を受けた。
© Shutterstock
6 / 27 Fotos
西沙諸島(中国)
- 中国、台湾、ベトナムが同諸島の領有権を争って来た。観光客が西沙諸島を訪れるようになったのは2013年のことである。
© Shutterstock
7 / 27 Fotos
西沙諸島(中国)
- そして間もなく観光客は絶滅危惧種を捕獲や漁獲し始め、その様子をソーシャルメディア上で誇らしげに公開するようになった。
© Shutterstock
8 / 27 Fotos
ポラッサ島(スペイン)
- スペインのマヨルカ島にある人気のリゾート地であるマガルフの沖合に浮かぶ小さな有人島である。マガルフはパーティー好きの若い観光客に人気の観光地だ。
© Shutterstock
9 / 27 Fotos
ポラッサ島(スペイン)
- 毎年マガルフのビーチから同島まで泳ぐ人が後を絶たない。2015年にスコットランド人の10代の若者2人が同じく泳いで渡った際に乾燥した地面にタバコをポイ捨てしうっかり火事を起こしてしまった。
© Shutterstock
10 / 27 Fotos
モハーの断崖(アイルランド)
- 見事な断崖はアイルランドで屈指の自然美である。息をのむような絶景を見に毎年80万人以上の観光客が訪れる。
© Shutterstock
11 / 27 Fotos
モハーの断崖(アイルランド)
- しかしモハーの断崖にはストリートアートの雰囲気が必要だと考えたフランス人の落書きアーティスト2人が2013年にスプレーで巨大な壁画を描いたのである…。
© Shutterstock
12 / 27 Fotos
ビッグ・メジャー・ケイ(バハマ)
- ピッグ・ビーチとも呼ばれる超有名な観光地である。観光客は動物と触れ合うのが大好きな反面、豚たちはマスツーリズムの影響に悩まされている。
© Shutterstock
13 / 27 Fotos
ビッグ・メジャー・ケイ(バハマ)
- 今では多くの豚が死んでしまったが原因の大部分は同島における観光による被害である。観光客は豚にラム酒やビールなどの不適切な食べ物を与える。そして豚は森の中ではなく砂浜で観光客が残した食べ物を探すことに慣れてしまった。結果として命に関わる量の砂を体内に摂取してしまっているのだ。
© Shutterstock
14 / 27 Fotos
ガラパゴス諸島(エクアドル)
- 以前は人の手が加えられていない野生の楽園であったガラパゴス諸島も今ではマスツーリズムの犠牲になりつつある。現地固有の動植物が外来種の侵入によって危機に瀕しているのだ。
© Shutterstock
15 / 27 Fotos
ガラパゴス諸島(エクアドル)
- 2017年の調査によると人類によって持ち込まれた外来種は陸上種および海洋種を合わせて1,500種は超えるという。
© Shutterstock
16 / 27 Fotos
アメリカ合衆国国立公園の落書き
- クレーター湖、ジョシュア・ツリー国立公園。ある落書きアーティストがアメリカ国内の9つもの国立公園に自身の印を刻み込んだのだ!
© Shutterstock
17 / 27 Fotos
アメリカ合衆国国立公園の落書き
- 彼女は自分の「作品」とやらの写真をソーシャルメディア上で公開することにしたのだが、そこから発覚しついにアメリカ合衆国の国土の20%以上からの出入り禁止処分を受けることとなった。
© Shutterstock
18 / 27 Fotos
レーストラック・プラヤ(アメリカ合衆国)
- カリフォルニア州のデスヴァレーにあるレーストラック・プラヤは奇怪な現象で有名である。なんと大きな岩が形跡を残しながら勝手に動き回るのだ。
© Shutterstock
19 / 27 Fotos
レーストラック・プラヤ(アメリカ合衆国)
- ところがある観光客がSUVでレーストラック・プラヤに乗り付けてドーナツターンを行い地面を傷付けてしまったのだ。なんと数ヵ月後に同様の事件が繰り返されたのだ!
© Shutterstock
20 / 27 Fotos
デビルズホール(アメリカ合衆国)
- 極めて希少なデビルズ・ホール・パプフィッシュはネバダ州に位置するアッシュ・メドーズ国立野生動物保護区の中の洞窟であるデビルズ・ホールの水中に生息している。
© Public Domain
21 / 27 Fotos
デビルズホール(アメリカ合衆国)
- 2016年に泥酔した3人の男が缶を水中に投げ入れ、嘔吐し、使用済みのボクサーパンツを置き去りにする者までいた。1匹の魚が殺され生態系に悪影響を与えた可能性がある。
© Public Domain
22 / 27 Fotos
ゴブリン・ヴァレー州立公園(アメリカ合衆国)
- ユタ州の同公園は現地ではゴブリンと呼ばれる土柱で名高い。見事な地学的構造がゴブリン・ヴァレー州立公園独特の異世界のような景観を形成している。
© Shutterstock
23 / 27 Fotos
ゴブリン・ヴァレー州立公園(アメリカ合衆国)
- ところが3人の男が古代からの造形物の内の1つが観光客にとって危険であると判断し壊すことを決めたのだ。そして自然が作り上げた歴史は一瞬にして崩れ去ったのである。
© Shutterstock
24 / 27 Fotos
ダックビル(アメリカ合衆国)
- こちらでも2016年に10代の集団が土柱を押して崩すという事件があった。
© Shutterstock
25 / 27 Fotos
テネレの木(ニジェール)
- 誇らしげだが孤独な時間は1973年に突然終わりを告げた。飲酒運転による車が何百kmにも広がる範囲にある唯一の障害物に突っ込んだのだ。その後は金属製の彫刻が砂漠に設置された。
© Shutterstock
26 / 27 Fotos
観光客が破壊した自然の驚異
- 地球には大勢の人がいつか訪れたいと願う素晴らしい場所がたくさんある。
ナショナル・ジオグラフィックのドキュメンタリーでしか見ることのできないような場所がクリック1つで楽しめるのだ。地球上にある絶景や秘境がどこにあるのか知りたい?必要なものはインターネットへのアクセスだけだ。
次の旅行に向けて遠い場所にある美しい土地のリストを考えるのにさほど時間は掛からないだろう。離れた場所への旅行は昔よりずっと簡単になった。航空運賃が安くなり地方の交通機関が発達したことで、以前は辺鄙だった場所にも簡単に辿り着けるようになっている。一般の旅行者も探検家や科学者の後に続いて大自然の奥深くへと進むようになった。
観光業から経済的に多大な恩恵を受けている国は多く主な収入源としている人が世界中には無数にいるものの、きちんと対策が施されていなければ深刻な事態を招きかねない。
持続可能な観光が盛んになって来ているにも関わらず、人の流入の多さや生態系の乱れに対応し切れていない場所は世界各地に存在する。
人里離れた自然公園や無人島などあらゆる場所に観光客が押し寄せることで取り返しのつかない被害に発展するケースもある。昔に比べてより多くの人が、さらに頻繁に、もっとたくさんの場所を訪れるようになった今となっては事故は避けられないのだ。
何もない美しい場所に出掛けたはずなのに瓶やタバコの吸い殻などの人間の形跡を見付けたという経験がある人はどのくらいいることだろう。それだって全く楽しいとは言い難いものだが問題は更に深刻な事態に発展している。
今回のギャラリーでは残念な事故から明らかな破壊行為まで、愚かさが好奇心を上回ってしまった数々の事例を紹介しよう。人間に対する不信感を覚える程ではないにしても、こうした事件を目にする度に人類の良心や地球との関わり方に疑問を抱くことは避けられない。
クリックして観光客によって荒らされてしまった地球の素晴らしい場所の数々を見てみよう。
© Shutterstock
0 / 27 Fotos
ラジャ・アンパット諸島(インドネシア)
- 「水中のアマゾン」とも呼ばれるほど美しいラジャ・アンパット諸島のサンゴ礁は信じられないほどの生物多様性の宝庫となっている。
© Shutterstock
1 / 27 Fotos
ラジャ・アンパット諸島(インドネシア)
- この場所に干潮時に進んで行ったクルーズ船がサンゴ礁に衝突し危険な状況を招いたのだ。状況はさらに悪化しタグボートが要請された結果としてサンゴ礁が更に傷付けられてしまった。
© Shutterstock
2 / 27 Fotos
ウルル(オーストラリア)
- 巨大な砂岩の一枚岩はオーストラリアの象徴とも言える名所である。しかし観光客は現地の生態系を乱す手段を編み出したのだ。
© Shutterstock
3 / 27 Fotos
ウルル(オーストラリア)
- どうやら観光客はこの素晴らしい大自然の頂上で便や尿を排泄するのがお気に入りらしい。結果だって?希少種の海老が絶滅したのである。
© Shutterstock
4 / 27 Fotos
トーレス・デル・パイネ国立公園(チリ)
- チリのパタゴニア地域に位置するトーレス・デル・パイネ国立公園には手付かずの自然が織りなす圧巻の光景が広がっている。しかし軽率な観光客によって何度も火事が起きている。
© Shutterstock
5 / 27 Fotos
トーレス・デル・パイネ国立公園(チリ)
- 2005年にチェコからの観光客が起こした事故により公園全体の約5%が灰と化した。2011年にはイスラエル人の観光客が同じように公園内の一部を燃やしてしまった。そして2015年にはキャンプファイヤーを始めようとしていた観光客2人が出入り禁止処分を受けた。
© Shutterstock
6 / 27 Fotos
西沙諸島(中国)
- 中国、台湾、ベトナムが同諸島の領有権を争って来た。観光客が西沙諸島を訪れるようになったのは2013年のことである。
© Shutterstock
7 / 27 Fotos
西沙諸島(中国)
- そして間もなく観光客は絶滅危惧種を捕獲や漁獲し始め、その様子をソーシャルメディア上で誇らしげに公開するようになった。
© Shutterstock
8 / 27 Fotos
ポラッサ島(スペイン)
- スペインのマヨルカ島にある人気のリゾート地であるマガルフの沖合に浮かぶ小さな有人島である。マガルフはパーティー好きの若い観光客に人気の観光地だ。
© Shutterstock
9 / 27 Fotos
ポラッサ島(スペイン)
- 毎年マガルフのビーチから同島まで泳ぐ人が後を絶たない。2015年にスコットランド人の10代の若者2人が同じく泳いで渡った際に乾燥した地面にタバコをポイ捨てしうっかり火事を起こしてしまった。
© Shutterstock
10 / 27 Fotos
モハーの断崖(アイルランド)
- 見事な断崖はアイルランドで屈指の自然美である。息をのむような絶景を見に毎年80万人以上の観光客が訪れる。
© Shutterstock
11 / 27 Fotos
モハーの断崖(アイルランド)
- しかしモハーの断崖にはストリートアートの雰囲気が必要だと考えたフランス人の落書きアーティスト2人が2013年にスプレーで巨大な壁画を描いたのである…。
© Shutterstock
12 / 27 Fotos
ビッグ・メジャー・ケイ(バハマ)
- ピッグ・ビーチとも呼ばれる超有名な観光地である。観光客は動物と触れ合うのが大好きな反面、豚たちはマスツーリズムの影響に悩まされている。
© Shutterstock
13 / 27 Fotos
ビッグ・メジャー・ケイ(バハマ)
- 今では多くの豚が死んでしまったが原因の大部分は同島における観光による被害である。観光客は豚にラム酒やビールなどの不適切な食べ物を与える。そして豚は森の中ではなく砂浜で観光客が残した食べ物を探すことに慣れてしまった。結果として命に関わる量の砂を体内に摂取してしまっているのだ。
© Shutterstock
14 / 27 Fotos
ガラパゴス諸島(エクアドル)
- 以前は人の手が加えられていない野生の楽園であったガラパゴス諸島も今ではマスツーリズムの犠牲になりつつある。現地固有の動植物が外来種の侵入によって危機に瀕しているのだ。
© Shutterstock
15 / 27 Fotos
ガラパゴス諸島(エクアドル)
- 2017年の調査によると人類によって持ち込まれた外来種は陸上種および海洋種を合わせて1,500種は超えるという。
© Shutterstock
16 / 27 Fotos
アメリカ合衆国国立公園の落書き
- クレーター湖、ジョシュア・ツリー国立公園。ある落書きアーティストがアメリカ国内の9つもの国立公園に自身の印を刻み込んだのだ!
© Shutterstock
17 / 27 Fotos
アメリカ合衆国国立公園の落書き
- 彼女は自分の「作品」とやらの写真をソーシャルメディア上で公開することにしたのだが、そこから発覚しついにアメリカ合衆国の国土の20%以上からの出入り禁止処分を受けることとなった。
© Shutterstock
18 / 27 Fotos
レーストラック・プラヤ(アメリカ合衆国)
- カリフォルニア州のデスヴァレーにあるレーストラック・プラヤは奇怪な現象で有名である。なんと大きな岩が形跡を残しながら勝手に動き回るのだ。
© Shutterstock
19 / 27 Fotos
レーストラック・プラヤ(アメリカ合衆国)
- ところがある観光客がSUVでレーストラック・プラヤに乗り付けてドーナツターンを行い地面を傷付けてしまったのだ。なんと数ヵ月後に同様の事件が繰り返されたのだ!
© Shutterstock
20 / 27 Fotos
デビルズホール(アメリカ合衆国)
- 極めて希少なデビルズ・ホール・パプフィッシュはネバダ州に位置するアッシュ・メドーズ国立野生動物保護区の中の洞窟であるデビルズ・ホールの水中に生息している。
© Public Domain
21 / 27 Fotos
デビルズホール(アメリカ合衆国)
- 2016年に泥酔した3人の男が缶を水中に投げ入れ、嘔吐し、使用済みのボクサーパンツを置き去りにする者までいた。1匹の魚が殺され生態系に悪影響を与えた可能性がある。
© Public Domain
22 / 27 Fotos
ゴブリン・ヴァレー州立公園(アメリカ合衆国)
- ユタ州の同公園は現地ではゴブリンと呼ばれる土柱で名高い。見事な地学的構造がゴブリン・ヴァレー州立公園独特の異世界のような景観を形成している。
© Shutterstock
23 / 27 Fotos
ゴブリン・ヴァレー州立公園(アメリカ合衆国)
- ところが3人の男が古代からの造形物の内の1つが観光客にとって危険であると判断し壊すことを決めたのだ。そして自然が作り上げた歴史は一瞬にして崩れ去ったのである。
© Shutterstock
24 / 27 Fotos
ダックビル(アメリカ合衆国)
- こちらでも2016年に10代の集団が土柱を押して崩すという事件があった。
© Shutterstock
25 / 27 Fotos
テネレの木(ニジェール)
- 誇らしげだが孤独な時間は1973年に突然終わりを告げた。飲酒運転による車が何百kmにも広がる範囲にある唯一の障害物に突っ込んだのだ。その後は金属製の彫刻が砂漠に設置された。
© Shutterstock
26 / 27 Fotos
観光客が破壊した自然の驚異
軽率な観光客が地球を台無しにしている
© Shutterstock
地球には大勢の人がいつか訪れたいと願う素晴らしい場所がたくさんある。
ナショナル・ジオグラフィックのドキュメンタリーでしか見ることのできないような場所がクリック1つで楽しめるのだ。地球上にある絶景や秘境がどこにあるのか知りたい?必要なものはインターネットへのアクセスだけだ。
次の旅行に向けて遠い場所にある美しい土地のリストを考えるのにさほど時間は掛からないだろう。離れた場所への旅行は昔よりずっと簡単になった。航空運賃が安くなり地方の交通機関が発達したことで、以前は辺鄙だった場所にも簡単に辿り着けるようになっている。一般の旅行者も探検家や科学者の後に続いて大自然の奥深くへと進むようになった。
観光業から経済的に多大な恩恵を受けている国は多く主な収入源としている人が世界中には無数にいるものの、きちんと対策が施されていなければ深刻な事態を招きかねない。
持続可能な観光が盛んになって来ているにも関わらず、人の流入の多さや生態系の乱れに対応し切れていない場所は世界各地に存在する。
人里離れた自然公園や無人島などあらゆる場所に観光客が押し寄せることで取り返しのつかない被害に発展するケースもある。昔に比べてより多くの人が、さらに頻繁に、もっとたくさんの場所を訪れるようになった今となっては事故は避けられないのだ。
何もない美しい場所に出掛けたはずなのに瓶やタバコの吸い殻などの人間の形跡を見付けたという経験がある人はどのくらいいることだろう。それだって全く楽しいとは言い難いものだが問題は更に深刻な事態に発展している。
今回のギャラリーでは残念な事故から明らかな破壊行為まで、愚かさが好奇心を上回ってしまった数々の事例を紹介しよう。人間に対する不信感を覚える程ではないにしても、こうした事件を目にする度に人類の良心や地球との関わり方に疑問を抱くことは避けられない。
クリックして観光客によって荒らされてしまった地球の素晴らしい場所の数々を見てみよう。
あなたにおすすめ
![暑いのが苦手な人におすすめの旅行先](https://media-manager.starsinsider.com/640/na_66a1078400876.jpg)
![ロンバルディア州が依然として世界で最も美しい地域の一つである理由](https://media-manager.starsinsider.com/640/na_66509d1a8243a.jpg)
![アフリカの驚くほど素晴らしいビーチ](https://media-manager.starsinsider.com/640/na_66506e8ad285d.jpg)
![絵に描いたように美しい渓谷の景色](https://media-manager.starsinsider.com/640/na_60a7832d1b598.jpg)
![スエズ運河の建設に関する驚くべき事実](https://media-manager.starsinsider.com/640/na_66509f559b7a1.jpg)
![世界一標高の高い首都、ボリビアのラパスでの生活](https://media-manager.starsinsider.com/640/na_61c0b0aad555f.jpg)
![アイルランドの素晴らしいワイルド・アトランティック・ウェイ沿いの必見スポット](https://media-manager.starsinsider.com/640/na_6698020a43b76.jpg)
![ヨーロッパで3ヶ国が国境を接する場所](https://media-manager.starsinsider.com/640/na_664760ce0aeed.jpg)
![皮膚がんを予防しながら太陽の下で安全に過ごす方法](https://media-manager.starsinsider.com/640/na_669e272b0931d.jpg)
![これらのアメリカの都市の名前が変わったのをご存知ですか?](https://media-manager.starsinsider.com/640/na_6699309bd66a1.jpg)
![偶然に生まれた自然の驚異](https://media-manager.starsinsider.com/640/na_603f9c9536208.jpg)
![アマゾンの終わりなき波に乗るサーファーたち](https://media-manager.starsinsider.com/640/na_5d26f13080cb2.jpg)
![頑張ってでも一度は行ってみたい旅行先](https://media-manager.starsinsider.com/640/na_660116ec967e3.jpg)
![ストックホルム諸島で訪れるべき最高の島々](https://media-manager.starsinsider.com/640/na_664f4c36a25c1.jpg)
![世界で最も危険な川の数々](https://media-manager.starsinsider.com/640/na_6697b95d5ccd5.jpg)
![名所の知られざる側面](https://media-manager.starsinsider.com/640/na_66963692260e2.jpg)
![ガリシアへ旅行?おすすめの観光スポットを一挙に紹介](https://media-manager.starsinsider.com/640/na_668fbdc4d48c9.jpg)
![世界で最も訪れる人の数が多い30カ国](https://media-manager.starsinsider.com/640/na_6697d71c4bd43.jpg)
![探検したくなるヨーロッパの素晴らしい森](https://media-manager.starsinsider.com/640/na_6661d041c31dc.jpg)
![ブランデンブルク門:分裂の象徴か、統一の象徴か?](https://media-manager.starsinsider.com/640/na_668ce3e981e32.jpg)
![コネティカット州を訪問してみよう!](https://media-manager.starsinsider.com/640/na_668d0eeda0ae3.jpg)
![世界の有名な古代立石と巨石](https://media-manager.starsinsider.com/640/na_6672f0a3de033.jpg)
![第二次世界大戦に関するあまり知られていない驚きの事実](https://media-manager.starsinsider.com/640/na_59f71725ee154.jpg)
![世界中の不気味な墓地](https://media-manager.starsinsider.com/640/na_664dcff23c04e.jpg)
![スリランカがアジアの驚異である理由](https://media-manager.starsinsider.com/640/na_6690ec2fcddd0.jpg)
![訪問が禁止されている世界中の場所](https://media-manager.starsinsider.com/640/na_66687e6a22ced.jpg)
![ベネチアだけじゃない:運河がある都市](https://media-manager.starsinsider.com/640/na_64ae7c1a801cd.jpg)
![アメリカ合衆国各州のおすすめサイクリングコース](https://media-manager.starsinsider.com/640/na_668d53c1ef514.jpg)
![英仏海峡の謎めいた物語](https://media-manager.starsinsider.com/640/na_662293422a844.jpg)
![太陽が一晩中輝く、信じられないような場所](https://media-manager.starsinsider.com/640/na_6687f507924df.jpg)
![夢のビーチ・バケーションがアメリカの各地で実現できる](https://media-manager.starsinsider.com/640/na_6687baffcb2aa.jpg)
![アメリカの最も美しい国立公園30ヶ所を探検しよう](https://media-manager.starsinsider.com/640/na_6687f84408489.jpg)
![『スター・ウォーズ』好きが訪れるべき素晴らしい撮影場所](https://media-manager.starsinsider.com/640/na_668befa2881e5.jpg)
![この夏、ヨーロッパでサーフィンができる場所](https://media-manager.starsinsider.com/640/na_6687f1b4a2407.jpg)
![南米最小の国、スリナムを探る](https://media-manager.starsinsider.com/640/na_668ba211bcec0.jpg)
![市民権取得が比較的簡単な国](https://media-manager.starsinsider.com/640/na_668d3e384b9fe.jpg)
最も読まれているギャラリー
- 最後の日
- 1時間前
- 先週
-
1
ライフスタイル 人間関係
-
2
フード 消費期限
-
3
ライフスタイル ニュース
-
4
ライフスタイル アウトブレイク
-
5
ライフスタイル 生まれた順番
-
6
セレブリティー 犯罪
-
7
ライフスタイル 賞
-
8
健康 アレルギー
-
9
ライフスタイル アメリカ合衆国
-
10
トラベル ステイケーション