心神喪失で無罪主張した、悪名高き事件の数々
殺人犯たちは、自分が何をしたか判っていたのだろうか
ライフスタイル 犯罪
歴史上もっとも悪名高い殺人犯の中には、冷静に悪事を企てた者もいれば、取り乱して感情をコントロール出来なかった結果犯行に至ってしまった者もいる。19世紀半ばになるまで長きにわたり、法は犯罪者の心理状態を重要とはみなしていなかった。しかしその後は、心神喪失により責任能力が問われなかった有名なケースがいくつも出てきたことは皆の知るところだ。それは本当にそうだった場合ももちろんあるが、時には殺人犯によって悪用された場合もある。
読み進めて、特に興味深い心神喪失のケースを見てみよう。