型破りな理由でステージを降りた有名人 -

好きなミュージシャンのショーを観るためにお金を払うなら、すべての曲に頷きながら楽しい時間を過ごすことを期待するだろう。しかし、コンサートはいつも計画通りに進むとは限らず、アーティストがさまざまな理由でステージを降りることもある。

このギャラリーをクリックして、実に珍しい理由でステージを降りたスターたちを見てみよう。

© Getty Images

リル・ウェイン -

リル・ウェインは、「ウェルカム・トゥー・ザ・カーター」ツアーの最終地であるロサンゼルスのウィルターンでの公演開始からわずか30分で、観客の熱気が低かったためステージから去った。ヒップホップDXによると、このラッパーは、1時間以上遅れて登場したが、ネット上のファンは3時間以上遅れたと伝えている。その後、彼はサプライズゲストの2チェインズを連れ30分間パフォーマンスし、ヤング・マネーのアーティストであるリル・トゥイスト、ヤジ・カデル、アーラン・キューバスにステージを譲った。

リル・ウェインを見るために長い間待った後、観客が彼がステージを去るのを見て喜ばなかったのは当然のことである。キューバスが２曲目を演奏する前に、ウェインは戻って来て彼を止めた。「感謝はしてるが、この人たちのために無理をするつもりはない。私たちはこのために一生懸命働きすぎだ。私たちはあまりにも頑張りすぎている」とウェインはキューバスに語ったとツイッターで共有された動画で語ったいる。それから彼は観客の方を向いて、ヤング・マネー・グループのアーティストの名前を繰り返し、「皆さんのお時間に感謝します」と言い、マイクを置いて立ち去った。伝えられるところによると、観客は信じられない思いで数分待ってから、会場の照明がついたという。

© Getty Images

リル・ウェイン -

2019年、リル・ウェインはブリンク182と合同でアメリカツアーを行なっていた。7月11日、彼はステージの序盤で、あとどれくらいステージを続けるかわからないと明かした。そして、1時間のパフォーマンスが始まってわずか20分で、彼は「お前らはダメだ、俺はここから出て行く」とだけ言い、ステージを去った。彼は観客の少なさに腹を立てていたと報じられており、観客の大半はブリンク182のために来ていたようだ。

© Getty Images

キッス（KISS） -

メイクやヘアスタイルを完璧にこなすキッスのメンバーは、今や70代。バンドは最後のコンサートツアー「エンド・オブ・ザ・ロード・ワールドツアー」で世界中を飛び回っている。残念ながら、2023年4月12日にブラジルのマナウスで講演中に事態は最悪の方向へ向かった。ボーカル兼ベーシストのジーン・シモンズが体調を崩し、ショーの途中でステージを降りなければならなかった。「ちょっと待って。もう止めないと」とボーカル兼ギタリストのポール・スタンレーは観客に語りかけた。「みんながジーンをどれだけ愛しているかはわかっているし、彼は明らかに体調を崩している。彼の面倒を見るために止めないと。だって、私たちは皆、彼を愛しているから、そうでしょう？」。

ショーは5分ほど中断され、シモンズはステージから降りたが、なんと戻ってきて椅子に座りながらもう1曲歌った。翌日、彼はソーシャルメディアで、マナウスの気温と湿度が「異常に高かった」ため単に脱水症状を起こしただけだと説明した。

© Getty Images

マリリン・マンソン -

マリリン・マンソンはテキサス州ヒューストンでのコンサートのステージ上で倒れたが、原因は「熱中症」とされている。倒れる前、彼はステージ上で震え上がり、明らかに具合が悪そうだったと報じられた。

© Getty Images

マリリン・マンソン -

マリリン・マンソンをめぐるまた別の事件は、2019年2月、ニューヨークで精神崩壊を起こしたと報じられた彼は、自分の限界を超えた。マンソンは取り止めのない話をしてリズムを外して歌い、1分間フリースタイルで歌った後、観客を侮辱してステージから去った。

© Getty Images

エド・シーラン -

ウェールズのカーディフで行われたチケット完売の公演で、エドはトイレに行くためにコンサートを中断し、ファンを待たせてしまった。エドはトイレに行くためにプリンシパリティ・スタジアムのステージを離れたのだ。それも2回！

© Getty Images

スティーヴ・レイシー -

ヒットソング「バッド・ハビッツ」の歌手スティーヴ・レイシーは、「ギヴ・ユー・ザ・ワールド」ツアーで全米各地で公演したが、2022年10月24日のニューオーリンズ公演で事態は悪化した。動画には、ステージで演奏中のレイシーに使い捨てカメラが当たり、観客の中に跳ね返る様子が写っていた、レイシーは歌うのをやめ、バンドに演奏を止めるよう指示。観客に問題の物体を渡すよう求め、劇的にステージ上でそれを叩き壊した。その後レイシーは立ち去り、観客の落胆をよそにその夜の公演は終了とした。

彼は自身の行動で話題となり、後にインスタグラムでこの事件について声明を発表した。

「使い捨てカメラを私に投げつけず、ただ雰囲気をつかんで繋がりを持とうとしている人たちに感謝している。観客の多くの人とのつながりの美しさが、何かネガティブなことが起こると失われてしまうのは嫌だ」

彼は続けて、「私は誰かに謝る義務はないと思っている。もしかしたらもっといい反応ができたかもしれない？もちろん、いつでもそうだ。私は自分の人生における学生だ。でも私も人間で、正直な感情と正直な反応を持っている」と語った。彼はクロイ・ベイリーやカリ・ウチスなど他のミュージシャンからのコメントで支持を受けた。

© Getty Images

キッド・カディ -

キッド・カディが7月22日にローリング・ラウド・マイアミでヘッドライナーを務めた時、彼がステージを降りると脅した後も観客は物を投げ続け、わずか4曲で実際にステージを去った。「このステージにあと一つゴミみたいなものを投げたらやめる。俺はゴミみたいなラップなんかしない。ゴミみたいなラップなんかしない。みんなの楽しみを台無しにすることになる」とカディは警告した。すると観客から水のボトルのようなものが飛んできて、カディはステージを去った。カディは、出演予定のわずか1週間前にラインナップから外れたカニエ・「イェ」・ウェストの代わりとしてフェスティバルに加わった。多くの人が、ラッパー同士のライバル関係がカディのステージ中の観客の行動に影響を与えたと疑っており、コンシークエンスによると、ファンはステージ中にウェストの名前を連呼していたという。

© Getty Images

カニエ・ウェスト -

2016年11月、カニエはサクラメント公演の４曲目でステージ上で感情を爆発させた。彼はビヨンセやジェイ・Zからドナルド・トランプやフェイスブックまで、あらゆることについて15分間暴言を吐いた。

© Getty Images

カニエ・ウェスト -

その後、カニエはステージから去り観客を驚かせた。結局、彼は入院し、セント・パブロ・ツアーの残りの日程をキャンセルした。

© Getty Images

ジャスティン・ビーバー -

ジャスティン・ビーバーは音楽業界で最も有名なステージからの退場劇のスターである。2015年のノルウェーでの講演中、ファンがステージに何かこぼした後、彼はステージから立ち去った。彼は汚れを拭き取ろうとしたが、イライラしてそのまま立ち去った。

© Getty Images

ジャスティン・ビーバー -

その後、2016年にイギリスのマンチェスターで行われたコンサートでは、ファンの叫び声が大きすぎたため、彼はショーの途中でステージを去った。また、2013年にはブラジルのサンパウロで、コンサート客が彼に水の入ったボトルを投げつけ、彼の手からマイクを叩き落とした後、彼はステージを去った。

© Getty Images

マドンナ -

ポップスの女王は、2012年にチリのサンディアゴで行われた公演で、観客の中にタバコを吸っている人がいるのを見つけて癇癪を起こし、彼らを叱りつけてから立ち去った。

© Getty Images

グリーン・デイ -

2012年の「アイハート・ラジオ・ミュージック・フェスティバル」でのビリー・ジョー・アームストロングの伝統的な癇癪を忘れられる人はいるだろうか？グリーン・デイのステージが途中で打ち切られようとした時、ビリーはギターを壊し、マイクを投げる前に「俺たちはジャスティン・ビーバーじゃないぞ」と罵った。

© Getty Images

アクセル・ローズ -

ガンズ・アンド・ローゼズのフロントマンは、ステージ上で理性を失ってしまうキングだ。1991年にミズーリ州セントルイスで行われたコンサート中、彼は写真を取っていた観客にタックルした。結局、ローズは暴動を起こし、1年後にヨーロッパツアーから戻った際に逮捕された。

© Reuters

キングス・オブ・レオン -

ミズーリ州セントルイスは一体どうなっているんだ？！2010年にそこで行われたライブでは、会場に大量の鳩の糞が降り注ぎ、ベーシストの口まで狙ったため、バンドはわずか3曲で退場を余儀なくされた。

© Getty Images

ジム・モリソン -

ドアーズのリードシンガーはステージ上での奇抜なパフォーマンスで知られていたが、1970年にニューオリンズで行われたコンサートでは、ジム・モリソンらしくステージに穴を開けて会場を去った。これが彼の最後のパフォーマンス隣、その後間もなくパリで心臓発作で亡くなった。

© NL Beeld

ジャック・ホワイト -

2012年にラジオシティ・ミュージックホールで行われたコンサート中、ホワイトは観客の熱気が感じられなかったため、55分後にステージから去った。彼は立ち去る前に「信じられない、これがナショナル・パブリック・ラジオのコンサートなのか？」と叫んだ。

© Reuters

コートニー・ラブ -

コートニー・ラブは2011年にブラジルで行われたコンサートで、亡くなった夫カート・コバーンの写真を投げつけている観客を見つけ、暴言を吐くというトラブルに陥った。彼女はステージをさる前にデイヴ・グロールとゲイの人々を侮辱した。

© Getty Images

ブランディ -

「ザ・ボーイ・イズ・マイン」の歌手であるブランディは、2013年に南アフリカでサプライズパフォーマンスを行った際、9万人収容のスタジアムがわずか40人の観客で埋まったことに驚いた。ブランディは2曲歌った後、歌うのをやめた。

© Getty Images

ルーペ・フィアスコ -

信じられないかもしれないが、このラッパーはユタ州ソルトレイクシティでの公演中に野次馬がトマトを投げつけたためステージを去らなければならない状況になった。

© Getty Images

セレーナ・ゴメス -

ポップスターは、2013年のロサンゼルス・ジングル・ボールで、さまざまな音響トラブルに見舞われたため、演奏を途中で切り上げざるを得なかった。彼女は観客に、次は「もっとクールな」アーティストが演奏すると告げ、マイクを置いて立ち去った。

© Getty Images

モリッシー -

この歌手は、行く先々でトラブルに巻き込まれるようだ（おそらく気性の荒さのせいだろう）。ポーランドのワルシャワでコンサート中、観客の一人が彼の最近の癌治療について不快なコメントをしたと報じられた後、彼は激怒して会場を去った。

© Getty Images

フィオナ・アップル -

フィオナ・アップルのショーはいつも少し予測不可能だと言っても過言ではないが、2013年に東京でルイ・ヴィトンのパーティーでパフォーマンスした際、彼女は観客に衝撃を与えた。彼女はステージを去る前に、観客が喋りすぎだと罵倒した。

© Getty Images

エルトン・ジョン -

「ロケットマン」は少々気難しい歌手として知られており、テレグラフ紙によると、2019年のラスベガス公演では、ファンが彼に触り続けてパフォーマンスを妨害したため、激怒してステージから去ったという。その後、彼はステージを最後までやり遂げるために戻ってきた。

© Getty Images

トレイ・ソングス -

このR＆B歌手は2016年にデトロイトで公演した後、大きなトラブルに巻き込まれた。MTVニュースによると、彼は公演を終えるよう言われた際にコンサートの機材を破壊した疑いで逮捕されたという。

© Getty Images

リル・ウェイン -

ラッパーのリル・ウェインは以前、フロリダでの公演中に自分のDJが間違った曲を始めたために激怒したことがある。リル・ウェインは観客が「DJ、何やってるんだ？」と叫ぶのを聞き、その後マイクをDJに投げつけて立ち去った。

© Getty Images

ニッケルバック -

コンサート中、ポルトガルの観客がニッケルバックに石を投げつけ、2曲演奏した時点で彼らはステージから退場を余儀なくされた。

© Getty Images

イェラウルフ -

エミネムの弟子イェラウルフは、ルイジアナ州立大学でのコンサート中に、汚い言葉は許されないと言われ、ステージを去った。このラッパーは、自分のステージでは汚い言葉を使わないという契約に署名していたことが判明した。

© Getty Images