世界中の超危険な観光名所
- ビーチでのんびりする休暇を好む人もいれば、危険なスリル満点の冒険を求める人もいる。煮えたぎるような高温の湖、高い山頂、命がけのダイビング。いずれも胸がドキドキするような場所ばかりだ。
ただし注意しておきたいのは、経験のあるなしに関わらず命を落としたアドレナリン中毒者が存在する場所であるということだ。したがってもし危険を承知で訪れるのであれば、くれぐれも注意してほしい。
覚悟はできた？クリックして、世界中の超危険な観光名所を確認しよう。
© Getty Images
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ダルヴァザのガスクレーター（トルクメニスタン）
- 「地獄の門」とも呼ばれる燃え盛る穴は、1970年代に地質学者が石油を採掘しようとして洞窟を掘削した際に天然ガス田が崩壊してできたものだ。そして有毒ガスを焼き切るために洞窟に火を放ったのである。数十年経った今も、僻地のカラクム砂漠で燃え続けている。
© Getty Images
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デスヴァレー（アメリカ合衆国）
- カリフォルニアのデスヴァレーには砂丘、岩塩の尖塔、塩の平原など幻想的な風景が広がり、訪れる人を魅了している。しかし最高気温が54.4℃を記録したこともあり、過酷なまでの暑さは命に関わりかねない。
© Getty Images
2 / 29 Fotos
ビジャリカ（チリ）
- 冒険好きなハイカーに人気のビジャリカは、南米で有数の活火山である。最後に噴火したのは2015年であり、火山灰と溶岩が上空1,000mまで吹き上がった。
© Getty Images
3 / 29 Fotos
華山（中国）
- 中国の陝西省に位置する華山は古くから巡礼の地であり、神聖な5つの峰と道教の寺院が存在する。そして山を蛇行するように続く、険しく危険な登山道の数々でも有名な場所となっている。
© Getty Images
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カリジニ国立公園（オーストラリア）
- 真っ赤な渓谷とエメラルドの滝が点在する野性的な美しさを誇る国立公園は、オーストラリアの真珠ともいうべき存在である。しかし西オーストラリア州の辺鄙な場所にあり、異常気象や落石が起こりやすいため死者が出たこともあるのだ。
© Getty Images
5 / 29 Fotos
スケリッグ・マイケル（アイルランド）
- ケリー県沖に浮かぶ切り立った小島には、かつては修道士が住んでいた。最近では「スター・ウォーズ／フォースの覚醒」（2015年）のロケ地として使われた。
© Getty Images
6 / 29 Fotos
エル・カミニート・デル・レイ（スペイン）
- 資材を運ぶ建設労働者のために1901年から1905年にかけて建設された危険な道で、世界中からアドレナリン中毒者が訪れている。長年にわたり何人ものハイカーが転落して命を落としているため、現在ではこの道の訪問者に対して新たな規制が設けられ、以前よりも格段に安全性が増した。
© Getty Images
7 / 29 Fotos
エベレスト（ネパール）
- 世界一高い山に登ることをバケットリストに挙げている人は多い。標高8,850mを超えるエベレストには、毎年約1,200人の登山者が訪れる。しかしながら山頂に到達できるのは約半数に過ぎず、何人もの登山者が挑戦しては命を落としている。エベレストでの主な死因は氷点下に及ぶ気温と標高の変化だ。2019年には11人が山頂で亡くなった。
© Getty Images
8 / 29 Fotos
デビルズプール、ヴィクトリアの滝（ザンビア、ジンバブエ）
- 1年の中で最も乾燥した時期にはザンベジ川の水位が下がり、世界一高い滝であるヴィクトリアの滝の淵に至高のインフィニティプールが出現する。滝に流されてしまう危険性があるため、泳ぐ人は自己責任で飛び込むことになる。
© Getty Images
9 / 29 Fotos
ハーフドーム（アメリカ合衆国）
- カリフォルニアのヨセミテ国立公園の上に位置しており、頂上までの往復22.5kmはハイカーにとっては荒野を進むことになる。危険かつ命がけの場所としても知られている。2019年には1人のハイカーが150m落下した末に亡くなるという痛ましい事故も起きた。
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10 / 29 Fotos
モハーの断崖（アイルランド）
- アイルランド屈指の絶景スポットであるモハーの断崖は8kmにわたって壮観な景色が広がり、最も標高の高い場所は210mを超える。しかしそこには大きな危険が伴う。1990年代初頭以降で30人以上が事故により同地で亡くなっている。
© Getty Images
11 / 29 Fotos
アナク・クラカタウ島（インドネシア）
- 火山島であるアナク・クラカタウ島は、1883年に約36,000人が犠牲になった歴史上有数の大噴火を起こした。2018年には死者を出した津波がアナク・クラカタウ島を襲った。2020年にも噴火が報告されている。
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12 / 29 Fotos
モンブラン（フランス、イタリア）
- ヨーロッパで最も高い山であるモンブランの標高は約4,800m以上に達する。年間3万人もの登山客が訪れる同山は、ヨーロッパ有数の危険な山として位置付けられている。主な原因としては準備が不十分であったことによる登山中の死亡事故、危険な地形、天候の変化などが挙げられる。
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13 / 29 Fotos
レユニオン（フランス）
- インド洋に浮かぶフランスの海外県ならびに海外地域圏であるレユニオンには、絶景でありながらも驚くほど人の少ないビーチが広がる。しかし残念なことに、世界で指折りのサメの出没地でもあるのだ。同島では2011年から2019年の間に24件のサメによる被害が発生しており、11人が亡くなっている。
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14 / 29 Fotos
コロラド川（アメリカ合衆国）
- 全長2,330km以上のコロラド川は5つの州を流れており、旅行客に人気の水泳スポットとなっている。しかしながら大雨の後や雪解け水が増えた後などは特に、この川がどれほど危険な場所になるかについてはあまり知られていない。なんと2014年はこうした状態が原因で、初めの7ヶ月で15人もの死者が出てしまったのだ。
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15 / 29 Fotos
ファグラダルスフィヤル（アイスランド）
- レイキャネース半島の人里離れた場所に位置する活火山で、幅約500mにも及ぶ火口が存在する。予測が不可能な上に到達するのも困難で、有毒ガスや噴火の危険性まであるため、訪れる人にとっては危険な場所となる。
© Getty Images
16 / 29 Fotos
トロルトゥンガ（ノルウェー）
- 見事な岩層は自撮り写真を撮るハイカーに人気のスポットとなっている。海抜約1,100mにも達する場所であり、悲しいことにハイカーが転落死したという報告が出ている。
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17 / 29 Fotos
キラウエア（アメリカ合衆国）
- ハワイにある3つの活火山の内で最も危険なのがハワイ島のキラウエア火山である。2014年には同火山から噴き上がった溶岩がパホアの町まで届いたのだ。
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18 / 29 Fotos
北ユンガスの道（ボリビア）
- 世界でも有数の危険な道となっている北ユンガスの道は、マウンテンバイカーにとって刺激的なコースとなっている。狭い凸凹道が約65kmも続き、ちょっとしたミスが命取りになるのだ。
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19 / 29 Fotos
ボイリング湖（ドミニカ）
- カリブ海でも指折りの美しい景観を誇るドミニカには、魅力的ながらも命に関わる危険性を秘めたボイリング湖が存在する。地殻の裂け目である噴気孔が溢れ、高温に達すると熱湯と泡を吐き出すことがあるのだ。安全な距離を取って行動するのが賢明である！
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20 / 29 Fotos
ユカタン・セノーテ（メキシコ）
- メキシコのユカタン半島のジャングルの下には、世界で最長の水中洞窟が3つも潜んでいる。地図にも載っていない洞窟内は、セノーテと呼ばれる自然に生まれた陥没穴の隙間を探検しようとするダイバーにとって憧れの場所となっている。しかしながら狭い空間、暗闇、方向感覚の喪失などが命取りになりかねない場所でもあるのだ。
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21 / 29 Fotos
カナディアン・ロッキー（カナダ）
- 雪崩、落石、ピューマとの遭遇など、カナディアン・ロッキーは危険がいっぱいだ。2019年にはハウス・ピークの奥まった山肌を登ろうとしていた3人の登山家が、雪崩に巻き込まれて命を落とした。
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22 / 29 Fotos
イエローストーン国立公園（アメリカ合衆国）
- ワイオミング州を中心に、モンタナ州とアイダホ州の一部にも広がっている国立公園である。火山の温床である点に加えて、ハイカーやキャンプ客にとって本当に危険なのはグリズリー（ハイイログマ）なのだ。ただし平均すると、クマによる被害は年に1回あるかないかだ。
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23 / 29 Fotos
ヴェルザスカダム（スイス）
- 世界で有数の高さを誇るジャンプ地点であり、1995年の映画「007／ゴールデンアイ」でジェームズ・ボンドが飛び降りたことで有名になった。アドレナリン中毒者たちは007の気分を味わうために、高さ220mの高所にに集まってくるのだ。
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24 / 29 Fotos
アンナプルナ第1峰（ネパール）
- 地球上で10番目に高い山であるアンナプルナ第1峰は、登山の難しさで名を馳せている。危険な地形、人の手に負えない環境、標高の高さなどにより多くの登山者が命を落としており、世界で最も危険な山として位置付けられているのだ。
© Getty Images
25 / 29 Fotos
ブルーホール（エジプト）
- エジプトの紅海で、ダハブの北に位置するブルーホールは、命知らずのダイバーに人気のダイビングスポットとなっている。水深約90mまで達する陥没穴で、アーチと呼ばれる悪名高い水平のトンネルも存在する。残念なことに死亡事故の大部分は、陥没穴から外洋へと続くアーチをダイバーが通り抜けようとした後に発生しているのだ。
© Getty Images
26 / 29 Fotos
トリフト橋（スイス）
- スイスアルプスにある高さ90m、長さ170mのトリフト橋は高所恐怖症の人にはおすすめできない。アルプスでも指折りの長さと高さを誇る歩行者専用の吊り橋であり、ケーブルカーを3回乗り継いでやっと辿り着くことができる場所にある。
© Getty Images
27 / 29 Fotos
カスケードサドルルート（ニュージーランド）
- 体力に自信のあるアドレナリン中毒者向けのハイキングであり、約18kmのルートは命がけとなる。悪天候の際には落下や天候の影響により複数の死者が出ている。
提供元：(Insider) (loveEXPLORING)
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世界中の超危険な観光名所
- ビーチでのんびりする休暇を好む人もいれば、危険なスリル満点の冒険を求める人もいる。煮えたぎるような高温の湖、高い山頂、命がけのダイビング。いずれも胸がドキドキするような場所ばかりだ。
ただし注意しておきたいのは、経験のあるなしに関わらず命を落としたアドレナリン中毒者が存在する場所であるということだ。したがってもし危険を承知で訪れるのであれば、くれぐれも注意してほしい。
覚悟はできた？クリックして、世界中の超危険な観光名所を確認しよう。
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ダルヴァザのガスクレーター（トルクメニスタン）
- 「地獄の門」とも呼ばれる燃え盛る穴は、1970年代に地質学者が石油を採掘しようとして洞窟を掘削した際に天然ガス田が崩壊してできたものだ。そして有毒ガスを焼き切るために洞窟に火を放ったのである。数十年経った今も、僻地のカラクム砂漠で燃え続けている。
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デスヴァレー（アメリカ合衆国）
- カリフォルニアのデスヴァレーには砂丘、岩塩の尖塔、塩の平原など幻想的な風景が広がり、訪れる人を魅了している。しかし最高気温が54.4℃を記録したこともあり、過酷なまでの暑さは命に関わりかねない。
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2 / 29 Fotos
ビジャリカ（チリ）
- 冒険好きなハイカーに人気のビジャリカは、南米で有数の活火山である。最後に噴火したのは2015年であり、火山灰と溶岩が上空1,000mまで吹き上がった。
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3 / 29 Fotos
華山（中国）
- 中国の陝西省に位置する華山は古くから巡礼の地であり、神聖な5つの峰と道教の寺院が存在する。そして山を蛇行するように続く、険しく危険な登山道の数々でも有名な場所となっている。
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4 / 29 Fotos
カリジニ国立公園（オーストラリア）
- 真っ赤な渓谷とエメラルドの滝が点在する野性的な美しさを誇る国立公園は、オーストラリアの真珠ともいうべき存在である。しかし西オーストラリア州の辺鄙な場所にあり、異常気象や落石が起こりやすいため死者が出たこともあるのだ。
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5 / 29 Fotos
スケリッグ・マイケル（アイルランド）
- ケリー県沖に浮かぶ切り立った小島には、かつては修道士が住んでいた。最近では「スター・ウォーズ／フォースの覚醒」（2015年）のロケ地として使われた。
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エル・カミニート・デル・レイ（スペイン）
- 資材を運ぶ建設労働者のために1901年から1905年にかけて建設された危険な道で、世界中からアドレナリン中毒者が訪れている。長年にわたり何人ものハイカーが転落して命を落としているため、現在ではこの道の訪問者に対して新たな規制が設けられ、以前よりも格段に安全性が増した。
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7 / 29 Fotos
エベレスト（ネパール）
- 世界一高い山に登ることをバケットリストに挙げている人は多い。標高8,850mを超えるエベレストには、毎年約1,200人の登山者が訪れる。しかしながら山頂に到達できるのは約半数に過ぎず、何人もの登山者が挑戦しては命を落としている。エベレストでの主な死因は氷点下に及ぶ気温と標高の変化だ。2019年には11人が山頂で亡くなった。
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デビルズプール、ヴィクトリアの滝（ザンビア、ジンバブエ）
- 1年の中で最も乾燥した時期にはザンベジ川の水位が下がり、世界一高い滝であるヴィクトリアの滝の淵に至高のインフィニティプールが出現する。滝に流されてしまう危険性があるため、泳ぐ人は自己責任で飛び込むことになる。
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9 / 29 Fotos
ハーフドーム（アメリカ合衆国）
- カリフォルニアのヨセミテ国立公園の上に位置しており、頂上までの往復22.5kmはハイカーにとっては荒野を進むことになる。危険かつ命がけの場所としても知られている。2019年には1人のハイカーが150m落下した末に亡くなるという痛ましい事故も起きた。
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10 / 29 Fotos
モハーの断崖（アイルランド）
- アイルランド屈指の絶景スポットであるモハーの断崖は8kmにわたって壮観な景色が広がり、最も標高の高い場所は210mを超える。しかしそこには大きな危険が伴う。1990年代初頭以降で30人以上が事故により同地で亡くなっている。
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11 / 29 Fotos
アナク・クラカタウ島（インドネシア）
- 火山島であるアナク・クラカタウ島は、1883年に約36,000人が犠牲になった歴史上有数の大噴火を起こした。2018年には死者を出した津波がアナク・クラカタウ島を襲った。2020年にも噴火が報告されている。
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モンブラン（フランス、イタリア）
- ヨーロッパで最も高い山であるモンブランの標高は約4,800m以上に達する。年間3万人もの登山客が訪れる同山は、ヨーロッパ有数の危険な山として位置付けられている。主な原因としては準備が不十分であったことによる登山中の死亡事故、危険な地形、天候の変化などが挙げられる。
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レユニオン（フランス）
- インド洋に浮かぶフランスの海外県ならびに海外地域圏であるレユニオンには、絶景でありながらも驚くほど人の少ないビーチが広がる。しかし残念なことに、世界で指折りのサメの出没地でもあるのだ。同島では2011年から2019年の間に24件のサメによる被害が発生しており、11人が亡くなっている。
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コロラド川（アメリカ合衆国）
- 全長2,330km以上のコロラド川は5つの州を流れており、旅行客に人気の水泳スポットとなっている。しかしながら大雨の後や雪解け水が増えた後などは特に、この川がどれほど危険な場所になるかについてはあまり知られていない。なんと2014年はこうした状態が原因で、初めの7ヶ月で15人もの死者が出てしまったのだ。
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ファグラダルスフィヤル（アイスランド）
- レイキャネース半島の人里離れた場所に位置する活火山で、幅約500mにも及ぶ火口が存在する。予測が不可能な上に到達するのも困難で、有毒ガスや噴火の危険性まであるため、訪れる人にとっては危険な場所となる。
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トロルトゥンガ（ノルウェー）
- 見事な岩層は自撮り写真を撮るハイカーに人気のスポットとなっている。海抜約1,100mにも達する場所であり、悲しいことにハイカーが転落死したという報告が出ている。
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キラウエア（アメリカ合衆国）
- ハワイにある3つの活火山の内で最も危険なのがハワイ島のキラウエア火山である。2014年には同火山から噴き上がった溶岩がパホアの町まで届いたのだ。
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北ユンガスの道（ボリビア）
- 世界でも有数の危険な道となっている北ユンガスの道は、マウンテンバイカーにとって刺激的なコースとなっている。狭い凸凹道が約65kmも続き、ちょっとしたミスが命取りになるのだ。
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ボイリング湖（ドミニカ）
- カリブ海でも指折りの美しい景観を誇るドミニカには、魅力的ながらも命に関わる危険性を秘めたボイリング湖が存在する。地殻の裂け目である噴気孔が溢れ、高温に達すると熱湯と泡を吐き出すことがあるのだ。安全な距離を取って行動するのが賢明である！
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ユカタン・セノーテ（メキシコ）
- メキシコのユカタン半島のジャングルの下には、世界で最長の水中洞窟が3つも潜んでいる。地図にも載っていない洞窟内は、セノーテと呼ばれる自然に生まれた陥没穴の隙間を探検しようとするダイバーにとって憧れの場所となっている。しかしながら狭い空間、暗闇、方向感覚の喪失などが命取りになりかねない場所でもあるのだ。
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カナディアン・ロッキー（カナダ）
- 雪崩、落石、ピューマとの遭遇など、カナディアン・ロッキーは危険がいっぱいだ。2019年にはハウス・ピークの奥まった山肌を登ろうとしていた3人の登山家が、雪崩に巻き込まれて命を落とした。
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イエローストーン国立公園（アメリカ合衆国）
- ワイオミング州を中心に、モンタナ州とアイダホ州の一部にも広がっている国立公園である。火山の温床である点に加えて、ハイカーやキャンプ客にとって本当に危険なのはグリズリー（ハイイログマ）なのだ。ただし平均すると、クマによる被害は年に1回あるかないかだ。
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ヴェルザスカダム（スイス）
- 世界で有数の高さを誇るジャンプ地点であり、1995年の映画「007／ゴールデンアイ」でジェームズ・ボンドが飛び降りたことで有名になった。アドレナリン中毒者たちは007の気分を味わうために、高さ220mの高所にに集まってくるのだ。
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アンナプルナ第1峰（ネパール）
- 地球上で10番目に高い山であるアンナプルナ第1峰は、登山の難しさで名を馳せている。危険な地形、人の手に負えない環境、標高の高さなどにより多くの登山者が命を落としており、世界で最も危険な山として位置付けられているのだ。
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ブルーホール（エジプト）
- エジプトの紅海で、ダハブの北に位置するブルーホールは、命知らずのダイバーに人気のダイビングスポットとなっている。水深約90mまで達する陥没穴で、アーチと呼ばれる悪名高い水平のトンネルも存在する。残念なことに死亡事故の大部分は、陥没穴から外洋へと続くアーチをダイバーが通り抜けようとした後に発生しているのだ。
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トリフト橋（スイス）
- スイスアルプスにある高さ90m、長さ170mのトリフト橋は高所恐怖症の人にはおすすめできない。アルプスでも指折りの長さと高さを誇る歩行者専用の吊り橋であり、ケーブルカーを3回乗り継いでやっと辿り着くことができる場所にある。
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カスケードサドルルート（ニュージーランド）
- 体力に自信のあるアドレナリン中毒者向けのハイキングであり、約18kmのルートは命がけとなる。悪天候の際には落下や天候の影響により複数の死者が出ている。
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リラックスできる休暇先とはかけ離れた場所ばかりだ！
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ビーチでのんびりする休暇を好む人もいれば、危険なスリル満点の冒険を求める人もいる。煮えたぎるような高温の湖、高い山頂、命がけのダイビング。いずれも胸がドキドキするような場所ばかりだ。
ただし注意しておきたいのは、経験のあるなしに関わらず命を落としたアドレナリン中毒者が存在する場所であるということだ。したがってもし危険を承知で訪れるのであれば、くれぐれも注意してほしい。
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