10代の頃に象徴的な曲を書いたアーティスト -

作詞作曲は、ごく少数のアーティストしか習得できない素晴らしいスキルである。レコード会社は、アーティストのために魅力的な曲を作曲するソングライターに何百万ドルも支払う。確かに、若い頃から有名になったミュージシャンのほとんどは、一般的に曲と歌詞を提供してもらうが、全員がそういうわけではない。作詞作曲のスキルを磨くには通常何年もかかるが、中には最初から作詞作曲の才能があったアーティストもいる。

これから紹介するミュージシャンは、20歳になるまでに、私たちがよく知っている、大好きな象徴的な曲を自ら書いていたのだ。どのアーティストが有名な曲を作ったのか見ていこう。

© Getty Images

スティーヴィー・ワンダー -

「アップタイト」はスティーヴィー・ワンダーが1966年に16歳の時に作曲、リリースされた。

© Getty Images

アデル -

アデルの「チェイシング・ペイヴメンツ」は彼女のアルバム「19」からのシングルで、この曲は彼女が19歳の時に作曲され、レコーディングされた。

© Getty Images

ビリー・アイリッシュ -

ビリー・アイリッシュは19歳になるまでに、兄のフィニアス・オコネルといくつかのヒット曲を書き、レコーディングしていた。フィニアスもその過程の大半は10代の頃に行った。19歳までに、アイリッシュは「エブリシング・アイ・ウォンテッド」「バッド・ガイ」「ベリー・ア・フレンド」を書き、リリースしていた。

© Getty Images

エイミー・ワインハウス -

エイミー・ワインハウスは10代の頃に、受賞したシングル「Stronger Than Me」と、20歳になったときにリリースされたアルバム『Frank』に収録されている他の曲を書き、レコーディングした。

© Getty Images

マイケル・ジャクソン -

マイケル・ジャクソンは、デビュー・ソロ・アルバム「オフ・ザ・ウォール」がリリースされた時19歳だった。アルバムにはシングル曲「今夜はドント・ストップ」と「ロック・ウィズ・ユー」が収録されている。

© Getty Images

ジャスティン・ビーバー -

ジャスティン・ビーバーはパフォーマーとしてよく知られているが、彼はミュージシャンでありソングライターとしても信頼できる存在である。驚くべきことに、彼は2010年に16歳でリリースされた「ベイビー」と「ホウェア・アー・ユー・ナウ」の作曲をした。

© Getty Images

テイラー・スウィフト -

テイラー・スウィフトは９年生（日本の中学3年生にあたる）の時に「ティアドロップス・オン・マイ・ギター」を書き、2006年に19歳の時にリリースした。

© Getty Images

テイラー・スウィフト -

テイラー・スウィフトのもう一つの名曲「Sparks Fly 」は、彼女が16歳の時に書かれた曲である。

© Getty Images

ロード -

歌手、作詞家、プロデューサーのロードは、15歳の時に「ロイヤルズ」を作曲した。皮肉なことに、この曲は金持ちや有名人になりたいという願望がないことを歌っているが、この曲のリリース後、彼女は16歳にしてスーパースターになった。

© Getty Images

ポール・マッカートニー -

ビートルズは1964年に「アイル・フォロー・ザ・サン」をレコーディングした。この曲はジョン・レノンとポール・マッカートニーの共作として評価されているが、この曲はそれよりも何年も前、18歳だったマッカートニーが単独で書いた曲である。

© Getty Images

レイ・チャールズ -

「コンフェッション・ブルース」はレイ・チャールズによって作曲され、彼が19歳だった1949年にリリースされた。

© Getty Images

アヴリル・ラヴィーン -

アヴリル・ラヴィーンは17歳の時に書いたシングル「コンプリケイテッド」を2002年にリリースした。

© Getty Images

エド・シーラン -

エド・シーランの「The A Team」は、彼がロンドンに住んでいた18歳のときに書かれた。この曲は2年後、彼のデビュー・アルバムからのシングルとしてリリースされ、イギリスをはじめ9カ国でトップ10入りを果たした。

© Getty Images

ヴァン・モリソン -

ヴァン・モリソンは18歳の時に「グロリア」を書き、1年後の1963年に自身のバンドと共にレコーディングした。

© Getty Images

フィオナ・アップル -

フィオナ・アップルは17歳の時、45分で「クリミナル」を書いた。この曲は1996年に初めてリリースされ、現在まで彼女の最大のヒット曲となっている。

© Getty Images

キャロル・キング -

「ウィル・ユー・ラブ・ミー・トゥモロー」は、キャロル・キングが18歳の時にジェリー・ゴフィンの協力を得て書いた曲だ。1961年にリリースされた後、ザ・シュレルズが歌ったものがリリースされ、そのバージョンはナンバーワンヒットとなった。

© Getty Images

ホールジー -

ホールジーは19歳の時に「ゴースト」をかき、レコーディングした。2014年に思いつきでこの曲をサウンドクラウドに投稿したところ、彼女は劇的に成功した。

© Getty Images

ビリー・ジョー・アームストロング -

グリーン・デイは1991年に最初のデモ・コレクションをリリースした。そこには、フロントマンのビリー・ジョー・アームストロング（中央）が16歳だった時の曲「ゴーイング・トゥ・パサルッカ」が収録されていた。

© Getty Images

ケイト・ブッシュ -

「The Man with the Child in His Eyes」はケイト・ブッシュが19歳だった1978年にリリースされたが、この曲は6年前、彼女が13歳の時に書かれたものだった。

© Getty Images

ケイト・ブッシュ -

ケイト・ブッシュはまた、18歳の時に作曲し、1年後にリリースした「Wuthering Heights」で、英国で自ら作曲した曲でナンバーワンヒットを出した最初の女性でもあった。

© Getty Images

アイザック、テイラー、ザック・ハンソン -

ハンソン兄弟は「Mmmbop」を書いた当時、全員10代だった。

© Getyy Images

チャンス・ザ・ラッパー -

チャンス・ザ・ラッパーは、19歳の時にリリースした曲「ブレイン・セルズ」で、驚くべき歌詞作りの才能を発揮した。

© Getty Images

カリード -

カリードのブレイクシングル「ロケーション」は、彼が18歳になるまでに作曲、レコーディング、リリースされた。

© Getty Images

エディ・ヴェダー -

エディ・ヴェダーは14歳で高校生だった時に「ベター・マン」を書いた。パール・ジャムは、この曲がポップミュージックに近すぎたため、1994年までこの曲をレコーディング、リリースしなかった。

© Getty Images

マット・ベラミー -

ミューズの「ソバー」は、デビューアルバム「ショウビズ」に収録されているが、作詞家のマット・ベラミー（前列）がまだ18歳だった頃に制作したデモ「ザ・ニュートン・アベット」にも収録されている。

© Getty Images

タイラー・ザ・クリエイター -

タイラー・ザ・クリエイターは19歳の時にデビューシングル「ヨンカーズ」を書き、レコーディングした。この曲は1年後にリリースされ、ヒットした。

© Getty Images

オリビア・ロドリゴ -

オリビア・ロドリゴは、わずか17歳でデビューシングル「ドライバーズ・ライセンス」を書き、レコーディングし、リリースした。

© Getty Images

アレックス・ターナー -

アークティック・モンキーズのメンバーは、最初のアルバムがリリースされた時、全員10代だった。バンドのソングライターであるアレックス・ターナーは18歳になる前にシングル「フェイク・テイルズ・オブ・サンフランシスコ」を書いた。この曲は、彼らの最初のデモコレクション「ビニース・ザ・ボードウォーク」に収録されている。

出典: (Gigwise)(Musicoholics)

© Getty Images