ほんの数時間で書かれたヒットソング -

ポップミュージックの最も有名で凝ったヒットソングのいくつかはほんの数時間、場合によってはわずか数分で書かれたものだと知ると驚きだ！そう、中にはたった10円で曲を作ることができるソングライターもおり、多くは計画的に作られるが夢から作る時だってあるのだ。また、リフとして演奏されたものや即興演奏から生まれた記憶に残る曲もある。どう切り取っても、分刻みで作られた音楽の例は多くあるのだ。

果たしてどんな曲があるのだろう?クリックして、数時間で書かれたヒットソングに注目しよう。

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「ジャスト・ダンス」：レディ・ガガ -

レディ・ガガが世界的ヒットソング「ジャスト・ダンス」を書くのにかかった時間はわずが10分である。彼女はエイコンと彼のプロデューサーであるレッドワンから少し協力は得たものの、基本的にこの曲の構造は600秒で完成した。

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「フォトグラフ」：エド・シーラン -

エド・シーランはたった10分で「フォトグラフ」を書き上げた。この曲は、スノウ・パトロールのジョニー・マクデイドのラップトップで繰り返し再生されていたループに乗せて彼はギターを演奏した後、マクデイドとともに書き上げた。

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「ウィ・アー・ネバー・バック・トゥゲザー」：テイラースウィフト -

2012年のDigital Spy(デジタルスパイ)とのインタビューで、テイラー・スウィフトは「ウィ・アー・ネバー・バック・トゥゲザー」をシェルバックとマックス・マーティンとともにわずか25分で書いたと明かした。

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「アンブレラ」：リアーナ -

リアーナの2007年のヒットソング「アンブレラ」の最初の歌詞の１行は、ジェイ・Z、トリッキー・スチュワート、クック・ハレル、ザ・ドリーム（テリウス・ヤングデル・ナッシュ）の共作で、たった60秒で完成したのだ。そして曲のデモは数時間で録音された。

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「アンダー・プレッシャー」：デヴィッド・ボウイとクイーン -

1981年、デヴィッド・ボウイとクイーンはスイスのモントルーにある同じスタジオで偶然レコーディングを行なっていた。この曲は偶然に誕生したもので、フレディ・マーキュリーは「これは本当に自然に、とても早くできた曲」と振り返った。ジョン・ディーコンの印象的なベースラインが早い段階で作られ、それにブライアン・メイがギターのメロディーを乗せた。24時間以内に「アンダー・プレッシャー」は完成したのだ。

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「スウィート・チャイルド・オー・マイン」：ガンズ・アンド・ローゼズ -

「スウィート・チャイルド・オー・マイン」はGNRのデビューアルバム「アペタイト・フォー・ディザスター」からの3枚目のシングルだった。歌詞はアクセル・ローズが作成していた詩で、最終的には彼のガールフレンドについての歌になった。ギタリストのスラッシュの印象的なオープニングリフは、完成するのに午後中かかったものの、1時間以内に考えたものである。

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「スカイフォール」：アデル -

信じられないことだが、アデルは、ジェームス・ボンド映画「スカイフォール」（2012年）のテーマソングをレコーディングするのにわずか10分しか掛からなかったのだ。この曲は後にアカデミー賞歌曲賞を受賞した。

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「ユア・ソング（僕の歌は君の歌）」：エルトン・ジョン -

1969年にエルトン・ジョンの長年の共同製作者であるバーニー・トーピンによって書かれた「ユア・ソング」は、バーニーが朝食をとっている時に思いついた。ジョンは曲を20分で書いた。

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「イエスタデイ（Yesterday)：ビートルズ -

これはよく聞く話だが、「イエスタデイ」の起源はポール・マッカートニーの夢の中にあった。翌朝目覚めると、彼はピアノの前に座り、その曲を作った。ポピュラー音楽の歴史上、最も多くカバーされた曲の一つである。

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「ホワッド・アイ・セイ」：レイ・チャールズ -

レイ・チャールズの代表曲の一つである「ホワッド・アイ・セイ」は、1958年にピッツバーグでのライブショーでオーケストラやバックシンガーらと即興演奏中に15分以内で作曲された。観客の熱狂的な反応にチャールズは録音することを決意した。

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「サティスファクション」：ローリング・ストーンズ -

キース・リチャーズがベッドで目覚めた時に、頭の中に「サティスファクション」のメロディーが流れたのだった。彼はアコースティックギターでその曲を録音し、すぐまた眠りに落ちたという。

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「スーパー・ベース」：ニッキー・ミナージュ -

レコードプロデュさーのケイン・ビーツからポップ調の楽器演奏の曲が送られてきた後、ニッキー・ミナージュはソングライターで頻繁にコラボレーションしているエスター・ディーンに電話し、ロザンゼルスのスタジオで会ってほしいと頼んだ。そして「スーパー・ベース」はその夜に収録された。

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'40' - U2 -

この「40」はU2の1983年のアルバム「ウォー」に収録されており、ボノによると、放置されていたアダム・クレイトンのベースラインと詩篇40篇に影響を受けて歌詞の基にしたという。彼は「この曲は10分程度で書き、10分程度で収録し、10分程度でミックスして演奏し、さらに10分は何もすることがない、これがタイトル『40』の意味だ。」と詳しく説明した。

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「Life on Mars?（火星の生活）」：デヴィッド・ボウイ -

デヴィッド・ボウイの独創的な曲「Life on Mars?（火星の生活）」は、公園を散歩中にそのメロディーを口ずさんだことがきっかけでできた。その後、家でピアノの前に座り、これまで作曲した中で最も偉大なロックバラードを、日が暮れるまでに完成させた。

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「ロンリー・デイズ」：ビー・ジーズ -

1970年8月、ギブ兄弟は一時的な解散を経て取り落として再結成し、すぐに「傷心の日々（How Can You Mend a Broken Heart?)」が書かれたと同じ日の午後に10分以内で書かれた「ロンリー・デイズ」が思い浮かんだ。ビー・ジーズは、自分達の曲に加え、他のアーティストのために数多くのヒット曲を生み出した。

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「ファイト・フォー・ユー・ライト」：ビースティ・ボーイズ -

ヒップホップグループ、ビースティ・ボーイズは、喜びが爆発したお祝いソングを考えつくのにわずか5分しか掛からなかった。最初は暇つぶしのふざけたロックソングとして作られたが、その後、仲間との楽しいパーティに向けて作られた。

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「ロックンロール」：レッド・ツェッペリン -

ギタリストのジミー・ペイジによると、「ロックンロール」はバンドの曲「フォー・スティックス」のレコーディングを終えようとした時に、なんとなく始まった即興のセッションから生まれたという。30分も掛からずに、曲の基本的な部分が完成した。1971年のアルバム「レッド・ツェッペリンⅣ」に収録されている。

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「オール・フォールズ・ダウン」：カニエ・ウェストとシーリーナ・ジョン -

カニエ・ウェストがニューヨーク・タイムズに行った2013年のインタビューによると、「オール・フォールズ・ダウン」は15分以内に完成したという。この曲には歌手の詩リーナ・ジョンソンがフィーチャーされている。

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「愛という名の欲望」：クイーン -

1981年、フレディ・マーキュリーは「『愛という名の欲望』をを作るのに5分か10分かかった」とメロディメーカーに明かした。その前年、この曲はビルボードホット100チャートでバンド初の1位を獲得した。

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「インスタント・カーマ」：ジョン・レノン -

これまで市場に登場したのが最も早いポップソングの一つは、ジョン・レノンの「インスタント・カーマ」だった。1970年1月27日の火曜日の1日の間に書かれ、収録され、その曲は13日後にリリースされたのだ。この曲はイギリスとアメリカのシングルチャートでトップ5に入り、ビートルズのメンバーによる初のソロシングルとして100万枚を売り上げた。

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「私の宗教を失うこと」： R.E.M. -

「私の宗教を失うこと」は、ギタリストのピーター・バックが、まだ技術を習っていたマンドリンで試しに弾いていて思いついた今ではお馴染みのリフは、5分以内には形になっていたそうだ。

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「セブン・ネーション・アーミー」：ホワイト・ストライプス -

このリストにあるいくつかの曲と同様、「セブン・ネイション・アーミー」はシンプルなギターリフとして始まったが、厳密に言えば、バンドがオーストラリアのメルボルンでのライブの準備をしていた時にジャック・ホワイトがサウンドチェックをしている時に誕生した。この楽曲は後にバンドの2003年アルバム「エレファント」の中に収録された「セブン・ネイション・アーミー」として知られる曲に発展した。

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「ニード・ユー・トゥナイト」：INXS -

キーボード奏者のアンドリュー・フェリスは、香港にいたフロントマン、マイケル・ハッチェンスに会うためにメルボルンから空港に向かっている時に「ニード・ユー・トゥナイト」のメロディを思いついた。直感を信じた彼は、メローディーを録音するために一旦部屋に戻るため、タクシーの運転手に待ってくれるよう頼ンダ。1時間後、彼は「ニード・ユー・トゥナイト」の基本的な部分を作り上げた。これはINXSシングルで米国ビルボードホット100で1位を獲得した唯一の曲である。

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「ザ・ケイブ」：マムフォード＆サンズ -

「ザ・ケイブ」はエディンバラの人気パブ「バナーマンズ・バー」でライブの準備中にバンドがサウンドチェックをおこなっている間に数分で誕生した。この曲は、年間最優秀レコードと年間最優秀楽曲を含む4つのグラミー賞を受賞した。

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「イヴィール・ウーマン」：エレクトリック・ライト・オーケストラ -

シリアスXM(SiriusXM)によると、ELOのジェフ・リンは、1975年の「イーヴィル・ウーマン」の基本的な詩とコーラス構造を6分で完成させたそうで、これは彼がこれまでに書いた中でもっとも早く完成した曲である。

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「スーパーソニック」：オアシス -

1994年4月にデビューシングルとしてリリースされた「スーパーソニックは」、イギリスのロックバンド、オアシスをイギリス音楽の最高階級に押し上げたのだった。この曲はノエル・ギャラガーによって書かれ、その作業に要した時間はたった10分だった。

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「ザ・リバー・オブ・ドリームス」：ビリー・ジョエル -

ビリー・ジョエルの1993年のアルバムのタイトル曲、そして最初の1曲である「リバー・オブ・ドリームス」もまた、夢の中に現れて誕生した曲である。ジョエルはこの曲で目が覚めたが、2010年のハワード・スターンとの会話で、「こんなゴスペルソングを歌うなんて、俺は一体何者なんだよと思ったから、シャワーを浴びてこの曲を洗い流そうとしたんだ。それで、シャワーを浴びながらその曲を歌った時に、これは歌わないといけないと思った。」と語った。

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「パラノイド」：ブラック・サバス -

イギリスのヘヴィメタルバンド、ブラック・サバスは、数日のうちに2枚目のスタジオアルバムを収録した。タイトル曲の「パラノイド」は、実はアルバムのために後から思いついたものを後から３分間のつなぎとして収録され、どう見ても酔った勢いで書かれたものであった。この曲は20分以内に収録を終え、バンド最大のシングルとなったのだ。

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「マイ・シャローナ」：ザ・ナック -

ザ・ナックのデビューシングル「マイ・シャローナ」はバンドメンバーのバートン・アヴェールとダグ・フィーガーに酔ってわずか15分で書かれたものだが、音楽関係者らはミックスにもう15分かかったと主張している。30分以内の作業でできたこのシングルでバンドは、米国ビルボードホット100で1位を獲得した。

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「ロイヤルズ」：ロード -

2013年、ニュージーランドのシンガーソングライター、ロードは、デビューシングル「ロイヤルズ」を書くのにたった30分しか掛からなかったとビルボードに明かした。

出典: (Vanity Fair) (Daily Mail) (The New York Times) (History) (Metal Injection) (Billboard)

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