世界で最もパワフルな女性リーダーたち -

ジェームス・ブラウンの歌はご存知でしょうか？「It's a man's world（この世界は男が回している）」を聞いたことがありますか？2024年はまさに真逆の状況ですね。世界中の女性が平等な権利を得るまでには、まだまだ長い道のりがあります。しかしここ数年で、女性にとって大きな前進がありました。そのひとつが、指導者としての立場に就いた女性の数です。多くの国で初の女性国家元首が選出される一方で、長年にわたり自国に貢献してきた指導者もいます。

このギャラリーをクリックして、世界を動かす女性リーダーについて詳しくご覧ください。

© Getty Images

クラウディア・シェインバウム -

2024年6月3日、クラウディア・シェインバウムがメキシコ初の女性大統領に、またユダヤ人初の大統領に就任しました。気候科学者は地滑り的な勝利を収めました。

© Getty Images

カトリーン・ヤコブスドッティル -

カトリーン・ヤコブスドッティルは環境保護主義とフェミニズムに関する強い背景を持ち、2017年から2024年まで第28代アイスランド首相を務めました。

© Getty Images

ハッラ・トーマスドッティル -

2024年には、アイスランドで有名な実業家であり、講演家でもあるハッラ・トーマスドッティル次期大統領がその役割を引き継ぐことになっています。

© Getty Images

ジャシンダ・アーダーン -

ジャシンダ・アーダーンは2017年から2023年までニュージーランドの首相を務めました。彼女は子育てをしながら、新型コロナウイルス感染症のパンデミックを見事に乗り切りました。2023年の任期満了を前に退任しました。この仕事をこなす「エネルギーはもはや尽きた」ためだそうです。

© Getty Images

ジョルジャ・メローニ -

イタリアの同胞党党首のジョルジャ・メローニは2022年9月の総選挙でイタリア初の女性首相となりました。しかし、彼女はベニート・ムッソリーニの悪名高いファシスト時代以来の極右政権を率いています。メローニが2012年に共同設立したイタリアの同胞党は、反移民および反LGBT政策で悪名高い強烈な保守政党です。

© Getty Images

メッテ・フレデリクセン -

メッテ・フレデリクセンはデンマークの政治家です。2019年6月27日、デンマーク首相に選出されました。

© Getty Images

サンドラ・メイソン -

396年の時を経て、2021年11月30日午前0時、バルバドスは女王エリザベス2世を国家元首から解任した後、旧英国植民地から共和国へと歴史的な移行を果たしました。代わりにサンドラ・メイソンが同国初の大統領に就任しました。リアーナも式典に出席し、同国のミア・モトリー首相から国民的英雄だと宣言されました。

© Getty Images

ミア・モトリー -

ミア・モトリーは、バルバドス労働党の党首としても、2018年5月から就任しているバルバドス首相としても初の女性です。

© Reuters

サーレワーク・ゼウデ -

サーレワーク・ゼウデは2018年10月、連邦議会で全会一致で選出されたエチオピア第4代（初の女性）大統領です。

© Reuters

アンゲラ・メルケル -

アンゲラ・メルケルは2005年から2021年までドイツ首相を務め、欧州連合（EU）の「事実上」のトップと広く見なされていました。

© Reuters

シェイク・ハシナ -

シェイク・ハシナはバングラデシュの第10代首相で、10年以上その地位にあった。

© Reuters

サーラ・クーゴンゲルワ -

2015年にはナミビアで第4代（女性初）首相に就任したサーラ・クーゴンゲルワは、南西アフリカ人民機構に所属しています。

© Reuters

アナ・ブルナビッチ -

アナ・ブルナビッチはセルビアの首相として初の女性であるだけでなく、初の同性愛者を公表している人物として境界を打ち破りました。2017年から2024年まで就任し、現在はセルビア国民議会議長です。

© Reuters

ポーラ＝メイ・ウィークス -

ポーラ＝メイ・ウィークスは母国トリニダード・トバゴの初代大統領でした。2018年から2023年まで大統領を務めました。

© Getty Images

クリスティン・カンガルー -

ポーラ＝メイ・ウィークスに続いて、2023年の選挙ではクリスティン・カンガルーが当選しました。トリニダード・トバゴには女性大統領が多いのです！クリスティン・カンガルーは以前、トリニダード・トバゴの上院議長でした。

© Getty Images

サンナ・マリン -

サンナ・マリンはまだ34歳だった2019年から2023年まで、フィンランド共和国の首相を務めました。世界最年少の女性国家元首です。

© Reuters

サロメ・ズラビシュヴィリ -

サロメ・ズラビシュヴィリはジョージア初の女性大統領で、新投票制度への移行に伴い、国民投票で選ばれる最後の人物となる見込みです。

© Reuters

ヴィオラ・アムヘルト -

ヴィオラ・アムヘルトは2019年からスイス連邦評議会のメンバーを務め、2024年には連邦大統領に選出されました。また女性としては初めてのスイス国防省の参事でもあります。

© Reuters

ルーシール・ジョージ＝ウート -

ルーシール・ジョージ＝ウートは2013年よりキュラソー総督を務めています。

© Getty Images

カマラ・ハリス -

カマラ・ハリスは女性としてだけでなく、黒人および南アジア系として初めて米国副大統領に選出され、歴史に名を刻みました。彼女は2021年から就任しています。

© Getty Images

ヘアニネ・アニェス -

エボ・モラレスの辞任後、2019年から2020年までヘアニネ・アニェスはボリビアの暫定大統領を務めました。

© Getty Images

ビドヤ・デビ・バンダリ -

ビドヤ・デビ・バンダリはネパール初の女性大統領であり、同国陸軍の最高司令官です。2015年から2023年まで在任しました。

© Reuters

ソフィー・ウィルメス -

ソフィー・ウィルメスはベルギー政府を率いた最初の女性です。2019年10月に同国の首相に選出されました。2020年の新連立政権樹立に向けた交渉が進む中、彼女は暫定政権を率いました。2020年10月、ウィルメスは新政府の副首相兼外相に就任しました。2022年まで同職を歴任しました。

© Getty Images

アウンサンスーチー -

今回のリストの中で物議を醸している人物の一人であるアウンサンスーチーは、かつて人権と民主主義の旗手として讃えられ、1991年にはノーベル平和賞を受賞しました。2016年から2021年までミャンマー国家顧問を務めるも、ロヒンギャ・ムスリムへの対応で猛批判を受けました。2021年初頭、ミャンマーのクーデターの後、軍は2020年11月の総選挙結果を不正と宣言し、アウンサンスーチーは逮捕されました。2021年12月6日、彼女は2件について4年の実刑判決を受け、2022年1月10日、別の容疑についてさらに4年の実刑判決を受けました。

© Reuters

蔡英文 -

蔡英文は台湾（中華民国）初の女性総統に就任しました。彼女はまた、東アジア初の未婚の総統でもありました。任期は2016年から2024年までです。

© Getty Images

ケルスティ・カリユライド -

ケルスティ・カリユライドは1919年の独立宣言以来、エストニア初の女性指導者となりました。46歳で就任した同国最年少大統領でもありました。2016年から2021年まで大統領を務めました。

© Reuters

ハリマ・ヤコブ -

ハリマ・ヤコブはシンガポール初の女性大統領で、大統領としては8代目です。任期は2017年から2023年まででした。

© Reuters

マグダレナ・アンデション -

2021年11月、スウェーデン議会は歴史的な決定を下し、同国初の女性首相であるマグダレナ・アンデションが選出されました。しかし、2022年の国政選挙でアンデション連立政権が過半数を失い、アンデションは辞任を表明しました。任期1年まであと1カ月のところで、後任のウルフ・クリステションに変わりました。

© Getty Images

リズ・トラス -

リズ・トラスは、複数のスキャンダルで不名誉な辞任をしたボリス・ジョンソンの後任として、2022年に英国の新首相に就任することが発表されました。元外務大臣で国際貿易大臣のトラスは、保守党党員層の57％の投票によりリシ・スナクを破りました。英国首相に就任した女性としては3人目でしたが、その45日後、経済計画への批判の強まりから退任し、英国史上最も任期が短い首相となりました。

© Getty Images

パツィー・レディ -

パツィー・レディは、政界に転身する前は法律事務所の共同経営者でした。2016年から2021年まで第21代ニュージーランド総督を務めました。

© Reuters

ジュリー・ペイエット -

カナダのジャスティン・トルドー首相は、ジュリー・ペイエットを総督に任命しました。2017年10月から2021年1月まで在職しました。

© Reuters