きっと知らないレアな猫の品種 -

古代文明が誕生した時代より猫は人間の良き相棒であり続けて来た。ザ・インターナショナル・キャット・アソシエーションに登録されている73種の猫の品種はそれぞれに個性的である。しかしその中でも他のネコ科の動物と比べて特に希少とされる品種も存在する。シャムやペルシャを知っている人は多いがピーターボールドやソコケは聞いたことがあるかな？

気になる？クリックして珍しい猫やその他の猫について見てみよう。

© Shutterstock

バリニーズ -

インドネシアのバリ島にちなんで名付けられた猫種だが実は1950年代のアメリカで誕生したのだ。シャム猫の長毛種であり同様の毛並みと青い目を持つ。

© Shutterstock

アメリカンボブテイル -

アメリカンボブテイルは希少性だけではなく見た目もかなり独特だ。1960年代に生み出された同猫種の外見は全体的にボブキャットに似ている。

© Shutterstock

バーミラ -

元々はイギリスで生まれたバーミラは頭が良く好奇心旺盛な品種だ。華やかな被毛と緑色の瞳が目立つ。

© Shutterstock

シャルトリュー -

「フランスの微笑む青い猫」という愛称を持つ珍しい同品種についての最古の記述はジョアシャン・デュ・ベレーの1558年の「French verse on the death of a small cat」という詩である。アメリカには70年代に入ってから持ち込まれた。

© Shutterstock

アメリカンワイヤーヘア -

1966年のニューヨークにて突然変異により縮れ毛の被毛を持った1匹の猫が生まれた。それが個性的なアメリカンワイヤーヘアの誕生である！被毛は絹のように滑らかではないものの毛はあまり抜けない。

© Shutterstock

カラーポイントショートヘア -

シャム猫とアメリカンショートヘアの交配種で大きな耳と引き締まった骨格が特徴だ。とても「おしゃべり」な猫種でもある。

© Shutterstock

ヨーロピアン・バーミーズ -

ヨーロピアン・バーミーズはバーミーズよりもやや細身の体型で色や柄の種類も豊富だ。バーミーズはアメリカで品種改良されたがヨーロピアン・バーミーズの原産地はイギリスである。

© Shutterstock

ボンベイ -

ボンベイはすらりとした気品のある黒猫で愛情深い性格を持つ。誕生は50年代のケンタッキー州であり、1人のブリーダーが黒豹のような姿の品種を作ろうとしたのが始まりである。

© Shutterstock

カオマニー -

原産国のタイでは幸運を呼ぶ猫として考えられているカオマニーは14世紀のタイの猫についての詩集「Tamra Maew」に最古の記述がある。

© Shutterstock

ハバナ・ブラウン -

ハバナ・ブラウンは50年代にイギリスで誕生した。シャム猫と黒い家猫を交配し生み出された品種で、チョコレートブラウンの被毛とキラキラと輝くグリーンの瞳が印象的である。

© Shutterstock

ラパーマ -

1982年のオレゴン州にある農場で生まれた子猫の中に現れた優性遺伝子の結果がラパーマである。同品種の奇妙な点は生まれた時には全くの無毛であることだ。数ヶ月が経つと柔らかい巻き毛が生え始める。

© Shutterstock

ターキッシュアンゴラ -

現在ではトルコのアンカラ県となっているアナトリアの中部が原産地である猫種であり17世紀にはすでに記録が残されている。長い被毛は恐らくトルコの山岳地帯の厳しい冬をしのぐために発達したものだとみられる。

© Shutterstock

コラット -

タイのコーラート県（ナコーンラーチャシーマー県）が原産の同品種は何世紀も昔から存在している。非常に警戒心が強コラットは同国では幸運を呼ぶ猫とも呼ばれている。

© Shutterstock

ライコイ -

ギリシャ語で「オオカミ」を意味する単語から名付けられたライコイは短毛種ではあるものの毛のない個体も存在する。ギリシャ語の名称に反して原産はテネシー州である。

© Shutterstock

シンガプーラ -

世界でも有数の小型猫種であるシンガプーラはシンガポール生まれだ。好奇心旺盛で活発であり初めてアメリカに持ち込まれたのは1970年代のことである。

© Shutterstock

ターキッシュバン -

トルコの各都市から集められた猫を元にイギリスで品種改良されて生まれた半長毛種がターキッシュバンである。驚くべきことに水を好み水泳まで楽しむターキッシュバンは多い！

© Shutterstock

ピーターボールド -

ロシア原産の猫種で1994年のサンクトペテルブルクにてドンスコイとオリエンタルショートヘアを実験的に交配させたのが始まりとされている。ピーターボールドには短く細い被毛を持つ個体と無毛の個体が存在する。

© Shutterstock

エジプシャンマウ -

社交的なエジプシャンマウは家畜化された猫の中では珍しい天然の斑点模様を持つ品種である。エジプトが原産であり斑点は毛先だけに現れる。

© Shutterstock

デボンレックス -

大きな耳と遊び好きな性質を持つデボンレックスは英語ではピクシー・キャットやエイリアン・キャットとも呼ばれる。同品種が誕生したのは50年代のイギリスのデヴォンである。

© Shutterstock

クリルアイランドボブテイル -

ロシアのクリル列島が原産地であるクリルアイランドボブテイルは狩猟能力が高く跳躍力にも優れている。非常に短い丸まった尻尾を持つ個体もいれば10椎骨ほど続く個体もいる。

© Shutterstock

ノルウェージャンフォレストキャット -

第二次世界大戦中に絶滅したと断定されかけたノルウェージャンフォレストキャットはスカンディナヴィアの極寒の冬を乗り切るための分厚く防水性のある被毛を持つ。

© Shutterstock

トンキニーズ -

タイ原産の同品種はシャムとバーミーズを掛け合わせて生み出された。2つの品種を交配することにより非常に美しくおしゃべり好きなトンキニーズが誕生したのである。

© Shutterstock

セレンゲティ -

エキゾチックな猫を生み出す意図を持って1994年のカリフォルニアでベンガルとオリエンタル・ショートヘアを交配させ品種改良されて生まれたのがセレンゲティである。

© Shutterstock

ソコケ -

世界的に見てもレアな品種であるソコケはケニア東部の森林地帯であるソコケという地域が原産地である。人懐っこく元気いっぱいの猫種だ。

© Shutterstock

セルカークレックス -

1980年代にモンタナ州で生まれたセルカークレックスは巻き毛を持つ4品種の内の1つである。毛色は多岐にわたる。

© Shutterstock

マンクス -

古い歴史を持つマンクスの原産地はアイリッシュ海に位置するマン島である。同品種の短い尻尾は突然変異によるものである。

© Shutterstock

サイベリアン -

ロシア原産の品種であるサイベリアンが持つ分厚い被毛はシベリアの過酷な冬を生き抜くためのものである。身を守るためになんと3種類もの被毛が備わっている。

© Shutterstock

マンチカン -

遺伝子の突然変異により発生した極端に短い足が特徴であるマンチカンが初めて確認されたのは1940年代のことだった。小猫症が基となったと考えられている。

© Shutterstock

コーニッシュレックス -

コーニッシュレックスは50年代のイギリスで誕生した。ブリティッシュショートヘアの子猫の中で自然に生じた突然変異のために異なる容姿を持つ個体がいたことから同品種が登場したのである。

提供元：(Daily Paws) (PureWow)

© Shutterstock