奇妙で素敵な英語の集合名詞 -

集合名詞は、人、動物、物、その他のものの集団を指します。私たちは言語において、日常的に名詞を使います。多くの名詞はよく知られており、会話で頻繁に使われます。しかし、あまり認識されていないものも数多くあり、意味や用法がまったく不明瞭なものもいくつかあります。では物事をまとめて表現する、奇妙で最も興味をそそる用語やフレーズにはどんなものがあるのでしょう？

このギャラリーをクリックして、あまり見慣れない集合名詞を見ていきましょう。

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Dray of squirrels（リスの荷車） -

リスの大群を見るのは珍しく、この名詞は、このふさふさしたしっぽをもつげっ歯類のグループにつけられた呼び方です。大抵、彼らは単独で行動する生き物です。ちなみに「dray」とは、リスの親子を指す言葉でもあります。

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Parenthesis of cellists（チェロ奏者の幕あい） -

クラシックの2人から8人までのグループは合奏団と呼ばれます。一方で、「Parenthesis of cellists（チェロ奏者の幕あい）」とは、四重奏以上のチェロ奏者のことを指します。

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Clowder of cats（ネコの群れ） -

3匹以上のネコのグループをクラウダー（clowder）と呼びます。またそのグループが7匹のネコだと、clutter（クラッター）という言葉が使われます。

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Smuck of jellyfish（クラゲの音） -

Smuck of jellyfish（クラゲの音）とは、ゼラチン状のクラゲの大群のことではなく、打ち上げられたクラゲが踏まれたときに発する音のことです。

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Coterie of orchids（蘭仲間） -

蘭の集合名詞はCoterie（仲間）です。ロンドンの『キュー・ガーデンズ』によると、この変わった花の種類は、自然科学では28,000種あると言われています。

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Coalition of cheetahs（チーターの融合） -

Coalition of cheetahs（チーターの融合）とは、通常、このしなやかでスピーディーな大型猫が2頭以上集まったグループのことを指します。しかし、この特別な絆を結ぶのはオスだけです。

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Shock of corn（トウモロコシの衝撃） -

Shock of corn（トウモロコシの衝撃）とは、茎が養生や乾燥のために直立に積まれていた状態で、束ねられた、または束ねられていないトウモロコシの束のことを指します。

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Thought of barons（男爵の思想） -

Thought of barons（男爵の思想）とは、男爵として知られる、現存する、または歴史上大きな影響力を持つ人のグループまたは集団を指す集合名詞です。

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Parliament of owls（フクロウ議会） -

古代ギリシャでは、フクロウはとても賢い鳥とみなされています。そのため、通常孤独で夜行性の鳥がグループでいると、議会と呼ばれる理由なのです。

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Brace of dogs（犬のペア） -

Brace（ペア）という名詞には、医療器具の一種から、同時に演奏される2つ以上の楽譜をつなぐための音楽記号まで、さまざまな意味があります。より一般的には、ワイマール・ポインティング・ドッグ（写真）のような2頭の狩猟犬、あるいは鳥猟犬を表現するのに使われます。

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Nest of rumors（噂の巣） -

Nest of rumors（噂の巣）は、嘘の噂話や、本当かどうかわからない情報を広める習慣と関連しています。この集合名詞は、「nest of vipers（毒ヘビの巣）」と同時に語られることがよくあります。Nest of rumorsと一緒に表現すると、突然、さらに不吉で危険な意味合いに聞こえます。

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Leap of leopards（ヒョウの跳躍） -

3頭以上のヒョウの集団はleap（跳躍）と呼ばれます。別の表現では、prowl（徘徊）と表記します。

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Midden of shells（貝塚） -

最も広義では、「Midden」はクズやゴミの山という意味です。貝塚とは、特に砂丘や土手、崖の上に現れた貝殻の層を指します。

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Superfluity of nuns（過剰な修道女） -

中世イングランドで最初に登場した集合名詞、「a superfluity of nuns（過剰な修道女）」は、尼寺に入って神の救いを見出すことしか現実的な選択肢のない未婚女性の多さを表現するために使われました。この名詞は長い間注目されていませんでした。

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Troop of boys（少年部隊） -

少年部隊というのは、若者の集団を表現する一つの方法に過ぎません。しかし、集合名詞の意味には、バンド、暴力団、リュック、さらにはやんちゃな習慣を表す少年たちの悪ふざけを言うものまで幅広くあります。

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Murder of crows（カラスの殺人） -

カラスの集団を表す集団名詞は、「Murder of crows（カラスの殺人）」です。この名前の由来は、鳥のゴミ漁りをする性質やその習慣が、昔の戦場で戦死した人々が遺した豊富な物品を収集する様子を連想させます。

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Knot of toads（ヒキガエルの結び目） -

ヒキガエルの集団は「Knot」と呼ばれますが、このヒキガエルの群れは繁殖期にしかみられません。

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Congregation of people（人の集まり） -

この表現は明らかに宗教的な意味合いがあるように思われますが、「Congregation of people」は、教室、オフィス環境、または音楽コンサートのような社交の場など、多くの人の集まりを表現できます。

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Covey of quail（ウズラの群れ） -

Covey of quail（ウズラの群れ）とは、地上に巣をつくるこの小さな猟鳥の群れを指します。ウズラの別名はbevy（群れ）です。

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Misbelief of painters（画家たちの誤解） -

Misbelief of painters（画家たちの誤解）という言葉は、中世に肖像画家に与えられた芸術的ライセンスを表す集合名詞として作られました。そうすることで、たとえその画家の資質が著しく欠けていたとしても、完成した作品をより魅力を引き立たせ、被写体に美を見出すことができるのです。

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Passel of hogs（豚の大集団） -

野生の豚の集団は、豚の「parcel（集団）」「passel（大集団）」と呼ばれています。一方、幼い豚の集団はlitter（一緒に生まれた子供たち）と呼ばれます。

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Rafter of turkeys（七面鳥の垂木） -

七面鳥の群れの集合名詞はRafter（垂木）です。この表現は、3羽以上の大型の鳥の集まりを指します。

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Tabernacle of bakers（パン屋の幕屋） -

Tabernacle of bakers（パン屋の幕屋）は、パンの製造と配給を管理する厳しい法律を描写するものでした。具体的には、パン屋は自分の窯のそばでパンを売ることは許されませんでした。その代わり、国王が承認した市場でしか取引ができませんでした。この屋台は幕屋と呼ばれていました。

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Skein of geese（ガチョウの群れ） -

「gaggle」は地面に落ちたガチョウの群れを指しますが、糸や毛糸の長さに形状が似ていて、ゆるく巻いたり結んだりしていることから、V字型に飛んでいるものを総称して「Skein」と呼びます。

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Shrewdness of apes（類人猿の抜け目のなさ） -

Shrewdness of apes（類人猿の抜け目のなさ）は、古代類人猿のあらゆるグループを表しています。例えばマウンテンゴリラです。「Shrewdness of apes」という言葉は1486年に作り出されたもので、当時は邪悪という意味で、元々は遊び心やいたずらの意味からきていました。これは、科学者たちがこの動物たちの知能の高さと鋭さを発見する以前のことでした！

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Melody of harpists（ハープ奏者のメロディー） -

ハープを演奏する人はハープ奏者と呼ばれますが、同じ楽器を演奏する音楽家のグループを、中世ではMelody of harpists（ハープ奏者のメロディー）と総称していました。

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Cete of badgers（アナグマの群れ） -

Ceteとは、アナグマの集団を表す集合名詞です。興味深いことに、ceteという語句の起源は1486年までさかのぼりますが、これはChaucerian（チョーサーの）を意味する単語、あるいは、ラテン語で集会を意味するcoetusからきています。

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Cry of hounds（猟犬の鳴き声） -

Cry of hounds（猟犬の鳴き声）という言葉は、中世のイギリスで狐猟犬の主人が猟犬に合図を送って狩りを始めたことに由来します。やがて、不運な獲物を追うために集められた犬たちを表す集合名詞となりました。

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Bale of turtles（カメの俵） -

カメのグループを表す名前は、Bale of turtles（カメの俵）です。複数のカメが甲羅を抱えて身を寄せ合っているときの姿に由来します。

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Faith of merchants（商人の信仰） -

今から600年前、Faith of merchants（商人の信仰）を持つ人々は、商人のグループとして特定されていたことから、この集団名詞が使用されていました。faith（信仰）という言葉は、購入する相手に対する信頼度を示すために意図的に使われていました。

出典:(Collins Dictionary) (Collective Nouns List)(Kew Gardens)

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