絶対に訪れるべきアイルランドの島々 -

自然の中でゆったりとした暮らしがしたいならアイルランドの島を旅のリストに追加しよう。圧倒的な迫力の岩だらけの海岸線だけでなく島そのものが珍しい野生生物の生息地であったり、過去を垣間見ることのできる遺跡も多い。こうした土地を探訪すればアイルランドの古い伝説の神話に思いを馳せることも難しくない。さらに島々は西に位置しているため最高の夕日を眺める絶好の場所でもある！

いかがかな？ギャラリーをクリックして絶対に訪れるべきアイルランドの島々を発見しよう。

© Getty Images

ヴァレンティア島（ケリー県） -

アイルランド最西端のひとつであるヴァレンティアはヨーロッパの果てに位置する。島の灯台の歴史を知り、バルコニーから海を眺めることができる。

© Getty Images

ヴァレンティア島（ケリー県） -

この島には古い歴史があり150年以上前にヨーロッパとカナダのニューファンドランドを結ぶ最初の大西洋横断電信ケーブルが設置された場所である。

© Getty Images

イニスターク（メイヨー県） -

メイヨー県の海岸からわずか14.5kmのところにイニスタークの切り立った丘が荒々しい大西洋に面して力強くそびえ立っている。

© Getty Images

イニスターク（メイヨー県） -

小さいが美しい島で、断崖や景色の良い海岸線をハイキングした後に冷えた一杯をパブで楽しむのは乙なものだ。

© Getty Images

ガーニッシュ島（コーク県） -

コーク県のバントリー湾に位置するガーニッシュ島は季節ごとに表情を変える色鮮やかな植物で有名である。

© Getty Images

ガーニッシュ島（コーク県） -

この趣のある隠れ家はナポレオン時代のマーテロー塔と城壁に囲まれた庭園を自慢とし、大西洋の景色を楽しめる静かな場所でもある。

© Getty Images

シャーキン島（コーク県） -

アイルランドで最もアクセスしやすい島であるシャーキン島はコーク県のボルティモアの港からフェリーでたった10分という近さだ。

© Getty Images

シャーキン島（コーク県） -

巨大な石の墓（ウェッジ・トゥーム）は島における古代の集落の名残であり、写真のフランシスコ修道院は1460年に統治者オドリスコル一族によって建てられた。

© Getty Images

バー島（コーク県） -

1602年に権力を失うまでアイルランドゲール人の族長の拠点だったコーク県のバー島はベアヘイブン港とバントリー湾の間にある。

© Getty Images

バー島（コーク県） -

島へ車を運ぶフェリーが2隻ある。1隻はキャッスルタウンベアと島の西部を、もう1隻はポントゥーンとレリン村の間を行き来している。

© Getty Images

スケリッグ・マイケル（ケリー県） -

大天使ミカエルにちなんで名づけられたスケリッグ・マイケル（グレート・スケリッグ）はアイルランドのケリー県にあるアイベラ半島の西に位置する。

© Getty Images

スケリッグ・マイケル（ケリー県） -

島の頂上に海を見下ろすようにそびえ立つ修道院はアイルランドに2つしかないユネスコ世界遺産のひとつである。クロムウェル時代の刑法でアイルランドでのカトリックの信仰が厳格に違法とされていた時代には修道士たちの避難場所だった。

© Getty Images

スケリッグ・マイケル（ケリー県） -

スケリッグ・マイケルには5月から8月にかけてツノメドリが巣を作り繁殖コロニーが形成される。毎年数千羽ものツノメドリが子育てのためにこの地を目指す。

© Shutterstock

ケープ・クリア島（コーク県） -

アイルランド語が話されているこの島は隣のシャーキン島からわずか2km東に浮かぶ。南港にはまるで絵画のような隠れ家を求めてやって来た多くのヨットや遊覧船が停泊している。

© Getty Images

ケープ・クリア島（コーク県） -

島には初期のキリスト教の史跡が数多くあり、観光客にとってはハイキングやサイクリングにぴったりの場所となっている。

© Getty Images

クレア島（メイヨー県） -

アイルランドで恐れられた海賊の女傑グレース・オマリーが育ったクレア島には雄大な断崖絶壁が広がっている。この島はオマリー家の拠点としての歴史を持つ。

© Getty Images

クレア島（メイヨー県） -

丘、沼地、ビーチがあるクレア島は日帰りのハイキングにうってつけの場所である。一番高い場所まで登ると本土のクロー・パトリックを望むことができる。

© Getty Images

ブラスケット諸島（ケリー県） -

ケリー県のディングル半島近くに点在する島々には1,100エーカーの手つかずの山々が広がっている。

© Getty Images

ブラスケット諸島（ケリー県） -

特別保護区に指定されているこの島には数多くの野生動植物が生息している。1953年以来無人島となっているが、アイルランド語を母国語としたかつての住民たちはこの地の過去と歴史を物語る多くの文献を残した。

© Getty Images

アキル島（メイヨー県） -

2,500人が暮らすアキル島はアイルランド沿岸で最大の有人島である。目に焼き付くような景観は芸術家や写真家たちに愛されている。

© Getty Images

アキル島（メイヨー県） -

息をのむような海岸沿いの道からは島全体を見渡すことができる。ムーア、泥炭地、茅葺き小屋が点在する。

© Getty Images

アキル島（メイヨー県） -

穏やかな波が打ち寄せるキールにある自然のままのビーチは、南と西からのうねりにほぼ一年中さらされているためアイルランドの中でも屈指のサーフィンスポットとなっている。

© Getty Images

イニスボフィン（ゴールウェイ県） -

ゴールウェイ沖に浮かぶイニスボフィンには紀元前8,000年～4,000年前から人が住んでいたと考えられている。長年にわたって兵士や海賊が住んでいたこの島には深い歴史がある。

© Shutterstock

イニスボフィン（ゴールウェイ県） -

イニスボフィンの湖には7年ごとに女と牛が現れ差し迫った災難を予言するという伝説がある。これを実際に体験する観光客はまずいないだろうが、湖を一周する散歩道を歩けば地元の羊には出会えるだろう。

© Shutterstock

イニッシュケア（メイヨー県） -

メイヨー県ベルマレットの沖に浮かぶ標高の低いイニッシュケア諸島。さまざまな鳥類、アザラシ、ウサギ、羊、ロバなどが暮らしているこの島に最後に人が住んだのは1930年代だった。

© Shutterstock

イニッシュケア（メイヨー県） -

島々には1800年代の石造りの小屋の跡が残っており大飢饉が生んだ過去の遺物となっている。観光客は手つかずの島々を徒歩で散策することができる。

© Shutterstock

トーリー島（ドニゴール県） -

アイルランドで最も遠隔地にある有人島のトーリー島はドニゴールの海岸から北西に14.5kmに位置する。アイルランド語が話されるこの場所には島の伝統が色濃く残っている。

© Shutterstock

トーリー島（ドニゴール県） -

トーリーの断崖絶壁を含む荒々しくも荘厳な美しさを持つ風景や、島の芸術的および文化的遺産などが特徴である。散策やサイクリングでこの地に秘められた魅力を発見しよう。

© Shutterstock

ダージー島（コーク県） -

アイルランドで数少ない有人島のひとつであるダージー島はコーク県のベラ半島に属する。ベラウェイウォーキングコースの一環として観光客が日帰りで散策するのにうってつけだ。

© Shutterstock

ダージー島（コーク県） -

島は狭い海峡にありアイルランドで唯一のケーブルカーで渡ることができる。所要時間はわずか10分ほどとなっている。

© Shutterstock

コニー島（スライゴ県） -

北はロッセス・ポイントとベンバルビン、南はストランドヒルとノックナレアに挟まれたスライゴ湾にコニー島は位置する。

© Shutterstock

コニー島（スライゴ県） -

引き潮時には本土から島まで5キロの海岸線が姿を現すので一日のうち一定の時間帯は歩いて渡ることができる。人影のないビーチ、石垣、そしてぽつんと佇むパブがコニー島を訪れる人々を迎えてくれる。

© Shutterstock

アラン諸島（ゴールウェイ県） -

ゴールウェイ県の沖合いに浮かぶ3つの島からなるアラン諸島は、イニシュモアにあるDún Aonghasaの砦（写真）などの古代遺跡で有名だ。

© Shutterstock

アラン諸島（ゴールウェイ県） -

カルスト地形には先史時代、キリスト教時代、ケルトの遺跡が50以上残っている。島々の未開の美しさは切り立った崖、石垣、何キロにも及ぶ緑豊かな野原で形作られている。

© Shutterstock

アラン諸島（ゴールウェイ県） -

島へはゴールウェイ市内、ロッサヴィール、ドゥーリンから船に乗って行くことができる。またConnemara Regional空港からイニシュモア行きの小型飛行機も運航している。

提供元：(Discover Ireland) (Ireland Walk Hike Bike)  (Ireland.com)

© Shutterstock