


































ウィンブルドンの歴史に残る瞬間
- 夏のスポーツイベントといえば世界最高峰のウィンブルドンだろう。スポーツ界の輝くスター選手たちが緑の芝のコートに集うテニストーナメントである。ウィンブルドンを盛り上げるのはココ・ガウフのような10代の有望な若手選手や、アンディ・マレーのようなベテラン選手などの世界一流の選手たちだ。
今年の大会が閉幕を迎える今、クリックしてウィンブルドンの歴史に残る瞬間を見てみよう。
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ウィンブルドンの歴史に残る瞬間
- チェコ共和国の出身で24歳の左利き選手であるマルケタ・ボンドロウソバは2023年7月15日に、女子シングルス決勝にて2022年に準優勝だったチュニジア出身のオンス・ジャバーに勝利し、ノーシードの女子選手として初めてウィンブルドンで優勝を飾った。ボンドロウソバはちょうど1年前に手首の手術を受けており、一切プレーすることができなかった。AP通信によると、ボンドロウソバは「私にとって到底不可能とも言えるグランドスラムだったから、優勝なんて考えもしなかった」と語った。「大会が始まった時の私はただ『2、3試合勝てるように頑張ろう』と思っていた。なのに今はこんなことになった。信じられない」とも付け加えた。
1963年の準優勝者であるビリー・ジーン・キング以来、60年ぶりにオールイングランド・ローンテニス・アンド・クローケー・クラブで決勝に進出したノーシードの女子選手となった。キングは偶然にもボンドロウソバが優勝した時に、ロイヤルボックスの最前列に座っていた。
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歴史に名を刻んだアリシア・ギブソン
- アリシア・ギブソンの名は1957年7月6日に歴史に刻まれた。ウィンブルドンの女子シングルスで優勝すると同時に、ロンドンのオールイングランド・ローンテニス・アンド・クローケー・クラブで優勝した初の黒人かつアフリカ系アメリカ人の女子選手となったのだ。
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歴史に名を刻んだアリシア・ギブソン
- ダーリーン・ハードを6-3、6-2のスコアで破り、同年の全米オープンでも優勝した。ギブソンは国際的なテニス大会で有色人種の壁を越えた最初の黒人選手の内の1人として知られている。
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15歳が5度の優勝経験者を破る
- コリ・"ココ"・ガウフはわずか15歳の時に、予選でウィンブルドンで5度の優勝を経験しているヴィーナス・ウィリアムズを破っている。この勝利は大きな衝撃を与え、ガウフにはチャンピオンになるだけの実力があると信じている人は多い。
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フレッド・ペリーがウィンブルドン優勝
- フレッド・ペリーは1934年に新たな歴史を築いた。前回優勝選手のジャック・クロフォードとの激しい戦いの末に、ウィンブルドン男子で初優勝を飾ったのである。
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フレッド・ペリーがウィンブルドン優勝
- しかしそこで終わりではなかった。ペリーは1935年と1936年にも優勝している。その後は2013年にアンディ・マレーが優勝するまで、イギリス人選手が優勝することは一度もなかったのだ。
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歴史に名を刻んだアッシュ
- アーサー・アッシュは1975年の32歳の誕生日を数日後に控えたウィンブルドンにて、前回の大会を制したジミー・コナーズを破って優勝し歴史に名を刻んだ。アッシュはウィンブルドン、全米オープン、全豪オープンのシングルスで優勝を果たした唯一の黒人男子選手である。
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歴史に名を刻んだアッシュ
- アッシュはウィンブルドンの男子シングルスで優勝した最初の黒人選手だった。数ヵ月後には世界最高の選手として知られるようになった。全米オープンのコートにはアーサー・アッシュの名前がつけられているほどである。
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イギリスを背負ったウェードが優勝
- バージニア・ウェード(写真)は1977年の決勝で、オランダの強豪選手であるベティ・ストーブと対戦した。ウェードが試合を制し、イギリス人女性としては初のウィンブルドン優勝選手となった。
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イギリスを背負ったウェードが優勝
- ウェードは現在でも、ウィンブルドンで優勝した唯一のイギリス人女子選手である。同試合には女王エリザベス2世も観戦に訪ており、優勝者にトロフィーを授与している。
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勝って負けたマッケンロー
- ジョン・マッケンロー(写真左)とビョルン・ボルグ(写真右)は、テニス史上でも類を見ないライバル関係にあった。幾度となく対戦を重ねた2人の試合の中でも、1980年の決勝戦は特に記憶に残る一戦となった。
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勝って負けたマッケンロー
- 試合の中で22分にも及ぶタイブレークが行われた。マッケンローはタイブレークを制したものの、試合には最終セットを8-6で落として敗れた。
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「You cannot be serious」(まさか本気じゃないだろ)
- ボルグとマッケンローは1981年の決勝で再び対戦することになった。この時はマッケンローが勝利したものの、試合の途中にはいくつものトラブルが生じた。
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「You cannot be serious」(まさか本気じゃないだろ)
- 審判が彼のサーブを失敗だったと判断した後に、マッケンローは「まさか本気じゃないだろ」と叫んだ。同選手はついカッとなって「お前たちは世界で最悪の連中だ。分かるか?」と怒鳴った。あれから約40年、このセリフは人々の記憶に刻まれている。結局その試合を制したのはアメリカ人選手であった。
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シュテフィ・グラフがゴールデンスラムを達成
- 1988年にドイツ人選手であるシュテフィ・グラフ(写真左)は、史上稀に見る強烈な衝撃をもたらした。わずか18歳のグラフが女子決勝で前回優勝選手であるマルチナ・ナブラチロワ(写真右)を破ったのである。
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シュテフィ・グラフがゴールデンスラムを達成
- そしてそれは始まりに過ぎなかった。グラフは史上初めてゴールデンスラムを達成したテニス選手となったのだ。グランドスラムのシングルスの4冠とオリンピックの金メダルの全てを、同じ年に獲得したのである。
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マルチナ・ナブラチロワが大記録を達成
- 1990年のマルチナ・ナブラチロワ(写真)は絶好調だった。ナブラチロワはヘレン・ウィルスの記録である8回を上回り、ウィンブルドンで9回目となる優勝を果たしたのだ。
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マルチナ・ナブラチロワが大記録を達成
- ナブラチロワがシングルスの7試合中に気を抜くことはなかった。1セットも落とすことなく、ウィンブルドンで9回目の優勝を飾ったのである。
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15歳のマルチナ・ヒンギスがウィンブルドン優勝
- ヘレナ・スコバと女子ダブルスで優勝した時のマルチナ・ヒンギス(写真)はまだ15歳だった。
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15歳のマルチナ・ヒンギスがウィンブルドン優勝
- これによりスイス人選手は史上最年少のウィンブルドン優勝者となった。現在でもその記録は破られていない。
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逆転優勝
- 30歳のゴラン・イワニセビッチがウィンブルドンで優勝することを予想した人など誰もいなかった。過去に3度決勝で敗れ、一度もグランドスラムの称号を手にしたことがなかったのだ。おまけに2001年の大会に出場できたのは、ワイルドカードの枠によるものだった。
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逆転優勝
- 負け続きだったクロアチア出身の同選手は決勝でパトリック・ラフター(写真右)と対戦した。試合に勝ったゴランはついにウィンブルドンの栄冠を手に入れたのだ。そしてワイルドカード枠で出場し、ウィンブルドン男子シングルスを制した唯一の選手(現時点)となったのである。
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新たな時代
- 2001年の決勝はテニス界において新時代の幕開けとなった。ウィンブルドンで7度の優勝を誇るピート・サンプラス(写真右)がコート上では圧倒的な強さを誇っていた。期待の新星だったロジャー・フェデラー(写真左)にとってはかなりの強敵だった。
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新たな時代
- 初のウィンブルドン出場だった19歳のロジャーの対戦相手はなんとサンプラスだった。しかしフェデラーは不屈の精神力を発揮し、勝利を勝ち取ったのである。その後のロジャーは偉大な選手として一時代を築いた一方で、サンプラスがウィンブルドンで優勝することは二度となかった。
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ウィリアムズ対ダベンポート
- 2005年のヴィーナス・ウィリアムズ(写真上)は、ウィンブルドンのシングルスで3度目の優勝を目指していた。4年間グランドスラムのタイトルを獲得していなかったウィリアムズにとって、リンゼイ・ダベンポート(写真下)との決勝戦はまさに正念場だった。
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ウィリアムズ対ダベンポート
- 今までに見たこともないような試合だった。2人は互いの持ち味を完璧に発揮し、史上最長の女子決勝戦となった。最後はウィリアムズが9-7で最終セットを奪い、優勝を果たした。
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ナダル対フェデラー
- ジョン・マッケンローはこの対決について、今までに見た中で最高の試合だったと語っている。ナダル対フェデラーの試合は卓越した技術と驚異的なプレーで世界中を魅了した。
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ナダル対フェデラー
- フェデラーは6度目のウィンブルドン優勝を、ナダルは初のウィンブルドン優勝を目指していた。激しい攻防に満ちた激戦の末に見事勝利したナダルは、自身の連勝記録をスタートさせたのだ。
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屋根の導入
- ウィンブルドンの歴史から見れば地味な出来事のように思えるかも知れないが、実は非常に重要な出来事なのである。過去には雨で中止になった試合が数多くあったため、2009年からはセンターコートに屋根が設置されたのだ。
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屋根の導入
- 皮肉にも2009年の大会は晴天に恵まれた開幕を迎えた。しかしすぐに天気はイギリスらしさを取り戻し、ウィンブルドンのセンターコートは満を持してのお披露目となった。
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史上最長の試合
- 2010年にはフランスのニコラ・マユ(写真右)とアメリカのジョン・イスナー(写真左)が対戦した。観衆が予想していたのは、勝敗の明らかなすっきりとした試合であった。
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史上最長の試合
- しかし実際に行われたのはテニス界における史上最長の試合であった。激しい対決は3日間も続き、試合の合計時間は11時間5分にも及んだ。183ゲームの末にイスナーが勝利を手にし、他に類を見ない快挙を成し遂げることとなったのである。
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アンディ・マレーがウィンブルドン優勝
- マレーがウィンブルドンで優勝を果たした時何をしていた?フレッド・ペリーが優勝して以来77年ぶりに、イギリスのスコットランド出身選手であるアンディ・マレーが優勝したのだ。
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アンディ・マレーがウィンブルドン優勝
- マレーの対戦相手は、血も凍るようなバックハンドを武器とする世界ランキング1位のノバク・ジョコビッチだった。3時間後に頂点に立ったマレーは、驚きと喜びのあまり膝から崩れ落ちたのである。
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ウィンブルドンの歴史に残る瞬間
- 夏のスポーツイベントといえば世界最高峰のウィンブルドンだろう。スポーツ界の輝くスター選手たちが緑の芝のコートに集うテニストーナメントである。ウィンブルドンを盛り上げるのはココ・ガウフのような10代の有望な若手選手や、アンディ・マレーのようなベテラン選手などの世界一流の選手たちだ。
今年の大会が閉幕を迎える今、クリックしてウィンブルドンの歴史に残る瞬間を見てみよう。
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ウィンブルドンの歴史に残る瞬間
- チェコ共和国の出身で24歳の左利き選手であるマルケタ・ボンドロウソバは2023年7月15日に、女子シングルス決勝にて2022年に準優勝だったチュニジア出身のオンス・ジャバーに勝利し、ノーシードの女子選手として初めてウィンブルドンで優勝を飾った。ボンドロウソバはちょうど1年前に手首の手術を受けており、一切プレーすることができなかった。AP通信によると、ボンドロウソバは「私にとって到底不可能とも言えるグランドスラムだったから、優勝なんて考えもしなかった」と語った。「大会が始まった時の私はただ『2、3試合勝てるように頑張ろう』と思っていた。なのに今はこんなことになった。信じられない」とも付け加えた。
1963年の準優勝者であるビリー・ジーン・キング以来、60年ぶりにオールイングランド・ローンテニス・アンド・クローケー・クラブで決勝に進出したノーシードの女子選手となった。キングは偶然にもボンドロウソバが優勝した時に、ロイヤルボックスの最前列に座っていた。
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歴史に名を刻んだアリシア・ギブソン
- アリシア・ギブソンの名は1957年7月6日に歴史に刻まれた。ウィンブルドンの女子シングルスで優勝すると同時に、ロンドンのオールイングランド・ローンテニス・アンド・クローケー・クラブで優勝した初の黒人かつアフリカ系アメリカ人の女子選手となったのだ。
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歴史に名を刻んだアリシア・ギブソン
- ダーリーン・ハードを6-3、6-2のスコアで破り、同年の全米オープンでも優勝した。ギブソンは国際的なテニス大会で有色人種の壁を越えた最初の黒人選手の内の1人として知られている。
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15歳が5度の優勝経験者を破る
- コリ・"ココ"・ガウフはわずか15歳の時に、予選でウィンブルドンで5度の優勝を経験しているヴィーナス・ウィリアムズを破っている。この勝利は大きな衝撃を与え、ガウフにはチャンピオンになるだけの実力があると信じている人は多い。
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フレッド・ペリーがウィンブルドン優勝
- フレッド・ペリーは1934年に新たな歴史を築いた。前回優勝選手のジャック・クロフォードとの激しい戦いの末に、ウィンブルドン男子で初優勝を飾ったのである。
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フレッド・ペリーがウィンブルドン優勝
- しかしそこで終わりではなかった。ペリーは1935年と1936年にも優勝している。その後は2013年にアンディ・マレーが優勝するまで、イギリス人選手が優勝することは一度もなかったのだ。
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歴史に名を刻んだアッシュ
- アーサー・アッシュは1975年の32歳の誕生日を数日後に控えたウィンブルドンにて、前回の大会を制したジミー・コナーズを破って優勝し歴史に名を刻んだ。アッシュはウィンブルドン、全米オープン、全豪オープンのシングルスで優勝を果たした唯一の黒人男子選手である。
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歴史に名を刻んだアッシュ
- アッシュはウィンブルドンの男子シングルスで優勝した最初の黒人選手だった。数ヵ月後には世界最高の選手として知られるようになった。全米オープンのコートにはアーサー・アッシュの名前がつけられているほどである。
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イギリスを背負ったウェードが優勝
- バージニア・ウェード(写真)は1977年の決勝で、オランダの強豪選手であるベティ・ストーブと対戦した。ウェードが試合を制し、イギリス人女性としては初のウィンブルドン優勝選手となった。
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イギリスを背負ったウェードが優勝
- ウェードは現在でも、ウィンブルドンで優勝した唯一のイギリス人女子選手である。同試合には女王エリザベス2世も観戦に訪ており、優勝者にトロフィーを授与している。
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勝って負けたマッケンロー
- ジョン・マッケンロー(写真左)とビョルン・ボルグ(写真右)は、テニス史上でも類を見ないライバル関係にあった。幾度となく対戦を重ねた2人の試合の中でも、1980年の決勝戦は特に記憶に残る一戦となった。
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勝って負けたマッケンロー
- 試合の中で22分にも及ぶタイブレークが行われた。マッケンローはタイブレークを制したものの、試合には最終セットを8-6で落として敗れた。
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「You cannot be serious」(まさか本気じゃないだろ)
- ボルグとマッケンローは1981年の決勝で再び対戦することになった。この時はマッケンローが勝利したものの、試合の途中にはいくつものトラブルが生じた。
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「You cannot be serious」(まさか本気じゃないだろ)
- 審判が彼のサーブを失敗だったと判断した後に、マッケンローは「まさか本気じゃないだろ」と叫んだ。同選手はついカッとなって「お前たちは世界で最悪の連中だ。分かるか?」と怒鳴った。あれから約40年、このセリフは人々の記憶に刻まれている。結局その試合を制したのはアメリカ人選手であった。
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シュテフィ・グラフがゴールデンスラムを達成
- 1988年にドイツ人選手であるシュテフィ・グラフ(写真左)は、史上稀に見る強烈な衝撃をもたらした。わずか18歳のグラフが女子決勝で前回優勝選手であるマルチナ・ナブラチロワ(写真右)を破ったのである。
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シュテフィ・グラフがゴールデンスラムを達成
- そしてそれは始まりに過ぎなかった。グラフは史上初めてゴールデンスラムを達成したテニス選手となったのだ。グランドスラムのシングルスの4冠とオリンピックの金メダルの全てを、同じ年に獲得したのである。
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マルチナ・ナブラチロワが大記録を達成
- 1990年のマルチナ・ナブラチロワ(写真)は絶好調だった。ナブラチロワはヘレン・ウィルスの記録である8回を上回り、ウィンブルドンで9回目となる優勝を果たしたのだ。
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マルチナ・ナブラチロワが大記録を達成
- ナブラチロワがシングルスの7試合中に気を抜くことはなかった。1セットも落とすことなく、ウィンブルドンで9回目の優勝を飾ったのである。
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15歳のマルチナ・ヒンギスがウィンブルドン優勝
- ヘレナ・スコバと女子ダブルスで優勝した時のマルチナ・ヒンギス(写真)はまだ15歳だった。
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15歳のマルチナ・ヒンギスがウィンブルドン優勝
- これによりスイス人選手は史上最年少のウィンブルドン優勝者となった。現在でもその記録は破られていない。
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逆転優勝
- 30歳のゴラン・イワニセビッチがウィンブルドンで優勝することを予想した人など誰もいなかった。過去に3度決勝で敗れ、一度もグランドスラムの称号を手にしたことがなかったのだ。おまけに2001年の大会に出場できたのは、ワイルドカードの枠によるものだった。
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逆転優勝
- 負け続きだったクロアチア出身の同選手は決勝でパトリック・ラフター(写真右)と対戦した。試合に勝ったゴランはついにウィンブルドンの栄冠を手に入れたのだ。そしてワイルドカード枠で出場し、ウィンブルドン男子シングルスを制した唯一の選手(現時点)となったのである。
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新たな時代
- 2001年の決勝はテニス界において新時代の幕開けとなった。ウィンブルドンで7度の優勝を誇るピート・サンプラス(写真右)がコート上では圧倒的な強さを誇っていた。期待の新星だったロジャー・フェデラー(写真左)にとってはかなりの強敵だった。
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新たな時代
- 初のウィンブルドン出場だった19歳のロジャーの対戦相手はなんとサンプラスだった。しかしフェデラーは不屈の精神力を発揮し、勝利を勝ち取ったのである。その後のロジャーは偉大な選手として一時代を築いた一方で、サンプラスがウィンブルドンで優勝することは二度となかった。
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ウィリアムズ対ダベンポート
- 2005年のヴィーナス・ウィリアムズ(写真上)は、ウィンブルドンのシングルスで3度目の優勝を目指していた。4年間グランドスラムのタイトルを獲得していなかったウィリアムズにとって、リンゼイ・ダベンポート(写真下)との決勝戦はまさに正念場だった。
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ウィリアムズ対ダベンポート
- 今までに見たこともないような試合だった。2人は互いの持ち味を完璧に発揮し、史上最長の女子決勝戦となった。最後はウィリアムズが9-7で最終セットを奪い、優勝を果たした。
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ナダル対フェデラー
- ジョン・マッケンローはこの対決について、今までに見た中で最高の試合だったと語っている。ナダル対フェデラーの試合は卓越した技術と驚異的なプレーで世界中を魅了した。
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ナダル対フェデラー
- フェデラーは6度目のウィンブルドン優勝を、ナダルは初のウィンブルドン優勝を目指していた。激しい攻防に満ちた激戦の末に見事勝利したナダルは、自身の連勝記録をスタートさせたのだ。
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屋根の導入
- ウィンブルドンの歴史から見れば地味な出来事のように思えるかも知れないが、実は非常に重要な出来事なのである。過去には雨で中止になった試合が数多くあったため、2009年からはセンターコートに屋根が設置されたのだ。
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屋根の導入
- 皮肉にも2009年の大会は晴天に恵まれた開幕を迎えた。しかしすぐに天気はイギリスらしさを取り戻し、ウィンブルドンのセンターコートは満を持してのお披露目となった。
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史上最長の試合
- 2010年にはフランスのニコラ・マユ(写真右)とアメリカのジョン・イスナー(写真左)が対戦した。観衆が予想していたのは、勝敗の明らかなすっきりとした試合であった。
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史上最長の試合
- しかし実際に行われたのはテニス界における史上最長の試合であった。激しい対決は3日間も続き、試合の合計時間は11時間5分にも及んだ。183ゲームの末にイスナーが勝利を手にし、他に類を見ない快挙を成し遂げることとなったのである。
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アンディ・マレーがウィンブルドン優勝
- マレーがウィンブルドンで優勝を果たした時何をしていた?フレッド・ペリーが優勝して以来77年ぶりに、イギリスのスコットランド出身選手であるアンディ・マレーが優勝したのだ。
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アンディ・マレーがウィンブルドン優勝
- マレーの対戦相手は、血も凍るようなバックハンドを武器とする世界ランキング1位のノバク・ジョコビッチだった。3時間後に頂点に立ったマレーは、驚きと喜びのあまり膝から崩れ落ちたのである。
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ウィンブルドンの歴史に残る瞬間
カルロス・アルカラスがウィンブルドンで2年連続優勝
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夏のスポーツイベントといえば世界最高峰のウィンブルドンだろう。スポーツ界の輝くスター選手たちが緑の芝のコートに集うテニストーナメントである。ウィンブルドンを盛り上げるのはココ・ガウフのような10代の有望な若手選手や、アンディ・マレーのようなベテラン選手などの世界一流の選手たちだ。
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