ビル・マーレイの陽気な実生活は彼が演じたどの役よりも面白い -

ビル・マーレイは、これまで長年にわたり映画界の象徴として認められてきた。彼が無表情で発する冗談は、世界中で心からの笑いを誘っている。しかし、おそらく彼の有名な映画の役柄は、彼の実際の独特な性格に由来するものであり、彼の人生に対するこだわりは類を見ないものだろう。

最も予想外の時に現れ、その瞬間に感じたままに奇妙なことをするマーレイの、スクリーン外における最も面白い瞬間の数々を見てみよう。

© Getty Images

彼は婚約写真撮影に乱入した -

2014年、マーレイは会ったこともないカップルが婚約写真を撮っているのを見た。彼は当然の行動のようにシャツを捲り上げてお腹を叩き、彼らを笑わせようとした。そして、写真に自分も写り込んだ。

© Getty Images

ウータン・クランとシャングリラでバーテンダー -

米テキサス州のサウス・バイ・サウスウエストフェスティバルで、マーレイはヒップホップグループと一緒にバーに現れ、バーテンダーをすると言ったが、テキーラのショットしか提供しなかった。何を注文されても、彼はテキーラを注いだのだ。

© BrunoPress

彼が誰かのフライドポテトを食べた時のこと -

タイムズスクエアで何も知らない観光客がフライドポテトを食べていると、マーレイが近づいてきて、そのまま一つ取った。その観光客が何かいう前にマーレイは群衆に向かって「誰もあなたの言うことなんて信じないよ」と叫び、立ち去った。

© Getty Images

彼は建設作業員に詩を朗読した -

2009年、マンハッタンに図書館を建設していた時、マーレイはそこへ立ち寄って作業員に向かって詩を朗読することにした。朗読の途中で、彼は「この後も悪化するばかりだ...病欠を取りたければ、今すぐにでも」と言った。

© Getty Images

彼はアメリカのサウスカロライナ州で独身最後のパーティーに乱入した -

そしてスピーチをした！彼は、葬儀は死者のためのものでなく、生きている人のためのものであると言う点と、独身最後のパーティーは新郎のためのものではなく、未婚者のためのものであるという点を比較した。

© Getty Images

そして素晴らしいアドバイスをくれた - 彼は独身男性の参加者たちに、運命の人だと思う人がいたら、その人と一緒に世界中を旅し、帰国後もまだその人を愛しているなら結婚しなさい、と言った。

© Getty Images

シカゴ・カブスに関するワシントンでの報告 -

2016年にマーク・トウェイン賞の受賞のためホワイトハウスを訪れた際、マーレイは記者会見に飛び入り参加した。マスコミはそれに同調し、彼を「ミスター・プレジデント（大統領）」と呼び、なぜカブスがロサンゼルスのチームよりもワールドシリーズで優勝するにふさわしいのかを説明する彼の話に耳を傾けた。

© Getty Images

スウェーデンのストックホルムでゴルフカートを運転していた時 -

明らかに酔っ払っていた。

© Getty Images

彼は「ロードハウス/孤独の街」が放送されるたびにケリー・リンチの夫に電話をかける -

彼はリンチとパトリック・スウェイジのラブシーンまで待ち、友人でリンチの夫のミッチ・グレイザーに電話して「ケリーは今パトリック・スウェイジと熱く交わっているよ」と言う。

© Getty Images

スローモーションの記念品 -

マーレイにとって、サインは退屈で非個人的なものなので、何人ものファンにサインをする代わりに、彼らと一緒に廊下を歩くスローモーション映像を撮影した。そしてそれは貴重なものとなった。

© Getty Images

大型スーパーで子供用自転車に乗っていた時 -

2006年のある夜、どういうわけかミシガン州のウォルマートという大型スーパーにいた人々は、消防士の制服を着たマーレイが店内を自転車で走り回り、「火事だ！」と叫ぶのを目にした。

© Getty Images

野球の試合が中断している間に観客を楽しませた時 -

マイナーリーグチーム、チャールストン・リバードッグスの共同オーナー兼「エンターテイメント・ディレクター」として、マーレイは2012年に雨天中断中にフィールドに出て、タープ（防水シート）の上を滑り回りファンを楽しませた。

© Getty Images

ニューヨークでカラオケをした時 -

マーレイがなかなかの歌唱力を持っていることは誰もが知っているが、2011年に彼がアマチュア歌手のグループに参加することを決めエルヴィス・プレスリーの「マリーは恋人」をデュエットした時は驚きだった。

© Getty Images

スコットランドのハウスパーティーに乱入した時 -

ある晩、セント・アンドルーズでのゴルフトーナメントの後、マーレイは大学のハウスパーティーに現れた。彼を招待した女の子は綺麗なグラスがないということを心配したので、マーレイはすべての皿を洗うことにした。

© BrunoPress

彼が偶然「ガーフィールド」に出演した経緯 -

ハリウッドで最も笑える勘違いの一つとして、マーレイはジョエル・コーエンが脚本を書いたのを見て、コーエン兄弟のジョエル・コーエンだと勘違いして役を引き受けた。脚本の収録を始めた時、彼はひどくがっかりしたという。

© BrunoPress

彼は「ザ・レイト・ショー・ウィズ・スティーヴン・コルベア」で居眠りをした -

マーレイはゲストとしてではなく、ステージに足を乗せて居眠りをしていた観客として現れたのだ。コルベアは彼に立ち去るように頼み、彼はそれに従ったが、立ち去る前に隣に座っていた女性を一緒に来るように誘った。

© Getty Images

彼は毛皮を着たファンをプールに引きずり込んだ -

1988年、マーレイが泳いでいると、毛皮と宝石で身を包んだビバリーヒルズの主婦がサインを求めた。マーレイはサインに同意したが、サインした後はプールに投げ込むと言った。彼女は笑って受け流した。マーレイは彼女にサインを渡し、そして本当に引きずり込んだ。

© Getty Images

コーラの瓶で誤って男性の鼻を折ってしまった時 -

2007年にユタ州で行われたセレブリティゴルフトーナメントで、マーレイは失敗したジョークについて深く後悔しているように見えたが、それでも血を流している男性を笑わせることには成功した。

© Getty Images

彼は会ったこともないレスラーにクリスマスカードを送った -

ロディ・パイパーは2013年にビル・マーレイからクリスマスカードを受け取ったが、二人は一度も会ったことがないにもかかわらず、カードの中ではマーレイは赤いシルクのスカーフだけを身につけていた。

© Getty Images

彼はアイスクリーム店の甘い呼びかけに応えた -

2014年、ロサンゼルスのアイスクリームショップのオーナーが、マーレイが近くで映画を撮影していることに気づき、「ビル・マーレイ・アイスクリーム・ソーシャル」の看板を掲げたところ、驚くことではないかもしれないが、彼はその店に姿を現した。

© BrunoPress

彼は見知らぬ人のパーティーに招待され… -

そして踊った！サウスカロライナ州ジェドバーグのマーヴィン・ラリー・レイノルズは、2014年にマーレイを64歳の誕生日パーティーに招待した。マーレイは出席しただけでなく、彼の魅力を披露したのだ。

© Getty Images

彼がコーネル大学のブラスバンドを指揮した時 -

2011年のハーバード大学対コーネル大学のフットボールの試合中、ブラスバンドは観客の中にスターがいることに気付かず「ゴーストバスターズ」のテーマソングを演奏し始めた。試合後、スターである彼はバンドのところに行き、ジャケットだけを着て指揮をとった。

© BrunoPress

彼は見知らぬ人のハロウィンパーティーに自分の格好で参加した -

2008年にブルックリンで行われたパーティーで、マーレイはかなり遅い時間に参加し、少し踊り、ビールを飲み、そしてさつまいものキャセロール（ココット）について主催者と長々と話したと伝えられている。

© Getty Images

彼が屋根から携帯電話を何台も投げ捨てた時 -

2016年、カリフォルニアの屋上レストランで、のんびり屋の彼が何らかの理由でファン数人に苛立ち、携帯電話を遠くに投げ飛ばした。もちろん、彼は損害賠償を支払った。

© Getty Images

クロスロード・ギター・フェスティバルでジャムセッションをした時 -

マーレイはギターの神様のフェスティバルでエリック・クラプトンを紹介し、共にギターをかき鳴らしている間、彼に負けないように努めた。

© Getty Images

2007年のクロスロードでの彼の数々の姿 -

どういうわけか、実際のビル・マーレイは、彼が演じる架空の役よりも独創性に富んでいるのだ。

© Getty Images

運転手がサックスを練習できるようにタクシーを運転していた時 -

2014年、マーレイはタクシーの運転手と話をしていて、彼がサックスの奏者だがスケジュールの都合で練習できないことを知った。楽器はトランクにあったので、マーレイは運転席に乗り込み、サックスの音を聞きながら1時間運転した。

© Getty Images

彼はキックベースボールの試合に参加した -

ビル・マーレイはスポーツが大好きなので、2012年にニューヨークの人たちがレクリエーションとしてスポーツをしているのを見た時、ためらうことなく参加した。

© Getty Images

彼は見知らぬ人にワールドシリーズのチケットをプレゼントした -

2016年に行われたクリーブランドとシカゴの歴史的なワールドシリーズの試合に、インディアナ州在住の女性がチケットを持たずに現れた。マーレイは彼女に、ホームベースの数列後ろの自分のすぐ隣の席のチケットを渡した。

© Getty Images

バリスタにエッグノッグにアルコールを入れるよう説得した時 -

2010年にニューヨークでクリスマスの買い物をしていた時、マーレイはスターバックスのレジの列に並んで、ためらうバリスタにエッグノッグラテにウイスキーをこっそり入れるよう説得しようとした。説得が功を奏し、彼は多額のチップを残していった。

© Getty Images