自分の写真を投稿して訴えられた有名人 -

セレブが自分の写真を投稿したためにパパラッチに訴えられるという「トレンド」は、全く衰えを知らない。セレブを常に監視しているプロのカメラマンやパパラッチが、写真の使用で訴えるというのは奇妙に聞こえるかもしれない。しかし、ソーシャルメディアは著作権法にさらなる複雑さを加えており、次に何が起こるかはまだわからない。

ベラとジジ・ハディッド姉妹、キム・カーダシアン、アリアナ・グランデなど、さまざまなセレブがこの「著作権侵害」の波の影響を受けてきた。

ギャラリーをクリックして、誰が何で訴えられたか確認しよう。

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エミリー・ラタコウスキー -

スーパーモデルと彼女の会社であるエムラタ・ホーディルングスは、2019年に彼女がインスタグラムのストーリーに投稿した写真をパパラッチのロバート・オニールが撮影したものとして、以前訴えられていた。彼は15万米ドルに加え、彼女がその写真で得た利益の全額を求めていたが、両者は法定外で和解した。

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リサ・リナ -

アメリカテレビシリーズ「ザ・リアル・ハウスワイヴス・オブ・ビバリーヒルズ」のスターである彼女は、いつもパパラッチが茂みから飛び出して彼女と彼女の子供たちの写真を撮っているのを見てきた。リナは、自分は常にマスコミに共生関係にあったと述べ、だからこそ、パパラッチが撮った自分の写真をインスタグラムに投稿したことで120万米ドルの訴訟を起こされたと知ってショックを受けたと語った。バックグリッドというメディア広告代理店が、彼女がソーシャルメディアアカウントで少なくとも8枚の彼らの写真を使用し、多額の経済的損失を被ったとして、リナを訴えた。リナの弁護士は、「彼女と原告（および撮影した写真家）の間には暗黙の許可が与えられており、それによってリナは『著作権侵害』の申し立てを受けることなく、彼女と家族のこれらの写真を使用したりコメントしたりすることが許可されていると理解されていた」と主張した。

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ジェニファー・ロペス -

J.Lo（ジェイロー）はこうした訴訟には慣れている。2017年には、インスタグラムでシェアしたパパラッチの写真で訴えられたこともある。

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ジェニファー・ロペス -

スプラッシュ・ニュース・アンド・ピクチャー・エージェンシーは、ニューヨーク市でアレックス・ロドリゲスと手を繋いだ写真が著作権を侵害しているとしてロペスを訴えた。

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ジェニファー・ロペス -

同社は15万米ドルの損害賠償を要求し、ジェニファー・ロペスと彼女のチームが再び写真を投稿するのを差し止める仮差止命令を申し立てた。

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エイミー・シューマー -

女優の彼女は、自身のウェブサイトのストアで販売されている「Plus Size Brain（プラス・サイズ・ブレイン）」のスウェットシャツを着て、息子の乗ったベビーカーを押している彼女の写真を投稿したとして、写真家のフェリペ・ラマレスに訴えられた。ラマレスは、これらの写真をインスタグラムとウェブサイトの両方で許可なく使用したとして、陪審員による裁判、金銭的損害賠償、訴訟費用など、侵害された作品1件につき最大15万米ドルを含むその救済策を求めた。

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レブロン・ジェームズ -

バスケットボール界のスーパースターであるジェームズは、NBAのカメラマン、スティーブン・ミッチェルから訴えられた。彼は、ジェームズが許可なくソーシャルメディアに自分の撮影した写真を投稿したと主張している。ミッチェルは、ジェームズが写真を共有することで得た利益、あるいは写真を使用するたびに15万米ドルの支払いを求めて訴訟を起こした。

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ベラ・ハディッド -

2019年9月、スーパーモデルの彼女は、ゼンデイヤとコラボレーションしたデザイナーによる白黒チェックのトミーヒルフィガーの帽子を被った自分の写真を投稿した。2,850万人フォロワーにこの帽子への愛を告白したことで、写真家のティムール・ミシエフが激怒し、マンハッタン連邦裁判所に持ち込み、著作権侵害で金額不詳の損害賠償を求めることになるとは、彼女は思いもしなった。

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キム・カーダシアン -

2018年に彼女が当時の夫カニエ・ウェストと一緒に撮った写真をインスタグラムに投稿（220万件の「いいね！」を獲得）したが、その2年後、写真家サイード・ボールデンの怒りを買った。ボールデンは写真の使用許可も与えていないし報酬も受け取っていないと主張している。その結果、ボールデンは彼女が投稿で得た利益と懲罰的損害賠償を求めて訴訟を起こした。

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キム・カーダシアン -

このニュースは少々驚きだ。キム・カーダシアンは、自分のパパラッチカメラマンを雇うことで、このような出来事の多くを回避していたからだ。

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キム・カーダシアン -

彼女はツイッターでファンに対し、広告代理店のタグがついていない写真であればいつでも再投稿してよいと伝えた。

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リアム・ヘムズワース -

スプラッシュ・ニュース・アンド・ピクチャー・エージェンシーは、同俳優を、映画「ロマンティックじゃない？」の屋外シーンの撮影中にパパラッチのジャネット・メイヤーが撮影した写真に関して著作権侵害で訴えた。同社は、俳優が許可なくその写真をインスタグラムのストーリーに投稿したと主張し、15万米ドルの損害賠償を求めている。

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ジャスティン・ビーバー -

ジャスティン・ビーバーは、著作権で保護された自身の写真をインスタグラムに投稿したとして、パパラッチのリチャード・バルベーラから「不特定な損害賠償を求めて」訴えられた。写真には、ビーバーが友人で有名な牧師のリッチ・ウィルカーソン・ジュニアと一緒に写っている。驚くべきことに、バルベーラは同じ理由でアリアナ・グランデも訴えた。しかし、ビーバーはその後、「解決した」と述べている。

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アリアナ・グランデ -

2019年5月、パパラッチのロバート・バルベーラは、彼女が許可なくインスタグラムに投稿した2枚の写真を理由に、彼女を訴えた。その写真には300万以上の「いいね！」が付けられた。

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アリアナ・グランデ -

バルベーラは、彼女がインスタグラムの投稿で得た利益、もしくは写真1枚につき2万5,000米ドルの損害賠償を求めた。

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クロエ・カーダシアン -

2017年、クロエ・カーダシアンは、インスタグラムに投稿した写真に関して訴訟に直面したもう一人のセレブとなった。

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クロエ・カーダシアン -

クロエ・カーダシアンは、ファンのウェブサイトでコートニー・カーダシアンとマイアミのレストランに向かう時の写真を見つけ、それをソーシャルメディアで共有することにしたと報じられている。

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クロエ・カーダシアン -

エクスポージャー・フォトズは著作権侵害に対して15万米ドル、著作権情報の無断改変または削除に対して2万5,000米ドルを求めていたが、最終的に訴訟を取り下げた。

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ジジ・ハディッド -

2019年2月、このモデルは2018年にインスタグラムに投稿した写真に関して著作権侵害で訴えられた。

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ジジ・ハディッド -

モデルの彼女は、インスタグラムでこの状況への不満とパパラッチに対する意見を表明した。

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ジジ・ハディッド -

ハディッドは最終的にエクスクルーシブ・リー社との訴訟で勝利した。しかし、元彼のゼイン・マリクのパパラッチ写真を投稿したとして再び訴えられた。

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ジェシカ・シンプソン -

2018年1月、ジェシカ・シンプソンもニューヨーク市のバワリーホテルの前で撮った自分の写真をインスタグラムでシェアしたとして訴えられた。

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ジェシカ・シンプソン -

ジェシカ・シンプソンはレコード契約を締結するために高校を中退する前に、ホームカミング・クイーンに2度選出された。その後、シンプソンはGED(Genaral Educational Development:高校卒業と同等の学力を有することを証明する試験）を修了した。

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ジェシカ・シンプソン -

スプラッシュ・ニュース・アンド・ピクチャー・エージェンシーはシンプソンを著作権侵害で訴えた。

この訴訟は最終的に2018年3月30日に棄却された。

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50セント -

2017年、ラッパーの彼は、自身の写真を無断でインスタグラムに投稿したことで訴訟を起こされた有名スターの一人となった。

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50セント -

写真家のクリストファー・パサティエリは著作権侵害の疑いで損害賠償を請求したが、その他の詳細については明らかにされていない。

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オデル・ベッカム・ジュニア -

NFL（アメリカンフットボールのプロリーグ）のスター選手である彼も、許可なく投稿した写真に関して訴えられた。

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オデル・ベッカム・ジュニア -

しかし、アメリカンフットボール選手の彼は、インスタグラムでシェアした写真に対して4万米ドルの支払いを要求されたとして、この広告代理店を恐喝で告発した。

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オデル・ベッカム・ジュニア -

パパラッチによる著作権侵害に対する防衛は複雑だが、今回は広告代理店の訴えが裏目に出た。

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キャサリン・ハイグル -

2014年、この女優は自身の画像の権利の所持について主張し、アメリカのドラッグストアチェーン、デュエイン・リードに対して訴訟を起こした。

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キャサリン・ハイグル -

同チェーンは、彼女が薬局の買い物袋を運んでいるパパラッチ写真をソーシャルメディアで宣伝に利用した。

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キャサリン・ハイグル -

ドラッグストアに対する600万米ドルの訴訟は最終的に取り下げられた。

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著作権侵害行為 -

有名人のソーシャルメディアアカウントが標的にされているだけでなく、ファンページも著作権侵害の申し立ての対象となっている。知的財産を専門とする米国の弁護士ニール・チャタジーは、これは広告代理店が収入源を増やすための新たな方法を模索しているためだと考えている。

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大儲けの可能性 -

米国では、著作権侵害の罰金は違反一件につき最高15万米ドルに上る。大金が儲かる可能性があるので、パパラッチたちは抜け目がないのである。

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