フランスの女優でありセックスシンボルであったブリジット・バルドーは、ウエストに花をあしらった美しい白いドレスに上品な白い手袋を合わせて1954年の同映画祭に登場した。
1955年に撮影されたこの写真からも分かるように、映画祭の初期でさえキム・ノヴァクはすでに肩出しにこだわっていた。
今は亡き妃は大胆な服装を好むことで有名だった。1987年のカンヌ国際映画祭では、エレガントなパウダーブルーのシフォン素材のドレスにスカーフを合わせていた。
このドレスは同映画祭史上でもトップクラスの知名度を誇る。独特の裁断と肩ひものない右肩のデザインが特徴だ。
2006年に行われた映画「トランシルヴァニア」のプレミアにて、ダイアン・クルーガーはフェザーをあしらった白いドレス姿で注目を浴びた。
2007年のアンジェリーナ・ジョリーは黄色はレッドカーペットに向かないという定説に異を唱えたばかりか、極めてシンプルな裁断のドレスを選びさらに大胆な着こなしを表現して見せた。
2007年にはシャロン・ストーンが優雅でシンプルでありながらも、金色と銀色の絶妙なバランスを見せつけた。
ケリー・ワシントンは美しいレースの片袖のトップスに、フリルのついた黒のスカートを組み合わせた。
こちらのワンショルダーの赤いドレスは、2009年のカンヌ国際映画祭で話題をさらったバンクスの衣装の1つに過ぎない。
2010年のカンヌ国際映画祭においてエヴァ・ロンゴリアは輝くドレスで華々しく現れた。
スペインの女優であるペネロペ・クルスは大きなイベントでいつも素敵な姿を披露してきた。2011年のカンヌ国際映画祭ではベージュ、キラキラした刺繍、チュールのトレーンといった流行の要素を取り入れた。
2011年の同映画祭においてキルスティン・ダンストはシャネルの素敵なドレスに黒い靴を合わせていた。
2011年のブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリーは人々の話題を独占した。ピットは定番のスーツ、ジョリーはアトリエ・ヴェルサーチェのドレスを選んだ。
2010年の成功を受けて、女優は2012年にも細かい刺繍が施された見事なドレス姿で登場した。
2013年のレッドカーペットで異彩を放っていたのはフランコである。スーツの色のチョイスだけでなく、洒落たサングラスとの組み合わせも印象的だった。
シェリル・コールは2013年の映画祭において、長袖のワインレッドのドレスを身にまとい会場を湧かせた。
2013年のオドレイ・トトゥはプラダの美しいプリンセスラインのドレス姿を披露した。
2014年にはブレイク・ライヴリーが太ももの位置まで入ったスリットと、美しい幾何学状の首元のデザインで注目を集めた。
こんなに素敵な良いドレスをリストから外す訳にはいかない。
ポルトガルのスーパーモデルでありヴィクトリアズ・シークレットのエンジェルであるサラ・サンパイオは、黒という色はおしゃれであると同時に大胆にもなり得ることを証明してみせた。
2015年のナオミ・ワッツは装飾、大きく開いた襟元、美しいフェザースカートが特徴的なグレーのドレスで周囲の注目を集めた。
鮮やかな色や細かい柄物はレッドカーペット向きではないと思っていない?ルピタ・ニョンゴがその考えを覆してくれた。
映画祭での写真撮影は俳優にとって、エレガントかつカジュアルな着こなしを披露する格好の機会となった。ところでジョージ・クルーニーに似合わないものなんてあるのだろうか?
スパンコール?アレッサンドラ・アンブロジオはなんとドレスの一部としてジュエリーをあしらうことで、流行の一歩先を行ったのだ。
定番の黒を選ぶ人が多い中で、白いスーツに黒の蝶ネクタイを合わせた俳優の姿は際立っていた。
イギリスのスーパーモデルはマーメイド風のトレーンが特徴のぴったりとした美しいドレス姿でレッドカーペットに登場した。
2017年のロバート・パティンソンは真面目な顔つきにぴったりな濃紺のスーツで出席した。
映画祭70周年記念という特別なイベントにおいて、セロンは大胆かつ優雅な雰囲気を演出した。
2018年の審査委員長を務めた女優が選んだのは、2014年の第71回ゴールデングローブ賞でも着用したアルマーニ・プリヴェの圧倒的な黒のドレスだった。
女優はジバンシィの華やかな赤いドレス姿に美しいダイヤモンドのイヤリングを合わせて登場した。
審査員でもあった女優はパステルオレンジの絹のような洗練されたドレスにショパールの宝石とケープを添えた姿で登場した。
モデルのベラ・ハディッドは大胆なドレスでレッドカーペットを彩った。
「名もなき生涯」の上映会でのレッドカーペット上に現れたインド人女優であるアイシュワリヤー・ラーイはまさにスターそのものであった。
女優のシモーヌ・アシュリーは肩ひものないミニドレスにジミー・チュウのパンプスという装いでレッドカーペットを飾った。
女優のデミ・ムーアは上半身に付いた特大のリボンが特徴のアシンメトリーなデザインのセリーヌのドレスを選んだ。シンプルでありながら上品さも兼ね備えている。
優美に歳を重ねた女優であるヘレン・ミレンは「The Most Precious of Cargoes」のプレミアに格調高い紫色のドレスを着用した。
ジョーイ・キングは華やかなミュウミュウの特注の衣装と装飾があしらわれた手袋を着用し、閉会式のレッドカーペットに出席した。
グッチのカフタンドレスに身を包んだ美しいエル・ファニングは閉会式のレッドカーペット上に優雅に舞い降りた。
美しいベラ・ハディッドはアトリエ・ヴェルサーチェのアーカイブドレスにショパールの宝石を合わせ、「Beating Hearts」のプレミアを飾った。
カンヌ国際映画祭で数々の有名人がレッドカーペット上でそれぞれのファッションを披露し話題を呼んだ。今年も世界的に有名なカンヌ国際映画祭が幕を閉じたばかりである、ギャラリーをクリックして、時代を超えて人々に感動を与え続けるファッションを振り返ってみよう。お気に入りはどれ?
これまでのカンヌ国際映画祭の印象的なファッション
第77回カンヌ国際映画祭の華やかさに注目
ファッション カンヌ国際映画祭
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