太陽が沈むと、本当の冒険が始まる
インターネットの荒らしはネット上で好き勝手に意見を述べることで知られており、好きな国や嫌いな国についての考えもそのひとつだ。World Population Reviewの調べではたいていの人は外国に対して自分なりの意見を持っており、その意見は政府や軍の行動、主な文化や宗教あるいは観光客としての振る舞いなど、さまざまなものによって左右される。あなたのお気に入りの旅行先が世界で1番嫌われている国の1つかも？ギャラリーをチェックしてこのランキングどう思うか確認してみよう。
南アフリカは暴力と人種差別を特徴とする複雑な社会的、政治的過去で知られている。現在も続く暴動や農場への襲撃事件など、アパルトヘイトの影響が色濃く残る。こうした背景が多くの人々の考えを決定づけている。
あるユーザーはジャスティン・ビーバーが原因でカナダが嫌いだという反感の単純な理由を述べた。
オーストラリアは素晴らしい国であるにもかかわらずこのリストにランクインしている。その美しさに敵対心を抱く人もいるようだ。
ミャンマーはイスラム教徒であるロヒンギャに対する迫害を続けており大きな批判にさらされている。さらに同国は何年にもわたって内乱を繰り返しており、2021年の軍事クーデターでその激しさはピークに達した。その後、国内では表現の自由や独立メディアに対する厳しい統制が敷かれている。
イタリアのローマに位置する小国バチカン市国はローマ法王の居住地でありローマカトリック教会の本拠地である。この国の悪評は教会内の性的虐待騒動の隠ぺいに関わることが主な原因である。
カタールは人権の侵害、性差による不平等な扱い、深刻な貧富の格差で知られている。カタールの問題は2022年のワールドカップ開催時にはっきりと明らかになった。立場の弱い移民たちはこのイベントのための建設工事で働かざるを得ず、不運にも数千人の命が失われた。
2017年に国連はトルコの重大な人権侵害を非難した。
FIFAワールドカップ優勝でアルゼンチンの地位が急上昇した。サッカーファンがネット荒らしの中心なのだろうか？
1998年、政治的混乱と深刻化するアジア通貨危機のためインドネシアでは数多くの抗議デモが発生した。これらのデモは中国人コミュニティを標的にした凄惨な民族的暴動へと発展し、1,000人以上の死者を出した。さらにこの暴動では100人以上の中国人女性が性的暴行を受けた。20年が経過したにもかかわらず、インドネシアの歴史におけるこの悲劇に基づく人種間の対立は依然として続いている。
コソボとクロアチアの人々はこの国の歴史と国民に対して長い間、反セルビア感情を抱き続けてきた。
アフリカの海岸線沿いでは海賊問題が依然として続いている。
韓国は以前に比べて嫌われなくなった。K-POP人気のおかげだろうか？
メキシコはその素晴らしい美しさと活気に満ちた文化遺産で知られているが、残念ながら汚職と広範囲に脅威をもたらす麻薬カルテルの容赦ない支配によって損なわれている。国連は女性にとって世界で最も危険な場所のひとつにメキシコを指定している。
イタリア人は礼儀知らずで外国人に対して無愛想だと指摘する人もいる。この件について皆さんはどう思うだろうか？
現在も続く内戦と紛争によって国家は分裂し、深刻な被害をもたらしている。
フランス人は無礼で高慢なことで知られている。特に観光客に対してそうらしい。
その美しさとは裏腹にドイツはナチスの国だった過去があるため人気は低い。
帝国国家としての歴史からイギリスに対する反感は世界中にある。
アフガニスタンは2021年のタリバン政権樹立を皮切りに紛争と不安定な情勢が続いており、原理主義政権下で女性の権利が失われている。
栄養失調、児童労働、人身売買、その他の現代の奴隷制度が南アジアのこの国の問題として根強く存在する。
第二次世界大戦、南京事件が起きて以降、中国人は反日感情を抱いてきた。
サウジアラビアは女性の権利という面が決定的に欠けている。
テロや誘拐などの危険性、そしてイラク国内の全体的な不安定な情勢から、多くの国がイラクへの渡航を避けるよう強く推奨している。
イランは女性や子どもの権利がひどく欠如している国である。2022年の抗議デモに対する政府の対応は暴力的で、それが原因でイランはこのランキングの8位から7位に転落した。
ウサマ・ビン・ラディンは身を隠していたパキスタンのアボッターバードの施設でアメリカ海軍特殊部隊に発見され射殺された。
この国はパレスチナ人に対する待遇とヨルダン川西岸地区の続く占領により、世界中でかなりの不評を買っているとVoxは説明する。こうした状況は2023年10月のこの地域への攻撃でさらに深刻化した。
アメリカは支配的な国だと思われがちだ。歴代大統領による戦闘行為や、紛争を引き起こし「自分たちに関係のない問題に干渉する」傾向から、アメリカやアメリカ人が世界中で数多くの人々から嫌われ、世界で最も嫌われている国のトップ5に入っているのも理解できる。
複数の情報源によれば、北朝鮮は世界的に最も人権侵害がひどい国として広くみなされている。北朝鮮市民は表現の自由に対する厳しい制限を受けており、定められた枠からはみ出した者には重大な制裁が待っている。体制に反発する者にとって労働キャンプは大きな脅威である。
中国の北京では1989年に天安門事件が発生し、共産国家を守るために中国人民解放軍が多くの市民の命を奪った。世界的な反中感情の高まりはコロナの発生によってさらに強まった。
長年にわたりアメリカとロシアの関係は緊張状態にあり、欧米からの批判は現大統領のウラジーミル・プーチンに集中していた。状況は2022年のウクライナ侵攻の勃発によって悪化した。
提供元：(World Population Review) (Viable Outreach) (Watch Mojo) (The Top Ten)
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