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失恋やパートナーを失うという明らかな悲しみ以外にも、離婚ではもう一つ深刻な影響を受ける。金銭面のことだ。財産分与の取り決めの段階になると、事態はいつも複雑になる。有名人の離婚では、数億円単位の財産問題になることも多いから尚更だ。

ギャラリーをクリックして、離婚と引き換えに財産を失った有名人を確認してみよう。

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ドクター・ドレーと元妻のニコール・ヤングは2021年末に離婚の和解が成立した。夫妻は財産の分配を巡って争ったため、手続きは1年以上続いた。ドレーは、2回に分けて約1億米ドルを支払うことで合意した。ドレーは、夫妻が所有する10軒の家のうち7軒、10台の車のうち6台、アップル株、ビーツ・エレクトロニクス（Beats by Dre）からの収益、および自身の音楽と商標の全権利を維持することができた。

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英国史上最高額の離婚裁判のひとつ。ブルームバーグによると、ロンドンの裁判官はドバイ首長シェイク・ムハンマド・ビン・ラーシド・アール・マクトゥームに対し、別居中の妻、ハヤ・ビン・タル・フセイン王女と子供たちに推定7億3,400万米ドルを支払うよう命じた。そのうち約半分は、警護費用、装飾品などの費用として3か月以内に支払う必要がある。また、子供たちが教育を受けている期間は毎年支払いがなされ、残りは学習資金などとなる。裁判官は、シェイクが妻と彼女の弁護団の電話をハッキングするよう命じたことに対して、このような高額な判決が下されたと述べたという。

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ケリー・クラークソンとブランドン・ブラックストックは理想的なカントリーミュージックの夫婦と思われていたが、残念ながら2020年6月に離婚を申請。事態は険悪なものとなった。クラークソンは子供たちの親権を獲得したが、ブラックストックは2020年12月に巨額の和解金を求めた。彼は、生活費と養育費として毎月約436,000米ドル、さらに弁護士費用として200万米ドルを支払うよう要求した。最終的に、裁判官はクラークソンが毎月約195,601米ドルを支払い、さらに弁護士費用として約125万米ドルを支払うよう命令した。

▲この米国の有名歌手マドンナは、2000年から2008年まで英国の映画監督であるガイ・リッチーと結婚していた。

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ところがうまくいかず、映画監督はマドンナに約7,600万ドルを支払うことになった。ガイ・リッチーは以前よりも少し貧しくなった。

▲マドンナの広報担当リズ・ローゼンバーグがトゥデイ紙に語ったところによると、史上最も高額な離婚のひとつであった。

▲ハリウッドスタのフォードは、脚本家のメリッサ・マティソン（1950-2015年）と18年間結婚生活を送っていたがうまくいかず、2001年に離婚訴訟が起こされた。

▲正確な金額は不明だが、英紙デイリー・メールによると、ハリソン・フォードは約8,500万米ドル～1億1,800万ドルを支払うことになった。

▲1978年、米国俳優のコスナーは大学時代からの恋人で女優のシンディ・シルヴァと結婚した。結婚生活は1994年まで続いたが、シンディはケヴィン・コスナーが仕事ばかりで常に不在だったことに不満を抱いていたと公表した。

▲ピープル誌によると、ケヴィン・コスナーは約8,000万米ドルを支払うことになった。

▲タイガー・ウッズとスウェーデン人モデルのエリン・ノルデグレンの6年間の結婚生活は2010年、タイガー・ウッズの度重なる浮気によりピリオドを打った。

▲デイリーニューズによると、タイガー・ウッズは多くのスポンサーを失い、約1億1,000万米ドルの和解金を支払うことになった。

▲度重なる浮気報道により、世界最高ゴルファーとしての彼のイメージと信頼性は崩れた。

▲米国歌手ダイアモンドとマーシャ・マーフィーは、結婚から25年後の1995年に離婚した。