史上最高のダンスミュージック - ダンス曲といえば、台所でもクラブでも、あらゆる場所で体が動いてしまうような曲のこと。どんな曲でも踊れることは踊れるが、真のダンス・クラシックと呼ばれる曲のノリは何か特別なものがある。時代を超えたディスコチューンからモダンなエレクトリックポップまで、これらのヒット曲は、誰もが楽しく熱狂的なダンスを繰り広げるきっかけとなった。

究極のパーティー用プレイリストを作りたいなら、今からギャラリーで紹介するヒット曲もぜひ加えてほしい。50年近く前のヒット曲から最新のヒット曲まで、誰もがノリノリになること間違いなしだ。再生ボタンを押して、一晩中踊り明かそう！

© Getty Images

「I Feel Love」（1977年） - ドナ・サマー -

ドナ・サマーとプロデューサーのジョルジオ・モロダー、ピート・ベロッテのコラボレーションによる「アイ・フィール・ラヴ」は、ダンスミュージックの中でも最も人気のある曲のひとつである。未来的な雰囲気を醸し出すことを目指して作られたこの曲は、時代を超えて愛され続けている。

© Getty Images 

「Break My Soul」（2022年） - ビヨンセ -

ビヨンセの7枚目のアルバム『ルネッサンス』からのリードシングルである「Break My Soul」は、ダンスポップとハウスの曲である。 リリースと同時に多くの国でチャートのトップに輝いた。 

© Getty Images

「グッド・タイムス」（1979年） - シック -

「Good Times」はディスコのパーティー曲の中でも最も有名な曲のひとつで、今でも誰もが踊り出したくなるような曲だ。歌詞は決して陳腐じゃなく、ベースラインも最高だ。

© Getty Images

「One More Time」（2000年） - Daft Punk -

ダフト・パンクは、テクノやハウスの魅力を世界に示した。彼らの最も愛されている曲のひとつである「One More Time」は、このフランス人デュオを音楽史上最も意外なスターの2人に変えた。

© Getty Images

「Blinding Lights」（2019年） - ザ・ウィークエンド -

80年代風の「Blinding Lights」はそのシンセサイザーの煌めきに、オールドスクールとコンテンポラリーを感じさせる曲。

© Getty Images

「We Found Love」（2011年） - リアーナ ft. カルヴィン・ハリス -

2011年、リアーナはイギリスのプロデューサー、カルヴィン・ハリスと組み、究極のEDMヒットを生み出した。 「We Found Love」は全米チャートで10週連続1位を記録した。

© Getty Images

「I’m Coming Out」（1980年） - ダイアナ・ロス -

LGBTQ のエール曲である「I’m Coming Out」は、ナイル・ロジャースとバーナード・エドワーズがニューヨークのドラッグバーに行った後に書いた曲である。 そこで彼らはダイアナ・ロスのものまねをする数人の人々に気づき、このコミュニティが彼女をいかに慕っているかを理解した。 そして、彼女の曲でなければならないと思ったのだ。

© Getty Images

「In da Club」（2003年） - 50セント -

「ハッピーバースデー」を歌うのが恥ずかしいと感じていた人にとって、この曲は誕生日の定番ソングだっただろう。2003年にリリースされたこの象徴的な曲は、どんなパーティーでも欠かせない一曲だ。

© Getty Images

「ジャスト・ダンス」（2008年） - レディー・ガガ -

ガガのデビューアルバム『ザ・フェイム』からのリードシングル。ダンスポップを再定義したこの曲なしでは、パーティーのプレイリストは完成しない！

© Getty Images

「Stayin’ Alive」（1977） - ビー・ジーズ -

マルチプラチナを獲得したディスコ曲。何十年経っても愛される、とてつもなく中毒性の高いグルーヴ感。1970年代のニューヨークの危険な街で生き残ることを歌った曲にしては、ノリノリだ。

© Getty Images

「Hips Don't Lie」（2006年） - シャキーラ ft. ワイクリフ・ジョン -

この曲を聴けば、最初から最後まで、誰もが思わず腰を動かしてしまう。グローバルな影響を受けたビートで、サルサとレゲトンを融合させ、歌詞は２ヵ国語で歌われている。

© Getty Images

「Don’t Stop ’Til You Get Enough」（1979年） - マイケル・ジャクソン -

マイケル・ジャクソンの最初のヒット曲であり、ディスコ時代の最も象徴的な曲のひとつである。マイケル・ジャクソンが自ら作詞作曲したこの曲「Don’t Stop ’Til You Get Enough」は、グルーヴと官能に満ちた傑作である。

© Getty Images

「Can’t Get You Out of My Head」（2001年） - カイリー・ミノーグ -

21世紀を代表するクラブ曲のひとつであるカイリー・ミノーグの「Can’t Get You Out of My Head」は、ポップスの完璧な名曲として歴史に名を残すだろう。

© Getty Images

「Don't Start Now」（2020年） - Dua Lipa -

Dua Lipaは、2020年のアルバム『Future Nostalgia』でポップ界のトップスターとしての地位を確立した。アルバムのリードシングルである「Don't Start Now」は、踊りながら聴きたい決定的な失恋ソングだ。

© Getty Images

「Hey Ya!」（2003年） - アウトキャスト -

ファンキーなベースライン、手拍子で歌うようなリフレイン、そして忘れられないサビ。このダンスフロア向けのトラックが一度流れたら、じっと座っているのが難しいくらいだ。あのビートを聴いたら、じっとしていられるわけがない。

© Getty Images

「Vogue」（1990年） - マドンナ -

ハーレムのブラック・ドラァグ・ボールにインスパイアされた「Vogue」は、発売当時も今も、ダンスフロアでかけずにはいられない曲である。1990年の発売当時、600万枚以上を売り上げる世界一のヒット曲となった。

© Getty Images

「1999」（1985年） - プリンス -

明日世界が終わるかのようにパーティーしようというような「1999」は、どんなに退屈なパーティーでも盛り上げてくれる。まさに時代を超えた名曲だ。

© Getty Images

「Dancing on My Own」（2010） - ロビン -

ダンスフロアで聴く失恋ソングほど素晴らしいものはない。ポップミュージックではよく取り上げられるテーマだが、ロビンの「Dancing on My Own」のようにグルーヴ感とほろ苦い感情を併せ持った曲は少ない。

© Getty Images

「Big Time Sensuality」（1993年） - ビョーク -

バンド「シュガーキューブ」を脱退後、ビョークはハウスミュージックの影響を受けたこの曲でダンスフロアを席巻した。この曲により、彼女の人気は世界的に高まった。

© Getty Images

「I Wanna Dance with Somebody (Who Loves Me)」 （1987年） - ホイットニー・ヒューストン -

この不朽の名曲は、無邪気で明るく、高揚した感情を体現しており、聴く人の気分を高揚させてくれる。まさに80年代のダンスフロアの名曲だ。

© Getty Images

「アイム・エヴリ・ウーマン」（1978年） - チャカ・カーン -

Rufusというグループからソロ活動へと転身したチャカ・カーンの出世作となったこの曲。女性らしさを称えるディスコ曲である。

© Getty Images 

「ワナビー」（1996年） - スパイス・ガールズ -

スパイス・ガールズのデビューシングル「ワナビー」は、女性同士の友情の大切さを力強く歌った曲だ。まさにガールズパワー全開！

© Getty Images

「Get on the Good Foot」（1972年） - ジェームス・ブラウン -

「Get on the Good Foot」は、人々のダンススタイルを一変させた。この曲の巧みなポリリズムは、複雑な動き「グッドフット」を生み出し、やがてブレイクダンスとして知られるようになった。

© Getty Images

「Get Ur Freak On」（2001年） - ミッシー・エリオット -

ダンスフロアでも、台所の掃除中でも、この曲を聴けば誰もが思わず体を動かしたくなる。パンジャーブ州（インド）で人気のジャンルであるパンジャーブダンスを大胆に取り入れたこの曲は、まさに傑作。

© Getty Images

「Dancing in the Dark」（1984年） - ブルース・スプリングスティーン -

この80年代のヒット曲に合わせて思いっきり踊るのに、これほどぴったりな曲はない。歌詞を全力で歌いながら踊るのだ。当時もクールだったが、今でもクールだ。

© Getty Images

「Call Me Maybe」（2012年） - カーリー・レイ・ジェプセン -

この曲を聴きながら、夏の恋人を思い浮かべて踊った人もいるだろう。完ペキなポップスの一曲であるこの2012年のヒット曲は、カナダ出身のカーリー・レイ・ジェプセンを一躍有名にした。

© Getty Images

「Rock Your Baby」（1974年） - ジョージ・マックレイ -

1974年の夏、このスムーズな名曲がビルボードホット100で1位を獲得した。ロック・ユア・ベイビー』はジョージ・マクレ―のデビューシングルである。悪くない！

© Getty Images

「Tik Tok」（2009年） - ケシャ -

ケシャのデビューシングルであるこの曲は、2009年のクラブやハウスパーティーで必ず流れていた。そのメッセージは明確だった。ジャックダニエルを注いで、夜が明けるまで寝ないこと！

© Getty Images

「U Can't Touch This」（1990年） - MCハマー -

MCハマーの代表曲であり、この曲ほどダンスパーティーを盛り上げる曲はない。 ゆったりとしたパンツを穿けば、準備完了だ！

© Getty Images

「Wake Me Up Before You Go-Go」（1984年） - Wham! -

純粋に楽しい気分になれる曲がある。この「Wake Me Up Before You Go-Go」もその一つだ。ジョージ・マイケルが作詞・作曲を手がけたこのダンスポップは、1980年代を思い起こさせる。

© Getty Images

「Get Lucky」（2013年） - Daft Punk ft.ファレル・ウィリアムス、ナイル・ロジャース -

4人全員による共作である「Get Lucky」は、ハウスミュージックにインスパイアされたディスコ、ファンク、ポップスの要素を取り入れた曲で、聴く人皆が踊り始めた。この曲は、ダフト・パンクの出身国であるフランスを含む複数の国で1位を獲得した。

© Getty Images

「Party Rock Anthem」（2011年） - LMFAO -

EDMとラップが組み合わさると、何か特別な魅力が生まれる。LMFAOの曲を聴けば、誰もが踊り出したくなる。この曲には「Every day I'm shufflin」という有名なフレーズがある。

© Getty Images

「Push It」（1987年） - Salt-N-Pepa -

女性だけのラップグループによる大ヒット曲。この曲が流れたら、ダンスフロアで汗を流すしかない！

© Getty Images

「江南スタイル」（2012年） - Psy -

誰もがヒットするとは考えていなかっただろう「江南スタイル」は、私たちの予想を覆した。韓国のヒット曲が、ポニーギャロップのダンスを特徴とした世界的な大ヒットとなったのだ。

© Getty Images

「Uptown Funk」 - マーク・ロンソン ft. ブルーノ・マーズ -

ブルーノ・マーズとマーク・ロンソンの4度目のコラボレーションであるこの曲は、何回聞いても飽きないファンキーでグルーヴ感のある曲だ。

© Getty Images

「Levels」（2011） - アヴィーチー -

「Levels」は、故DJアヴィーチーによるプログレッシブハウス曲である。2011年にリリースされたこの曲は、気分を高揚させ、誰もが体を動かしたくなるような、拳を振り上げるような曲である。

© Getty Images

「It’s Raining Men」（1982年） - ウェザー・ガールズ -

1982年に全米でナンバーワンのダンスヒットとなった「It’s Raining Men」は、究極のダンストラックだ。さまざまなタイプの男性について歌ったこの曲で踊らない人はいないだろう。

© Getty Images

「Yeah」（2004年） - アッシャー ft. リル・ジョン、リュダクリス -

クランクと R&B を絶妙にブレンドした「Yeah」は、パーティーの定番曲として不動の地位を確立した。リル・ジョンの特徴的な叫び声が曲を盛り上げる。

© Getty Images

「Y.M.C.A.」（1978年） - ビレッジ・ピープル -

誇り高きゲイのステレオタイプが安っぽい賛歌を歌うグループ、ヴィレッジ・ピープルを好きにならないわけがない。 「Y.M.C.A.」は今日でも名曲として知られている。

© Getty Images

「ティル・ザ・ワールド・エンズ」（2011年） - ブリトニー・スピアーズ -

EDM全盛期に、ブリトニー・スピアーズは終末論的なパーティー曲を発表した。ケシャ、アレクサンダー・クロンルンド、ドクター・ルーク、マックス・マーティンが作曲したこの曲は、まさにヒットしないわけがなかった。

© Getty Images

「I Will Survive」（1978年） - グロリア・ゲイナー -

ディスコ曲であるこの時代を超えた名曲は、失恋後に自分の強さを発見したことを歌っている。失恋後にこの曲に合わせて踊ったことがある人は、正直に手を挙げて！

© Getty Images

「Groove Is in the Heart」（1990年） - Deee-Lite -

1990年にデビューシングルとしてリリースされ、世界中でナンバーワンヒットとなった。今日では、このジャンルの名曲として知られている。

© Getty Images

‘You Make Me Feel (Mighty Real)’ (1978) - シルベスター -

史上初のゲイのポップスターであるシルベスターのブレイクヒットは、あらゆる面で革命的なものだった。批評家から史上最高の曲のひとつと評価され、文化的にも美的にも重要な曲である。

© Getty Images

「ウエスト・エンド・ガールズ」（1984年） - ペット・ショップ・ボーイズ -

1980年代半ば、誰もがこのシンセポップのヒット曲に合わせて踊っていた。この曲の歌詞は、階級や都心生活におけるプレッシャーに焦点を当てている。

© Getty Images

「Pull Up to the Bumper」（1981年） - グレース・ジョーンズ -

当時のサブジャンル（ニューウェーブ、ファンク、ディスコ、レゲエ）を融合させたこの曲は、グレース・ジョーンズのインパクトを確実に印象づけた。しかし、その性的な歌詞のため、主流派のラジオ局では放送禁止となった。

© Getty Images

「ゲット・ダウン・トゥナイト」（1975年） - KC and the Sunshine Band -

真のディスコクラシックである「ゲット・ダウン・トゥナイト」は、世界中で大ヒットした。柔軟なリズムとキャッチーなサビという究極の要素を持ち、世界中でナンバーワンを獲得した。

© Getty Images

「ウィ・アー・ファミリー」（1979年） - シスター・スレッジ -

バンド「シック」のナイル・ロジャースとバーナード・エドワーズが作曲・プロデュースした「ウィ・アー・ファミリー」は、シスター・スレッジにとって最も商業的に成功した曲となった。

© Getty Images

「Tainted Love」（1981年） - ソフト・セル -

グロリア・ジョーンズのヒット曲を、ザ・シュプリームスの名曲とミックスしたシンセポップバージョン。このニューウェーブのヒット曲は、発売以来、ダンスフロアを魅了し続けている。

© Getty Images

「Don’t Leave Me This Way」（1976年） - セルマ・ヒューストン -

「Don’t Leave Me This Way」は、ダンスフロアで盛り上がる曲で、モータウンの名曲として商業的にも大成功を収めた。それもそのはず！

© Getty Images

「Scary Monsters and Nice Sprites」（2010年） - Skrillex -

まだダブステップが主流ではなかった時代に、スクリレックスは「Scary Monsters and Nice Sprites」という曲でそれを一変させた。

© Getty Images

「ファイアースターター」（1996年） - ザ・プロディジー -

1997年にリリースされたこの曲は、プロディジーの最初の国際的なヒット曲となった。スタジオでふざけながら作った曲だというが、誰が想像できただろうか？

© Getty Images

「ケミカル・ビーツ」（1995年） - ザ・ケミカル・ブラザーズ -

懐疑的な人々は、テクノがかつてのロックンロールと同じようなパワーを持つことができるのか疑問視していた。しかし、マンチェスター出身のこのデュオが登場した。テクノのスクイッシュとヒップホップのブレイクを融合させた「ケミカル・ビーツ」は、90年代を変えたサウンドのひとつとなった。

© Getty Images

「Turn Down for What」（2013年） - DJスネーク ft. リル・ジョン -

パリ出身のプロデューサーとラッパーのリル・ジョンの壮大なコラボレーションは、瞬く間に大ヒットとなった。ポップカルチャーの象徴となったこの曲は、EDMに活力を与えた。

© Getty Images

「Back to Life (However Do You Want Me)」(1989) - ソウル・II・ソウル -

この国際的なヒット曲は、イギリスのR&Bバンド、ソウル・II・ソウルによるもの。この曲で、彼らは初のグラミー賞（最優秀R&Bパフォーマンス賞（デュオまたはグループ））を受賞した。

© Getty Images

「I Love It」（2012年） - アイコナ・ポップ ft. チャーリー・XCX -

このスウェーデン人デュオのシンセサイザーを駆使した楽曲は、2012年のヒットチャートとダンスフロアを席巻した。ボリュームを上げて、一晩中踊り明かそう！

© Getty Images

「Pump Up the Jam」（1989年） - テクノトロニック -

キャッチーなドラムビートとサイケデリックな雰囲気が特徴のこの曲は、1989年に大ヒットしたのも当然だろう。ベルギーのこのグループは、メインストリームのヒップハウスミュージックを大いに盛り上げた。

© Getty Images

「Fuego」（2008年） - ボンバ・エステレオ -

エレクトロニカとトロピカルミュージックを融合させたこの曲は、2008年にコロンビアのバンド、ボンバ・エステレオによって発表された。キャッチーな曲でオルタナティブ音楽に貢献し、彼らの国際的な成功につながった。

© Getty Images

「Don’t You Want Me」(1981) - ヒューマン・リーグ -

1981年にイギリスで最も売れたシングル「Don’t You Want Me」は、シンセポップの成功例である。ヒューマン・リーグの最もよく知られ、成功した曲である。

© Getty Images

「212」（2011年） - アゼリア・バンクス ft. レイジー・ジェイ -

ニューヨーク出身のアジーリア・バンクスとベルギー出身のDJデュオ、Lazy Jayのコラボレーション曲「212」は、ハウスミュージックとヒップホップの究極の融合曲。この曲で、バンクスのラッパーとしての才能も世界中に知らしめた。

出典： (Rolling Stone) (Time Out)

© Getty Images