改宗したスターたち -

政治と同様に食事の席で宗教について論じるのはマナー違反だ。しかし多くの人々にとって宗教は議論するだけの価値がある人生の大切な一部なのだ。自分の宗教的な選択を公にする著名人もいれば精神的な信念について沈黙を貫くことを選ぶ人もいる。その選択は極めて個人的なものであり結婚、トラウマ、意義の追求といった要素に左右されることが多い。

どのセレブが人生において信仰心が変化したか興味がおありだろうか？ならばクリックして改宗したスターを見てみよう。

© Getty Images

シネイド・オコナー -

1990年にヒットした「愛の哀しみ」で知られるアイルランドの歌手は、2018年にイスラム教に改宗し名前をシュハダ・サダカットに改めたと発表した。

© Getty Images

シネイド・オコナー -

オコナーはローマ・カトリック教徒として育てられたが、生涯を通じてカトリック教会の虐待に対して繰り返し発言してきた。彼女の決断は「知性ある神学者としての道のりの自然な結論」であったという。オコナーは2023年に残念ながらこの世を去った。

© Getty Images

ソフィア・リッチー -

ソフィア・リッチーはユニバーサルミュージックグループ会長兼CEOのルシアン・グレンジの息子であるエリオット・グレンジとの結婚を前にユダヤ教に改宗したことを2023年にソーシャルメディアで明かした。ソフィアは父ライオネル・リッチーによってクリスチャンとして育てられカリフォルニアのオークス・クリスチャン・スクールにも数年間通っていたが、改宗したことは人生で最も素晴らしい経験のひとつだと語っている。

© Getty Images

ソフィア・リッチー -

2023年4月3日に24歳の彼女は自身のインスタグラムのストーリーでヘブライ語で書かれた文書に署名している写真を公開し「なんて素晴らしい日なんだろう。先唱者のネイサン・ラムに感謝したい。私の人生で最高の経験のひとつよ。今日がその日！！！」とし、ダビデの星の絵文字を5つ添えて締めくくった。

© Getty Images

シャイア・ラブーフ -

シャイア・ラブーフに信仰心が目覚めたのは2022年の映画「Padre Pio」に主演してからだ。この映画は同名の有名なカトリックの聖人の物語を描いたものでラブーフが主人公を演じている。物議を醸したこのスターはメソッド演技派として高い評価を得ており、役作りのためにカプチン修道院で生活した。「神は僕を神のもとに導くために僕のエゴを利用したんだ。この世の欲望から僕を遠ざけるために。全ては同時に起こっていたんだ」と彼は「Bishop Barron Presents」のポッドキャストで説明した。

© Getty Images

シャイア・ラブーフ -

ラブーフは元恋人のFKAツイッグスに対する身体的および性的虐待が公表されたことで、当時はどん底にいたことを明かした。自ら命を絶つことさえ考えたが、カトリックに赦しと救いを見出したと語った。「僕が想像もできないような罪を犯した人たちがキリストに導かれているのを見て"ああ、希望が持てる "と感じたんだ」と言う。ラブーフはユダヤ人の母親に育てられ以前はユダヤ教を信仰していた。

© Getty Images

カーリー・クロス -

2018年にジョシュア・クシュナーと結婚したスーパーモデルはユダヤ教に改宗した。

© Getty Images

ズーイー・デシャネル -

クエーカー教徒およびローマ・カトリック教徒として育てられ、大人になってからユダヤ教に改宗した。

© Getty Images

デイヴ・シャペル -

アフリカ系アメリカ人の女性として初めて聖職に就いたユニテリアン・ユニヴァーサリズム派の牧師の息子である彼は、90年代後半にイスラム教徒となった。

© Getty Images

マドンナ -

この大物歌手はローマ・カトリック教徒として育てられたが、ユダヤ教神秘主義の一種であるカバラにのめり込むようになった。

© Getty Images

マイク・タイソン -

タイソンは服役中にイスラム教徒になった。刑期を終えた後もその信仰は続いている。

© Getty Images

リア・レミニ -

サイエントロジーに対する痛烈な批判を表明しているレミニは2013年まで同教会に所属していた。脱退後はカトリックを信仰している。

© Getty Images

ボブ・ディラン -

ユダヤ教徒だったディランは後にキリスト教徒となった。

© Getty Images

スヌープ・ドッグ -

このラッパーは複数の宗教を転々している。これまでにかじった宗教にはイスラム教、モルモン教、ラスタファリアニズムなどがある。

© Getty Images

ジョン・トラボルタ -

カトリック教徒として育ったトラボルタは後にサイエントロジストになった。

© Getty Images

ティナ・ターナー -

ターナーは大人になって仏教に改宗した。

© Getty Images

アイラ・フィッシャー -

メソジスト女子大学にまで通っていたフィッシャーだが俳優のサシャ・バロン・コーエンとの結婚を機にユダヤ教徒となった。

© Getty Images

ドリュー・バリモア -

2012年にウィル・コペルマンと結婚したバリモアはユダヤ教に改宗し子供たちをユダヤ教徒として育てることを誓った。2016年に離婚した。

© Getty Images

オーランド・ブルーム -

この俳優は仏教徒であるが改宗する前は聖公会であった。

© Getty Images

マリリン・モンロー -

モンローの母はクリスチャン・サイエンスに属していたが、本人はアーサー・ミラーとの結婚を機にユダヤ教に改宗した。

© Getty Images

シャロン・ストーン -

元サイエントロジストは仏教に改宗した。

© Getty Images

カリーム・アブドゥル・ジャバー -

アブドゥル・ジャバーは60年代後半にイスラム教に改宗し、フェルディナンド・ルイス・アルシンダーから改名した。

© Getty Images

エリザベス・バンクス -

以前はクリスチャンだったバンクスはマックス・ハンデルマンとの結婚を機にユダヤ教を選んだ。

© Getty Images

チャーリー・シーン -

元カトリックの彼は90年代後半にクリスチャンとして生まれ変わった。

© Getty Images

ケイト・キャプショー -

スティーブン・スピルバーグと結婚した彼女はユダヤ教に改宗した。もともとは米国聖公会派だった。

© Getty Images

ボブ・マーリー -

マーリーは亡くなる前にラスタファリズムを捨てキリスト教徒になった。

© Getty Images

ジャック・ブラック -

ブラックはユダヤ教徒として育ったが、正式に改宗したわけではなく一時的に「無神論者のようなもの」だったらしい。父親になりユダヤ教に戻ったようだ。

© Getty Images

スティーヴン・セガール -

セガールは仏教に改宗したと報じられている。

© Getty Images

アイス・キューブ -

このラッパーは90年代にイスラム教に改宗した。

© Getty Images

リチャード・ギア -

ギアはカトリック教徒として育てられたが後に仏教徒となった。

© Getty Images

サミー・デイヴィス Jr. -

この歌手はユダヤ教に改宗したと伝えられている。

© Getty Images

アリス・クーパー -

アリス・クーパーは伝道師の牧師の子として生まれた。一度は教会から離れたがしばらくして再び戻った。アルコール中毒から自分を救ってくれたのはキリスト教だったとしている。

© Getty Images

ジュリア・ロバーツ -

カトリック教徒として育ったロバーツだが後にヒンドゥー教に改宗した。

© Getty Images

ヤングボーイ・ネヴァー・ブローク・アゲイン -

ヤングボーイNBAが信仰の転向を明らかにしたことは2023年の驚くべき出来事のひとつだ。「Bad Morning」のラッパーは2月1日付のビルボード誌の表紙記事に登場し宗教的な気づきと方向転換について語った。23歳の彼は2022年にリリースした8枚のアルバムのうち5枚がビルボードのトップ10入りを果たし一躍有名になった。数年前からユタ州ソルトレイクシティに馴染みがあった彼は、2020年の武器所持容疑で自宅軟禁処分を受けた際にモルモン教徒が多いこの地域に住むことを決めた。

© Getty Images

ヤングボーイ・ネヴァー・ブローク・アゲイン -

初めてモルモン教の伝道師2人が彼の家のドアをノックした時は追い返したが、よく考えてみると自分が「とても助けを求めていた」ことに気づいたと言う。彼らが戻って来ると招き入れ自分が切実に望んでいた変化について全て打ち明けた。「ビジネスやお金とは無縁のただ素晴らしい魂を持った異なる考え方を持つ人を見るのはただ素晴らしかった」と彼は回想した。伝道師たちは毎日のように彼を訪問するようになり、末日聖徒イエス・キリスト教会への正式な洗礼を受ける準備を整えた。ヤングボーイは「多くのことについて大いに間違っていた」と語り初期の音楽に多かった暴力的な歌詞を反省している。

© Getty Images

オリバー・ストーン -

この映画監督は大人になってから仏教徒になったが元々は米国聖公会教徒として育った。

© Getty Images

エリザベス・テイラー -

クリスチャン・サイエンスの信者として育てられた彼女だが、1959年にユダヤ教に改宗しエリシェバ・ラケルというヘブライ語の名前を名乗るようになった。

© Getty Images

ジョージ・ハリスン -

カトリックの家庭に生まれた元ビートルズの彼はインド文化に魅せられ大人になってからはヒンドゥー教徒となった。

© Getty Images

デヴィッド・ボウイ -

ボウイは生涯にわたってチベット仏教、悪魔崇拝、キリスト教などいくつかの宗教を信奉したほか、一時期は「ほとんど無神論者」とまで自称していた。遺書に記された彼の最後の願い通りに彼の死は仏教式の儀式に従って弔われた。

© Getty Images

ベティ・ペイジ -

このボムシェルは1957年にキリスト教徒となった。彼女がモデル界を去った理由はこれだったという説もある。

© Getty Images

シャルミラ・タゴア -

インドの映画スターは結婚前にイスラム教に改宗した。以前はヒンドゥー教徒だった。

© Reuters

コニー・チャン -

ジャーナリストのコニー・チャンもまた結婚前にユダヤ教に改宗した。

© Getty Images

レイクウォン -

このミュージシャンは2009年にイスラム教に改宗した。

© Getty Images

ゲイリー・ビジー -

薬物の過剰摂取に苦しんだこの俳優はその後キリスト教徒として生まれ変わった。

© Getty Images

トム・クルーズ -

元カトリック教徒がサイエントロジー教会に入信したことはあまりにも有名だ。

© Getty Images

ケイティ・ホームズ -

ホームズはトム・クルーズとの結婚を機にサイエントロジーに改宗したが離婚後はカトリック教会へ戻った。

© Getty Images

モービー -

モービーはかつてキリスト教徒と名乗ることをためらっていたにも関わらずキリスト教に改宗した。

© Getty Images

イヴァンカ・トランプ -

トランプがジャレッド・クシュナーと結婚する前にユダヤ教に改宗したことは有名である。

© Getty Images

スティーヴン・ボールドウィン -

2000年代初頭にボールドウィンはクリスチャンに生まれ変わった。

© Getty Images

ジェーン・フォンダ -

テッド・ターナーとの結婚後にフォンダはキリスト教に改宗した。

© Getty Images