俳優を喜ばせるのは難しく、彼らはある作品、脚本、役柄のさまざまな面で不満を抱くことがよくあるのだ。場合によっては、最終的に監督が折れるまで、何かを変更するよう主張することさえある。
このギャラリーでは、有名な映画の舞台裏を除いて、物事を自分の思い通りに進めようと監督に要求して映画の結末を変えた俳優たちを見てみよう!
ウォール・ストリート・ジャーナルの報道によると、「ジョン・ウィック:コンセクエンス」でキアヌ・リーブスが言ったセリフを数えたところ、169分間で彼が発したセリフはたったの380語で、そのうち3分の1ほどは、「そうだな(Yeah)」のような一言のセリフであったことが判明した。しかし、チャド・スタエルスキ監督は、それは俳優自身の選択であったと言う。スタエルスキは、ウィックにはあまり会話をするシーンがなかったことを明かした。それは、「リーブスは、最初に書かれた脚本から自分の役の会話部分を半分近く削除した」からだそうだ。
なので、リーブスのセリフが一番長いのは、島津耕司役の共演者、真田広之とのシーンで、ウィックが「俺とお前は遠い昔にいい人生を忘れてきてしまったみたいだな」と言うシーンだ。この映画でリーブスはセリスなしで多くのことを演じており、セリフがないにも関わらず興行収入において大ヒットを記録した。
メイス・ウィンドゥを演じるサミュエル・L・ジャクソンは、ジオノーシスの戦い中に居合わせた多くのジェダイで自分の存在を確認するのが難しいことに気づいた。
彼は、クリエーターのジョージ・ルーカスに、自分をもっと目立たせるために紫色のライトセーバーを作ることができないか尋ねた。
ルーカスは当初、ライトセーバーは特定の色しか使えないと言って断ったが、最終的に折れて用意した。
サミュエル・L・ジャクソンの別の要求は「スネーク・フライト」に変更事項があったときに起こった。
映画会社の重役たちがタイトルを「パシフィック航空121便」に変更したいと考えた時、ジャクソンは介入し「スネーク・フライト」のままにするよう説得した。
彼はまた、もっと暴力的にして映画をR指定に引き上げるようスタジオを説得した。
俳優のクリス・ファーリー(シュレックのオリジナルの声)が亡くなった後、マイク・マイヤーズがその役を引き継いだ。映画のかなりの部分が既にアニメーション化された後、マイヤーズはシュレックがスコットランド訛りで話す設定を要求した。
作り直すには400万から500万ドルの制作費がかかったが、ドリームワークスの幹部ジェフリー・カッツェンバーグが折れたのだ。
映画シリーズでレティを演じるミシェル・ロドリゲスは、当初、彼女の役における物語に反対していた。
レティは、ボーイフレンドがいるのに浮気をする内容のはずだったが、ロドリゲスはそれに道徳的に反対した。
彼女は物語を変更しなければこの映画を降板すると脅し、共演者のヴィン・ディーゼルの支持を得た後、ロブ・コーエン監督は変更を許可した。
ルイ・レテリエ監督は、機械式フクロウのブーボ(1981年のオリジナル映画に登場したことで有名)を2010年のリメイクの重要な部分にしたいと考えていた。
唯一の問題は、サム・ワーシントンが大のフクロウ嫌いで、それについての文句が止まらなかった。結局、レテリエ監督はうんざりして、映画内でのフクロウの登場シーンを最小限に抑えた。
映画でアイアンマンを演じるロバート・ダウニー・ジュリアは、オリジナルの結末に感動しなかった。
映画の最後でチタウリがほぼ敗北した後、トニー・スタークが「次はなんだ?」とだけ言ってエンドロールが流れるはずだった。
ダウニー・ジュニアは最終的にジョス・ウェドン監督と共に、映画に3ページ分の脚本を追加して、より良いシーンを作り上げた。
小説では、猫のバターカップは、「醜い見た目」であり、黄色くて汚れているとされている。
最初の映画でバターカップを演じた猫が白黒だったため、ファンと原作者のスザンヌ・コリンズは苦情を言った。
スタジオは最終的に、小説の中のバターカップの描写により似た猫を再キャストすることになった。
ベン・アフレックは、映画のいくつかのシーンで身元を隠すためにニューヨーク・ヤンキースの野球帽を被ることになっていた。
レッドソックスファンの彼は友人や家族を裏切ることはできないと拒否した。
デヴィッド・フィンチャー監督は、アフレックにニューヨーク・メッツの帽子を被らせることで妥協した。
映画の最後に、ブライス・ダラス・ハワードが演じる役がヒールを履いてティラノザウルスから逃げるシーンがあり、評論家からは非現実的だと不満の声が上がった。
どうやらコリン・トレヴォロウ監督は撮影中、女優に靴を履き替えるよう説得しようとしたと主張しているらしい。
ハワードは、自分の役柄に忠実であるためにはヒールを履いていなければならなかったと主張した。
トム・クルーズは「ザ・マミー/呪われた砂漠の王女」に出演する際、かなり厳しい要求をした。その1つは、映画の脚本から宣伝までの過程をの全てに彼が関与して制作することだった。
彼はまた、ミイラよりも自分がスクリーンに映る時間を長くすることも要求した。彼の要求は全て満たされたが、映画は失敗に終わった。これは偶然?
映画の内容を変えさせた要求の多い俳優たち
権力を手に入れたスター
映画 ハリウッド
俳優を喜ばせるのは難しく、彼らはある作品、脚本、役柄のさまざまな面で不満を抱くことがよくあるのだ。場合によっては、最終的に監督が折れるまで、何かを変更するよう主張することさえある。
このギャラリーでは、有名な映画の舞台裏を除いて、物事を自分の思い通りに進めようと監督に要求して映画の結末を変えた俳優たちを見てみよう!